トタン屋根の塗装は大体5年位もちます。過去三度も塗り替えを行ったのに、数年すると剥がれてしまうと言うトタン屋根…株式会社塗装職人で手順通り正しく塗装を行っても再度剥がれてしまいました。原因は?
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亜鉛トタン屋根の塗り替えです。
現場は相模原市上鶴間。
この大和市との境付近にあたる上鶴間では、過去にも何度か工事させていただいています。
屋根だけのご依頼で、過去に3度塗り替えしたとのことで、その都度しばらくすると塗装がはげてしまうということでした。
当初は施工がうまくないのだろうと当たり前のように思っていました。
偉そうですよね。
で、実際にしっかり手順を踏んで塗装をさせていただきました。
もちろん塗る前ははがれの原因が、自分なりにある程度推測できたため、塗料の説明と今回の状況下での対応策的な工程を説明して、塗装は完了しました。
その2年後、塗膜がはがれたとの連絡が・・
うそでしょー!と思いきや一部点々とはがれています。
トタン屋根の塗装剥離の原因は多岐にわたります。
まず亜鉛トタンの場合ははがれの可能性が高くなります。
そして夏には熱膨張があるので、塗装がはがれやすくなります。
もちろん下地調整不足や薄くのばしすぎた塗料ということもあると思います。
今回は見るからに膨張の関係と亜鉛ということだと思ったので、掃除も下地調整もゴシゴシしっかりケレンして、きちんと下塗りも気を配ってやったつもりでしたが、結局ははがれてしまいました。
正直、塗りなおしに行くときの対処について絶対の自信があるわけでもなかったのですが、やはり10年以上前に亜鉛の階段塗装しても未だはがれず長持ちをしているミッチャクロンというプライマーがあります。これは業者なら定番の塗料かもしれませんが、塗り直しの今回は、研磨作業を念入りに、それでも前回と同じぐらいですが、それとミッチャクロン、2液のハイポンファインプライマーという2本仕立てで塗装しました。
しかし以前の塗装がうまくないと思いながら、自信を持って挑んだ塗装が前回の業者同様はがれてしまうのを目のあたりすると、少し自分の愚かさを知ることになりますね(笑)
![]() 過去に3回も塗装しては、すぐにはがれてしまう下屋根トタン。 |
![]() 徹底的に下地調整。見た目では分からないところも、弱くなっている塗膜部分を叩いて撤去。 |
![]() 気合いを入れて研磨しました。 |
![]() 塗膜がはがれないところまで、しつこくはがして行きました。 |
![]() 最初見た目では普通の場所も、下地調整後はいくつもはがれている場所が分かるようになりました。 |
![]() ケレンのときに出た塗膜カスとベランダ下の奥のほうに詰まっていた、泥汚れなどを掃除した後です。 |
![]() 塗装前の下準備、下地調整完了。ここまできれいにしてからの塗装は刷毛作業にしろローラー作業にしろ気持ちがいいものなのです。 |
![]() ごみ袋に入れたケレンカスです。 |
![]() シマシマになっています。このトタンは桟葺きと言いますが、桟の部分を刷毛で塗った後です。下塗り塗料は薄いグレー色のさび止め塗料です。 |
![]() ベランダの下。ここまでは刷毛作業。これ以上は寝そべっても手が届かないため、後はローラーでの塗装。 |
![]() 下塗り完了。ばっちり塗ってます。 |
![]() 中塗りもローラーで濡れない場所を刷毛で塗ります。 |
![]() 上塗りして完成です。 |
![]() つやもあってきれいにビシッと仕上がりました・・と思いきや・・ |
![]() 2年後に前回の業者と同じく塗膜がはがれました。 |
![]() その上から、ハイポンファインプライマーを塗装。 |
![]() 下屋根から脚立で届く範囲を塗装。破風板をぬりました。 |
![]() またまた綺麗に完成しました。が、今度は大丈夫でしょうか。塗装は一般的に塗膜が厚いほうが長持ちするものの、あまり何層にも分厚いと割れの可能性も高くなります。 |
![]() 塗料はシリコンルーフ。性能は案外高いのですが、下地の話になってくるとまた別です。 |