教えて!株式会社塗装職人 VOL.7・外壁塗装の塗料の品質と使い分け
(塗料の品質と使い分け)
神奈川県全域をかバーする地域新聞「タウンニュース」
横浜市保土ヶ谷区版の定期連載コーナー「外壁塗装Q&A」
Q…前回の当コーナーでは見積りから垣間見える「塗装業者の営業姿勢(モットー)」等についてそのポイントを教えて頂きました。これを踏まえ今回は、より具体的な見積書の読み方について解説をお願いします。
A…わかりました。外壁塗装は一般的に「外壁」のほかに「木部」や「鉄部」の塗装も含まれています。
通常、見積書の中にはこうした項目が記載されています。
しかし「木部」と言っても、例えば玄関扉だったり、ひさしや窓枠だったりと様々なパーツがありますので、ただ単に「木部塗装」と記載されている書類よりも、個々の項目ごとに全ての塗装箇所が詳細に明記されている書類の方が、「塗る、塗らない」などといった万一のトラブルを防ぐことができるといえるでしょう。
Q…「塗料の品質」は重要視した方がよいですか?
A…もちろんです。
ほとんどの消費者は外壁も木部も鉄部もすべて同じ塗料で塗ると考えがちのため、外壁塗料の品質しか重視しませんが、実は一般的に、外壁よりも素材的に木部や鉄部の方が先に痛んでくるのです。
家を塗り替える際は、部分的ではなく家全体を長持ちさせなければなりません。
そのためにも本来は、外壁以外の箇所にも同等か、それ以上品質の良い塗料を使う事で耐用年数のバランスが取れた工事となります。
Q…「塗料の使い分け」が大切、という訳ですね?
A…ええ。塗料には外壁や木部、鉄部に適した専用の塗料があります。
当然、すべての塗装箇所に同じ塗料を使用する工事よりも、パーツごとに専用の塗料を使用する工事の方が長持ちすることは明白です。
見積書を見る場合は、こうした部分にまでしっかり確認する事も、とても大切です。
教えて!株式会社塗装職人連載コーナー講師プロフィール
外壁塗装専門店 株式会社株式会社塗装職人代表曽根 省吾
事務所 横浜市保土ヶ谷区西谷町1235-9 045-382-3600
今週のひと言
見積書は外壁に使用する塗料だけを重視するのではなく、木部に使用する塗料や鉄部に使用する塗料を明記してある方が良いでしょう。
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