断熱塗装を施す職人

保土ヶ谷区での屋根5回、外壁4回塗りの断熱塗装

建物形状・外装 形状:1戸建て
外壁:サイディング
屋根:カラーベストコロニアル
塗装内容 塗料の種類
・外壁:断熱キルコート
・屋根:断熱キルコート くわしいサイトはこちら
職人 川口、竹内、柳澤、曽根

職人からの感想

国家資格、一級塗装技能士 川口

会社近く、地元保土ヶ谷区西谷のおとなりの上菅田町のお家の塗装です。
最近多い断熱塗装。有名どころではキルコートとガイナがあります。
今回の工事もキルコートで行いました。
実際に体感する断熱性能は本当に驚異的なものがあります。

有名なガイナはJAXA(宇宙航空研究開発機構)のロケット技術が応用されていますが、業界にいる人間から見てしまうと、その分JAXAに版権?というんでしょうか、よくわかりませんが、その名前を使用して営業している分、コスト高になってしまっているのかなという、あくまでも推測なのですがそういう感じを受けてしまうところがあります。
ただ単に大きいということではなく、何とか機構というぐらいですので、研究開発は真剣に取り組んでいることと思います。

会社的にはすこし小さいですが、断熱効果の決め手になる中空ビーズがびっしり入ってなおかつ塗料代も手頃なキルコートの方が、お客さんにも進めやすいのです。
この会社が小さい割には性能が良いというところが、手抜きのしやすい外壁塗装の世界においては、特に真実味があります。

塗装というとこれまで芸能人を使ったり有名で大きい会社は、まず間違いなくどこかに欠陥がある工事だということを断言せざるを得ないということは、残念ながら例外なく経験済みですので。

 会社が大きくなればそれだけの事務方の人間や宣伝も必要で、絶対というほどコスト的な物が工事の質まで食い込んできて悪影響を与えてしまうのが、経験上いやというほど想像できてしまうからです。と、塗装とはすこしかけ離れた話になってしまいましたが、もちろん当店ではガイナも施工しますので、興味のある方はご説明させていただきますので、ぜひご来社ください。

作業風景

カビの生えたサイディング

サイディング。カビがうっすら見えますね。やはり日のあたりが少ない面に発生します。あと植物が近くに生い茂っている場所にも発生することが多いようです。

アクリル板がある家

上菅田町という結構な住宅街です。ご近所同士密接しているお家も多いですが、新興住宅街ほど敷地内は窮屈ではありません。それでも足場作業はこのようにアクリル板のテラス屋根があるため、頭を悩ませます。

口を開いた目地

目地シールが結構口を開けていました。一部サイディング自体割れているのを見ると、外壁に動きがあるようにも思えます。肉やせも一部要因だと思いますが、やはり若干家の動きもあるようです。

軒裏は比較的傷みが少ないようす

軒裏には大した傷みは見受けられません。どのおうちでもそうですが、軒は紫外線が当たらないため傷みも少ないのです。ただし訳の分からない塗料を使用されることもただあります。2回目以降などの塗り替え時、溶剤塗料を塗ると、前の塗装がふやけてどうにもならなくなる時もたまにあります。なんでもそうですが、初回の家の塗り替えは2回目より業者選びに慎重になって工事を行う必要がありますね。

傷み箇所と高圧洗浄

高圧洗浄後

高圧洗浄後です。やはりコケや藻が発生していましたが、いつも通りきれいさっぱりとしました。

高圧洗浄後の反対側

反対側。

破風板が禿げている様子

手前破風板の塗膜がはげています。水洗いでも弱くなった塗装ははげます。ちなみに破風は木製ではなくセメント圧縮したものです。

一部のアクリル板を外して足場を立てました

壁についていたテラス屋根です。アクリル板をところどころ一旦はずして足場を立てました。たまにこういう状況のときがあります。

ひび割れたサイディング目地のアップ

サイディング目地。近くで見るとよくわかります。このように新築からのシールは常に紫外線を浴びています。塗り替えはシールの打ち直しをし、その上から塗装をかぶせることになるので、シールは紫外線を浴びなくなります。そのかわり塗装膜が浴びることになります。なのでセラミックシリコンUV機能をもった塗料も有効なのです。

