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外壁塗料・ペンキの適切使用

家の傷みに最適で家を長持ちさせる外壁塗装をさせていただきます。
カビ・汚れ・ひびに対抗させる肉厚な塗装!


高級塗料を使い分けて長持ち


知ってましたか? 家によってこんなに使う塗料消費量



「何回塗り?」
「どんな塗料?」

このような質問をしてくるお客さんはいますが「どのくらいの数量を使うのか?」と質問をするお客さんはいません。

職人がシリコン塗料の説明

たとえば高級塗料で3回塗りをしても、シンナーや水をドボドボ入れて薄くのばして塗料では長持ちしません。

うすく伸ばして使えば、使う塗料は少なくて済みます。

でもうすく伸ばした分だけ、「汚れの防止」「亀裂の防止」「カビの防止」などの塗料性能が半減します

高級塗料で塗装したからというだけでは、長持ちするとは限りません。

業者都合で考えれば、塗料はうすめると非常にスイスイと塗りやすくなるために、工期も短縮できて人件費も掛かりません。

塗料の薄めすぎが行われる理由はここから来ます。

外壁塗料のうすめかたを説明

外壁塗装は、足場や養生、人件費なの費用が積み重なったものです。

ただし、最終的には足場は取り外されて、養生はゴミとなって捨てられていきます。

最後に残るのは「塗装膜」です。

下塗り塗料の薄め方を説明

足場や養生はたったひとつの「塗装膜」を作るためだけの手段であって、高い工事費用を出す意味は、この「塗装膜」にあります。

もちろん塗装膜ははがれないことが大前提です。
下地調整が大切なのはこの理由からです。

はがれてしまえば、逆に高級塗料になればなるほど損失が大きくなるからです。

高級塗料で選ぶというのはもっともなのですが、それ以上に大切なのが薄めすぎない最適な数量で塗るということなのです。

お客様に塗料の説明中

塗料には「希釈率」というものがあります。

「この塗料には、これぐらいまで薄めて塗装するのが適切です。」というマニュアル表示があります。

私たち株式会社塗装職人では、外壁の面積、外壁の凸凹、外壁の傷み具合から算出して、マニュアル通りの最適な塗料数量で塗装しています。

シリコン塗料の薄め方を説明
外壁塗料のうすめ方の説明。

モルタルの下塗り工程を説明
モルタル外壁の下塗り工程を説明。

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外壁塗装の計画 塗料の数量について

すくない量の塗料でも、水(シンナー)で必要以上にうすめて量を増やせば、本来塗ることができない多くの面積でも塗れてしまいます。

10缶使っても5缶使っても、仕上がりの差はわかりません。

使用量を明らかにしてもらうことで塗料の薄めすぎを防いでもらいましょう。
塗料の缶の上ぶたにある注意書き
外壁塗料缶の上部にある
うすめ方の注意書き。
薄めすぎと規定量の比べ
外壁に塗装したようす。
右側が薄めすぎ。
実際の見た目でもわからない。
極端な言い方で話しますが、「ドロドロとしたマヨネーズ状の塗料」を外壁に塗っていくのと、それを水でもっと薄めて「シャバシャバとした塗料」で、塗っていくのでは、断然「シャバシャバとした塗料」の方が塗りやすいのです。

特に外壁の塗料は、ドロドロとしたものが少なくないので、それをシャバシャバにしてしまえば、家の外壁まわ りをグルッと1周塗装するところを、2周できるぐらいのスピードの違いが出ることもあります。

スタッコという外壁の種類
スタッコと言われる、
ザラザラして凸凹のある外壁。

工期自体もかなり短縮できるので、職人も3人必要なところを2人にというように、その分の人件費も削ることができるようになります。

特にザラザラして凸凹の起伏がある塗りにくい外壁は、その差はもっと大きく、ローラーに力を込めなければ、塗料が細かい部分まで行き渡りません。

労力的にもかなりの重労働になってくるのでずが、うすく伸ばすことでこれが軽作業となるわけです。

外壁素材のちがいによっても、使う塗料はこんなに変わる!

