木部の腐食が多い板張りの家を塗替え

腐食は大工工事をし、それ以外の木部は入念にケレンしてから塗装しました。傷んだ木部は塗料を吸いこんでしまうため、たっぷり下塗り材を塗布して吸込み止めをしたのち、中・上塗りで耐久性のある厚膜に仕上げます。

お客さん名

横浜市港北区の板張り、下見板、外壁塗装工事

職人からの感想

大倉山から北にしばらく上がったところが今回工事させていただくご住宅です。東横線沿いなので迷わずに行けました。そういえばこの辺、やたらに○○大倉山、という名前が多くてどこを見ても大倉山です。
そういえば、横浜市指定の有形文化財、大倉山記念館がありますね。古代ギリシャ以前のプレヘレニック様式を用い、同時に東洋の意匠をも取り入れたということでまさに東西文化が溶け合った独特の様式美を持つ建物です。
開館以来、地域に密着した催し物が多数行われているとのことですので、この地域の方は足を運んだ事が多いのではないでしょうか。また独特の世界を残した会議室やホールなんかは、映画やテレビのロケ地としても数多く利用されているようです。
付属の図書館もあるようなので、今度ふらりと立ち寄りたいですね。緑が多く、ここに行く道には紫陽花がありました。5月辺りの施工であれば、ふらりと立ち寄ったり……なんてことも出来たでしょうが、紅葉眩しい10月の施工です。

今回は木部の腐食部が多かったので、洗浄が終わった後は腐食部を大工さんに工事していただきます。大幅に腐食した状態に上から塗装をしてもすぐに剥がれ落ちてしまうので意味がありません。
まずは腐食していなかった木部のケレンから。皮スキで古い塗膜を落とす作業です。ある程度削るように落としてから、サンドペーパーやマジクロン(銀たわしのようなもの)で丹念に落とします。
トタン部分は錆びていたので、ここは塗膜剥がしではなくて錆剥がしをします。錆びている部分を擦って削ります。大工さんに工事をしてもらっていたのですが、べニア部分を点検してみたら、壊れてしまっていました
指で押した部分が……
。これは大工さんにお願いして、取り替えていただくことになりました。

塗装しない場所はがっちりと養生します。今回の作業が板張り、下見板、外壁の塗装なので、塗らない雨樋や下屋根は余計な塗装がつかないよう。エアコンも、狭いところは特にガムテープで念入りに(ローラーが当たったりしてしまうので)補強します。
玄関ドアなど、ワックスが掛かっていたのでシンナー拭きをしてワックスを落としながらのケレンです。雨戸は普段はマジクロンでのケレンですが、今回は錆ついていたのでヘラで擦って錆を落としながらケレンしていきます。
屋根の養生は、歩く所は踏み破らないようにブルーシートで、あとは普通のマスカーテープで養生しておきます。
壁に大きなクラック
大きなひび割れです
が走っていました……。このまま放置すると、ここから水が侵入して、外面だけではなく内面までボロボロになってしまいます。それだと塗装ではもうどうにもなりません。
クラックにはシーリング剤を注入して穴を埋めた後、塗装に入ります(クラック補修についてはこちら)。

天井裏の塗装は、広いところはローラーで塗ります。あんまりないケースなのですが、天井がたる木になっていました。こういうところはローラーで塗れないので、刷毛で丁寧に塗っていきます。細かい作業なので、神経を使う作業です。

雨戸の下の羽目板がひどく傷んで
腐敗寸前です
いました。腐敗寸前です。今回を逃したら、腐って壊れるところでした……。しっかりと下地を染み込ませ、腐敗を阻止するために塗膜をたっぷりつけるように塗装します。
雨戸も木部への密着性を高めるために木部専用の下地を塗り、たっぷりと塗料をつけます。赤い下塗り塗料は、木部専用の下塗り剤です。
狭い格子はベンダーという鉄のヘラの先にローラー部分だけがついたような道具で塗ります。木部が傷んだところなどは、ベンダーに塗料をたっぷり含ませて塗ると塗料の密着がよくなるんですよ。

ひさしのトタン部分は大分腐食してしまっていたので、ポリバテで小穴などを埋めてから下塗りします。

下塗り剤は基本的には透明か白です。今回使った下塗り塗料は白だったので、前の赤茶色の壁とくらべるととても明るく見えてしまいますね。この後、またこげ茶くらいの色を塗るのですが、前とは艶も違うので、きっと最後に見える明るさはこの白さをも超えると思います。
いくら腐敗していないとは言え、結構傷んでしまっていた羽目板には厚膜の下塗り剤をたっぷり塗って、傷んだ部分が塗料を吸い込んでしまわないようにしました。下塗り剤が染み込めば、傷んだ部分の補修にもなります。

狭いところや手の入りにくいところなどは、近くや塗っている時は気付かなくても下から見ればよく見えますし、分かります。そんな漏れを出さないよう、しっかりがっちりと奥まで塗装します。
暗い場所の塗装の際は、下の方に電球をおいて塗り残しがないようにします。電球が反射しているところが見事に艶が出ています
ぴっかぴかです

中塗りをしていくと、下塗りをした状態からまた色が変わるのでとても塗り甲斐があります。色が違うと塗り残しの心配がないので、作業もスムーズです。
ローラー塗装の方がもちろん作業スピードが速いのですが、面格子は刷毛で塗装しました。内側のガラス戸を汚さないように、一本一本塗っていきます。根気のいる作業となりました。

仕上げは刷毛で丁寧に塗っています。かすれてしまったり、うまく塗料が載らなかった部分、また見えづらい下の部分などを点検補修します。狭いところは、下手にローラーを使って塗るよりも刷毛でぬった方が綺麗に、飛散もせずに塗れるので、点検のお供はもっぱら刷毛です。
そうそう、荒れたところは本当に、塗料を吸い込んでしまって色ムラみたいになってしまうので……そういうところも見つけて、再度塗装します。これで綺麗に仕上げます。

色分けの塗装は、まさに職人の腕の見せ所です。刷毛で丁寧に壁に付いてしまわないように塗っていきます。大、中、小の使い込んだ刷毛が、想像通りに動いて職人の手指のように働いてくれる、職人にとっては大切な相棒です。

今回の塗料は塗れば塗るほど艶の出る塗料です。
傷み補修のためにも、艶を出すためにも、職人の意地にかけてたっぷりと丁寧に綺麗に仕上げました。

2009年10月25日着工

神奈川県横浜市港北区

工期16日


シートに覆われた港北区の現場

職人(入れ替わりあり)

川口、曽根、星野、五十嵐、柳澤

見積もり担当

菊池

現場監督・最終点検

川口

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