ハケで外壁の細部を丁寧に塗り込んで仕上げていきます。コロニアル屋根はグレー色で中塗り後、ワインのようなマルーン色の塗料でダメ込みをします。スレート(屋根材)の境目や、落雪を防ぐ雪止め金具をハケ塗装してから、グレーが透けて見えないようローラーでしっかり全体を塗替えて、塗膜に厚みを持たせます。
1川口が樋のザラツキに研磨紙を使用して塗装面のザラツキを取り除き、なめらかにしています。上に重ねる塗料がきれいに乗るように、ひと手間加えます。
2五十嵐がガス釜や電気メーターBOXの周りを刷毛で上塗りしています。細かい所は、余計な箇所に塗料を付けないよう慎重にハケを動かして塗装します。
3目地の隙間や溝はローラーが入らないので、刷毛に塗料をたっぷりふくませて塗っています。塗料の塗りムラや掠れを、ここで補修して見栄えを整えていきます。
4帯板の仕上げ塗装です。刷毛で塗ることにより、塗装が完了した壁に塗料をつけずに済みます。きれいな光沢が出るように塗り重ねて仕上げます。
5川口が屋根の棟トタン部から、上塗り作業を始めました。外壁と同じように、ローラーで入りにくい所は、先に刷毛塗装すると塗り残しがなく、後の作業も滞りなく進みます。
6中塗りはグレー、上塗りはマルーンと色が違うので、下の色が見えてしまわないよう丁寧に塗装しています。トタンと屋根の隙間もハケを差し込んで、しっかり塗布します。
7落雪を防ぐ雪止め金具は、ローラー塗装に入る前に刷毛で仕上げた方が綺麗な仕上がりになります。一つずつ、細部まできっちり塗り込んでおきました。
8屋根の鉄部ダメ込みが完了した状態です。刷毛だけで塗る箇所は、先にこのように仕上げておくと、次のローラー塗装がとてもやりやすく、見栄えも良くなります。陽が当たるとツヤツヤ輝いて見えますね。
9破風が白、屋根がマルーン色なので仕上げた破風板を汚さないようにトタン部を塗ります。塗料を飛散させないよう、とても神経を使いますが、きれいに塗り分けが完了しました。
10屋根の唐草部分を目地刷毛で塗っています。せまい所は、やはりハケの方が塗りやすく、周りを汚さずに仕上げることができますね。刷毛目を出さないため、塗料を乗せるように動かします。
11コロニアル屋根の境目は溝になっているので、一枚ずつ刷毛でダメ込みをしておきます。この後のローラー塗装では、屋根材を一段ずつ丁寧に塗り込んでいきます。
12別の場所の雪止め金具です。設置してある数がけっこうありましたが、刷毛で表から裏まできっちり塗布しました。ローラーのみで塗装すると、塗料が垂れることがあるので、適材適所で道具を替えます。
13ここからローラーで全面塗装していきます。グレーの中塗りが見えないように、慎重に上塗り塗料を重ねます。屋根は太陽光が直に降り注ぐので、塗膜を厚くして耐久力を上げます。
14この面の上塗り塗装が完了しました。落ちついたワインのような色合いと、少しマットな質感がとても素敵な仕上がりとなりました。明日も屋根の上塗りを引き続き行います。
一級塗装技能士による屋根上塗り・参考動画