家の裏のようす

家の裏側です。すこし狭いです。

シーリング(コーキング)から断熱塗料での屋根5回塗り

シール職人によるシーリング

シール職人によるシーリング(コーキング)。

ノンブリードウレタンでのシール

おなじみ2液形の塗装に一番いいノンブリードウレタンをたっぷりと注入しました。

徹底的に行われるシール施工

シール職人によるシールの打ち替えは徹底的です。塗装の職人が行う施工とはそもそも道具が違いますからね。

屋根にシーラーを塗っている職人、川口

一級塗装技能士、川口が屋根にシーラーを塗装しています。今回は外壁、屋根とも断熱塗料のキルコートです。5回塗りの1回目です。

屋根中塗り

透明シーラーのあとは、中塗りです。真白ですが仕上げの色によって、この中塗りの色が変わる場合もあります。

透明シーラーを塗った後

中塗りの前です。透明シーラーを塗った後ですね。

軽い塗り心地のキルコート中塗り塗料

このキルコートの中塗り塗料は、極端にいえばフワフワしています。中空ビーズが塗料の中に含まれているためです。塗料の重さとしても塗った感じの重さにしてもとても軽く塗りやすいのです。

塗布後は触っても暑くない

中塗り終了。この時点で屋根をさわっても全然熱くありません。ふつうは真夏であればあるほどものすごく熱いです。素手ではまずやけどする熱さになります。極端にいえば薄い発泡スチロールを塗った感じといえばわかりやすいでしょうか。

2回目の中塗り、総塗装数は3回目

中塗りが終了したら、2回目の中塗りをします。塗装回数にしたら3回目です。ややこしいですね。しかももちろん作業スピードをあげて人件費のコストを下げるような塗料の薄めすぎはしていません。断熱塗料は塗膜の厚さが特に重要なのです。

スレートの塗り分け

スレートの上の段が中塗り2回目、下がまだ中塗り1回目。下地が透けているのがすこしわかります。またまたわかりやすく言えば、この段階で3回塗りです。

キルコートの塗料缶

キルコート。外壁と屋根合わせて13缶が適切な塗布量。ようするに13缶が適正な量ということです。ほかに破風やら樋やら庇などの塗料を考えると20缶は必要になると思います。付帯塗装の場合は、まるまる1缶使うことはないですが、それだけの分をお客さんのところに置くわけにもいかないため、車に積んで使うだけ下ろすという寓意です。ちなみに屋根で6缶使用します。塗膜に厚みがないと断熱でも何でもなくなってしまいますからね。

上塗り作業

上塗りです。これもたっぷり濃厚に塗っていきます。断熱性能面でもそうですが、そうしないと下の白色が透けて見えてしまうのです。結果としてはさらにもう一度、2回目の上塗りをして、さらに仕上げは汚れ、コケ防止のトップコートを塗って5回塗りという具合です。

見晴らしの良い住宅

上菅田は結構高台にある家も多くここもそうです。屋根に上るとすごく見晴らしがよく、新横浜のプリンスホテルも見えます。

見えている筋はそのうち消えます

このように若干ですが、筋がみえます。これがなくなります。

下屋根の上塗り、遮熱効果もある

下屋根の上塗りです。ちなみにこの上塗りには遮熱効果もあります。

縁切りをした屋根

ここの屋根は勾配も少しあるため本来タスペーサーを使用しての縁切りはまったく必要ないのですが、塗膜が厚くなるため、タスペーサーを入れ念のため縁切りしました。

屋根の仕上げ完了

屋根の仕上げ完了です。

タスペーサー

タスペーサーは屋根に割ってしまう危険性があるため、本当は使いたくないのですが、断熱塗装のときは必要かもしれません。ただキルコートはアクリル樹脂、ガイナは陶器の空中ビーズなのでひび割れにはとても強いのです。もちろん通常のシリコン塗料などでは縁切りはまったくと言っていいほど必要ありません。それで雨漏りしたことも一度もありません。経験でお伝えしています。

生活しやすい養生

外壁の養生

外壁の養生です。マスカーでぴっちりOKです。

ガスまわりの養生は吸い込み口を開けて

給湯器のまわりにもマスカーします。昔新人が吸い込み口まで養生してしまい火がつかないなどのクレームをもらったことがあります。やばいですよね。。ガス関係まわりの養生には気を使います。

外壁2回目の中塗りから上塗りを終え、塗装完了

風が強い日はメッシュシートを巻き上げる

高台のせいもあってか、この辺は年中風が吹いているそうです。雨や強風が続いて作業できないときは、こうして足場のメッシュシートを巻き上げておくことも現場によってはあります。

