教えて!株式会社塗装職人 VOL.9・塗料は品質同様、薄めすぎにも注意!
(無駄になる高級塗料の薄めすぎ)
神奈川県全域をかバーする地域新聞「タウンニュース」
横浜市保土ヶ谷区版の定期連載コーナー「外壁塗装Q&A」
Q…前回は意外と知られていない「塗料の重要性」について『適材適所が重要』という事を教えて頂きました。とはいえ、やはり値段の高い塗料の方が何かとメリットがあるような気がするのですが…?
A…確かに高級な塗料を使用して工事を行えば長持ちします。
しかし、大半の塗料は仕上がりのキレイさや、塗りやすさを確保するため原液をある程度希釈して(薄めて)塗ることになります。
水性なら水で薄め、溶剤系ならシンナーで薄めて塗ります。
ですので、材料コストの点から、高級な塗料であっても必要以上に薄くしてから塗るような工事には注意が必要です。
Q…せっかくの高級塗料も薄めに塗られたら台無し…という訳ですね?
A…ええ。薄めて塗られても、仕上がりの差はほとんど見分けられませんが、中身が違っています。
前回の繰り返しになりますが、塗料にはヒビに強い塗料や汚れに強い塗料など、それぞれの性能を持った塗料があります。
薄め過ぎてしまうことで、それらの性能が半減して、十分に発揮されなくなる危険性があります。
Q…塗装業者が、塗料を薄め過ぎるのを防ぐ方策などはないのでしょうか?
A…塗装工事費用の中身はほとんどが人件費です。
その人件費を極力抑えるためにも、作業効率の良さ、すなわち塗料を薄めて伸ばして、塗りやすくすることは非常に理にかなっているのです。
ただ、残念ながら、消費者サイドで薄め過ぎをしていないか、きちんと規定量の塗料で塗ってくれているのかなどの確認は現実に困難かも知れませんが、この知識のことを知っている事実だけでも、業者さんはより慎重に事を運んでくれるのではないでしょうか。
教えて!株式会社塗装職人連載コーナー講師プロフィール
外壁塗装専門店 株式会社株式会社塗装職人代表曽根 省吾
事務所 横浜市保土ヶ谷区西谷町1235-9 045-382-3600
今週のひと言
規定量の塗料でキチンと工事してくれるのか?を常にチェックしている姿勢をみせることが肝要です。
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