2009年11月23日着工
工期22日

職人
竹内、星野、川口、五十嵐、曽根、柳澤
見積もり担当
曽根
現場監督・最終点検
川口、竹内
RC(鉄筋コンクリート)壁のひび割れや欠けの補修をしてから明るいグレーに塗替えました。各所にアクセントカラーの赤を塗布してスタイリッシュな仕上がりになっています。屋根や鉄部の塗装のほか、コーキングも実施。
今回の施工は、横浜市神奈川区にある鉄筋コンクリートのビルです。
形的にはビルと言っても、オーナーさんとそのご親戚が住む、形態としては住宅ですね。
この程度になると足場は二日掛けて建てられました。高圧洗浄も二日間かけて行いました。
下地の調整や外壁の目荒らしに至ってはほぼ職人全員総出の三日間。
今回の作業の一番の要は塗装の剥がれを生じさせないためです。
打ちっぱなしのコンクリートには、撥水剤を塗布していることも多いです。
再度撥水剤も考えましたが、現状の雨だれ汚染を気にしている以上、それだけでは解決になりません。
私たちの施工では、今までは水性シリコン浸透ガードという、シリコンとフッ素も混合されている塗料を使用していました。
ですがその塗料は本来素材に対して吸収させて仕上げる塗料です。
塗装というものは、塗膜を張る塗料と吸収させる塗料との2種類があるわけですが、今回のように撥水剤が施してある外壁の場合、塗料がはじいてしまい吸収させることができません。
結果塗膜を張るタイプの通常の塗料でオーデコートというシリコン塗料という選択に至りました。
この辺については、オーナーさんが私たちに見積もり依頼をする前に、建物を建てた一級建築士さんにも相談をしていたため、じっくりとお二方にも説明させていただきました。
ただ塗膜を張ると言っても、下地に密着せず剥がれてしまえば後々大ごとになります。
この辺はめちゃめちゃ気を使い作業させていただきました。
塗料メーカーと相談を重ね、念入りな下地調整と密着性の高いファイン浸透シーラーをガッツリ塗るということで、納得し塗装しました。
おかげさまで6年経過の2015年現在もとても良好な具合を保っていると思います。
※動画は2014年。
後は下地モルタルの浮きが多数あったので、念入りな打検調査をし、エポキシ樹脂注入ピンニング工法の補修も不足ないように心がけました。
ちなみにうちの社長は国家資格のエポキシ樹脂注入施工技能士でもあります。
屋上防水は笠木の浮きも激しかったですね。
エポキシ樹脂注入はもちろんのことクロスを貼ってクラックにも対応しました。
防水自体は塩ビシート防水。漏水の可能性を少しでも排除すべくアンテナを架台から外して処理しました。
この建物は何とコロニアル屋根もあります。そこはいつも通りのシリコン塗装。
鉄筋コンクリートでは定番の打ち継ぎ目地シールとサッシ回りの打ち替え、ベランダはウレタン防水の上に長尺シート。
もちろんPS扉などの鉄部塗装もありタイルの張り替えがないだけで、大がかりな大規模修繕工事でないにも関わらず、この規模としては多くの種類の工事をこの1件だけで施工させていただきました。
塗装は一級塗装技能士、防水は一級防水施工技能士の投入です。