教えて!株式会社塗装職人 VOL.10・プロの腕が試される「下地調整」の重要性
(木部、鉄部塗装などの下準備)
神奈川県全域をかバーする地域新聞「タウンニュース」
横浜市保土ヶ谷区版の定期連載コーナー「外壁塗装Q&A」
Q…前回までは「塗料」をテーマに、その品質や適材適所の重要性、さらには“薄めすぎず”適正な濃度で塗る事も大切さを数回にわたり解説して頂きました。
A…そうですね。確かに塗装工事の中で塗料の存在は重要です。でも実際の現場では塗る作業の前に一つ、大切な仕事があるんですよ。
Q…それは具体的にどんな作業なのでしょうか?
A…薄めすぎをしない適正量の高級塗料で丁寧に施工したとしても、塗装面がもし剥がれてきてしまえば、何の意味もありません。
これを防ぐために私達プロの職人は『下地調整』という作業を行うのが一般的です。
Q…塗装を行う部分をキレイにする訳ですね?
A…基本的にはその通りなのですが、例えば木や鉄に塗料を施す時に、あまりツルツルした部分に塗装を行うと、その場所は剥がれやすくなるケースが多くあります。
ですので、こうした場合はサンドペーパー等で塗装面を研磨(けんま)して逆に微細なキズをつけてから施工をする事で剥がれを防ぐ処理を行います。
Q…塗装面を事前に洗浄したりしないのですか?
A…もちろん行います。
外壁や屋根には、よくカビなどが生えていたりしますよね。
通常は高圧の水で洗い落としてから塗装するのですが、もしこの洗浄作業を怠れば、これらの汚れの上から塗装をすることになり、塗料が下地と密着せず結局は剥がれの原因になります。
また特にトラブルになりがちなのがコロニアルというスレート系の屋根です。
この屋根の場合、塗料の質や量に気を配り、さらに3度塗りなどを施しても水洗いが足りない不完全な『下地調整』では「剥がれ」が発生しやすくプロの腕が、より試される事になります。
教えて!株式会社塗装職人連載コーナー講師プロフィール
外壁塗装専門店 株式会社株式会社塗装職人代表曽根 省吾
事務所 横浜市保土ヶ谷区西谷町1235-9 045-382-3600
今週のひと言
「下地調整」をしっかり行えば、その塗装工事はより長持ちします。
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