2010年11月30日着工
工期

職人
竹内、川口、曽根
見積もり担当
菊池
現場監督・最終点検
壁はサイディングの凹凸が深いので塗り残しに気を付けて塗替え。トタン屋根には、太陽光を反射させる遮熱塗料を使用して塗装しました。屋根に設置してあるソーラーパネルの下も、しっかり塗り込んで仕上げます。
戸塚区にあるお住まい、今回は竹内、川口、曽根が工事に取り組みます。
近くにはフェリス女学院大学がありました。言わずと知れたキリスト教の女学院は、最初は「キダーさんの学校」と呼ばれていたらしいのですが、時を経て、今のフェリス女学院に落ち着いたと言います。
緑園都市駅から女学院を北から東に廻り込んだ先に、今回施工させていただくご自宅があります。
いつものように足場を組み立て、洗浄の後は各所の目荒らしです。目荒らしとは、いわゆる研磨の事で、簡単に説明すると目荒らし専用のパッドでプラスチックや鉄部などをこすり、目には見えないくらいの細かいキズをつける作業です。こうすることによって塗料の食い付きが良くなり、塗料が綺麗に乗るんです。
今回のご住宅ではソーラーパネルを設置しており、職人の腕が伸びれば話ば別だったのでしょうが……いくら職人といえど普通の人間です、腕は伸びませんし、届かないところは届きません。
届かない部分は手をつけないのではなく、そんな場所の屋根の目荒らしもちょっとした工夫をしました。稀なケースではありますが、手の届かないところをデッキブラシで目荒らしします。これはサイディング屋根には使えない(サイディングでは屋根が目荒らし以上に傷ついてしまうため)手法ですが、それでも滅多に使いません。トタン屋根限定の、ちょっとした工夫です。
必死に腕を動かす目荒らしは、たとえ11月末であろうが、腕まくりをしてしまうほどに体が熱くなります。
ミッチャクロンとは下塗り用の塗料のことです。これを満遍なく塗り、下塗りや中塗りを行います。今回使用した塗料は透明だったので、軒下など塗り残しがないよう気をつけながら作業を続けます。
そういえば、作業工程七日目の、3枚目と4枚目の写真。ローラーで塗っていないところ(3で言えば黄色く養生してある付近、4で言えば四隅)にすでに塗装がしてありますね。これがダメ込みという作業で、ローラーで塗れないような細かいところを先に刷毛や小さいローラーで塗っておくんです。そうすることで、ローラーでのはみ出しや汚くなってしまう見目を綺麗にしてあげるんです。
サイディング壁の凸凹が深いので、縦横にローラーを転がして塗り残しがないよう念入りに塗装します。ローラーや刷毛での塗装が基本ですが、例えば鉛筆くらいの細さの溝……そんなところはさすがに、刷毛もローラーも入りません。そういう場所では吹付けで作業を行います。シュッと塗料を吹きかけて、隙間だって逃しません。狭い場所だけではなく、刷毛で塗りづらい場所(今回で言えば窓の周り)にも吹き付け塗装をします。
そういえば、先に書いていましたソーラーパネルの下。もちろん目荒らししたんですからこちらも塗装をしますが、腕は伸びません。なので腕の代わりにローラーを伸ばします(作業工程10日目参照)。ローラー用のつけ柄を装着し、覗き込みながら、そしてうっかり落ちてしまわないように気をつけて励みます。
最後は塗りぬけがないか確認しながらのタッチアップ作業。溝が深いところでは、丁寧に塗っていてもどうしても掠れが出てしまう場合があるので、そういう場所を細かくチェックしながら刷毛で塗っていきます。
パラペットについてしまっていた塗装をケレンで剥がし、綺麗にして、15日間に渡る塗装工事の終了です。