外壁の中塗り2回目

すでに外壁の下塗りと中塗りは終わっています。白く見えているのは中塗りの主剤クールホワイト。今塗っているのは中塗り2回目、色づけですね。

断熱効果が期待できる屋根

屋根はこのように仕上がりです。絶対の自信を持って断熱効果があると思います。

屋根の上からの見晴らし

晴れた日の屋根の上はすっきり爽快です。気持ちいいですね。

トタン部もスレート部も同じ塗料を使用できる

いい忘れましたが、雨押さえのトタン部にはいつものシリコン塗料の場合のようなエポキシ系のさび止めでは塗っていません。この塗料はトタン部もスレート部も一緒に使うことができます。

見るからに厚く塗られた塗装

みるからに厚く塗れているとわかるのは、私だけでしょうか。そんなことないですよね(笑)

屋根上までメッシュシートを伸ばして飛散防止

お隣に迷惑が及ばないよう、いつも通り足場とメッシュシートも屋根上まで伸ばしています。

破風板の塗装完了

破風板です。下塗りも完了して仕上がりです。それ以外は雨樋や帯板も塗ってます。

トップコートを塗布

この上からトップコートを塗布します。

ベランダ外側

ベランダ外側。

家の構造上、ベランダの中にも足場を立てた

ベランダ内。家のつくりからここにも足場を立てなければなりませんでした。

一枚一枚養生されたアクリル板

足場がなければ、アクリル板一面養生ができたのですが、1枚置きに取り外してあるため、アクリル板も1枚1枚養生です。

電線の養生も丁寧に施す

外壁からは電線がどのお家でもこうして伸びています。電線のマスカー養生ははがすのに手間がかかるのです。

トップコート塗布後

トップコートを塗っています。(キルコートTSクリアトップ)

職人川口の手際の良い塗装

ここまで川口が丹念に塗装してくれました。あとはこのトップコートを残すのみ。

塗りむらが無いようにローラーを転がす一級塗装技能士の柳澤

一級塗装技能士の柳澤。このクリアトップは気をつけないと、塗りムラを起こします。なので二人の一級塗装技能士の腕がここで生きているようにも感じます。

ベランダから覗いた景色

ベランダから覗き込むようにして顔を出したらこんな感じです。

上に登るハシゴ、クサビ足場では安定した作業を行えるようになった

足場の上に上るハシゴです。昔はハシゴさえありませんでした。筋交いという斜めの部材から上がったものです。ただ自分たちで組んでいたため、その筋交いもない足場も多くよくよじ登って上までいってました。さらにいまはクサビ足場なのでさらに丁寧な工事ができるようになりましたね。

足場解体

最終日、足場解体です。

塗装完成

正直かなり長持ちしてもらえると思います。断熱効果の感想は真夏過ぎにぜひ聞きたいですね。

横浜市保土ヶ谷区上菅田町・築–年

アパート塗装/外壁塗装・付帯塗装・その他工事

平成24年–月工事/工事日数–日

職人:川口、竹内、柳澤、曽根

【外壁塗装】

仮設足場組み立て、解体303㎡/飛散防止用メッシュシート張り303㎡/外壁高圧ジェット洗浄253㎡/クラックコーキング処理1式/養生165㎡/下塗り塗料(下地強化剤弾性エクセル)5缶/中塗り塗料(高級DANセラミックシリコン)4缶/上塗り塗料(高級DANセラミックシリコン)4缶/モルタル外壁塗装施工費(下+中+上塗り)137㎡/ケレン・錆落とし60㎡/下塗り塗料(錆止めハイポンデクロ)1缶/中塗り塗料(一液ファインシリコンセラ)1缶/上塗り塗料(一液ファインシリコンセラ)1缶/トタン外壁塗装施工費(下+中+上塗り)塗り板60㎡

【付帯塗装】

雨戸・戸袋(高級シリコン塗装ND155)36枚/雨戸・戸袋小(高級シリコン塗装ND155)6枚/出窓上スチール(高級シリコン塗装)6箇所/庇スチール大3箇所/庇スチール小(高級シリコン塗装)8箇所

【その他工事】

鉄階段補修工事1式(手摺下部補修、踏み込み板5,8,11,12段目補修)/西側(短手)掲示板、撤去廃材1式

NO.hodogaya

目地シーリング打ち替えの参考動画

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