サイディングボード系の種類 ヒビが生じやすいスタッコ壁

ツルツルとしたサイディング外壁

凹凸が激しくザラザラしたスタッコ外壁

ローラーで塗装

スイスイ塗れるため、塗装作業も効率がいいことが多い。塗料も右のスタッコに比べれば、半分近くの量に収まってしまうことも。ただし目地の継ぎ目が多く、深い場合はそれだけ手間も掛かる。

下塗り塗料

凹凸の谷の部分まで、しっかりと塗料をいき渡せる。大量の塗料が必要になる上にローラーで塗るにも力が必要。職人にとっては手間が掛かる外壁の種類になる。

塗装業者にとって、上のふたつのには、作業時間・手間ともに非常に大きなコストとの違いが生じてきます。同じ大きさの家でも、価格が変わってくる大きな要因でもあります。

モルタル外壁専用弾性塗料

すべて同じ外壁塗料。うすめ方でそれぞれ塗料の状態がかわる。

モルタル外壁専用弾性塗料

左側が薄める前。垂直にしてもあまり流れ落ちない。右側が薄めすぎの状態。(気温が冬のため少し固め)



~ 塗料による塗装耐久性の低下 ~

必要以上に薄める。

矢印

塗装(塗膜)がうすく仕上がってしまう。

矢印

薄まる分だけ、塗料性能(ヒビやカビ等を防止する機能)も半減。

矢印

塗膜自体の厚さ不足による強度不足。

矢印

耐久性の低下
(ヒビ・カビの再発、光沢の低下、塗膜のハガレ、汚れが付きやすい、)

矢印

家の大きさにあった塗料の選別

ちなみに、塗料メーカーが発行する「出荷証明書」というものがあります。
これは「業者が10缶注文しましたよ」というもので、最適な使用量とは異なるものです。

水を適度にうすめて混ぜ合わせた

水を適度にうすめて混ぜ合わせたようすの外壁塗料。

ようじが突き刺せるほど、厚い

塗装(塗膜)にようじが突き刺せるほど、厚い塗装の外壁の仕上げ方もある。

塗料を適正に扱えば・・・
  • カビに悩むなら、カビ防止薬剤の効果を発揮して、カビの再発を防止する塗装ができあがります。
  • 外壁のヒビなら、ヒビに対応する機能が働き、ヒビを防ぐ塗装ができあがります。
  • 汚れをはじく効果を発揮して、外壁の美しさを長く保つことができる塗装ができあがります。

塗料メーカーの看板



最低10日の工事日数かかっていますか?

メーカーマニュアル工事をするためには、一般の住宅の大きさで外壁と屋根の塗り替えでは、休みなしの全行程で10日は最低限必要になります。

短期間の工事は業者の利益になるため結果的に手抜きとなって現れることも多くなりますが、消費者の利益につながることはありません。それよりも不利益につながることばかりです。

私たちだけでなく他業者さんからの見積書や説明でもよくわからない場合は、このこと優先して頂ければお客さん側の利益にもつながります。

外壁塗装は、工期=品質でもあるのです。

 


使用前、使用後の塗料のイメージ写真。

クリックで拡大。

シリコン塗料。 シリコンの下塗り塗料。 防水塗料の材料 日本ペイントの塗料缶たち
日本ペイントの下塗り塗料缶など 水性シリコンセラ 塗料の空き缶。 塗料の説明をする職人。
屋根塗料の空き缶など。 お客様と塗料缶 塗料の説明中 塗料の説明中
空の塗料缶 並べられた塗料缶 シンナー系(溶剤)の塗料など シリコン塗料
塗料の中 モルタル専用弾性外壁塗料 シーラーとシリコン塗料 お客さまに説明中
並べられた塗料缶 塗料缶や量りなど 外壁シリコン塗料の数量説明中 外壁塗料の大量の空き缶。
並べられた塗料缶 実際に塗料を塗って説明する職人 弾性エクセル。 さまざまな塗料缶

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