2009年11月15日着工
工期15日

職人(入れ替わりあり)
川口,柳澤,五十嵐,竹内,曽根,星野
見積もり担当
菊池
現場監督・最終点検
川口
境川のすぐ傍にあるご自宅近辺には、小学校と養護学校、そして高等特別支援学校があります。高等特別支援学校とは、知的障害の軽い生徒に対し、職業教育を中核とした教育によって卒業後の企業就労による社会参加や自立を目指す学校だそうです。
知的障害者はどうしても健常者の多い学校では浮きがちなので、こういう学校が横浜にあると、気持ち的にもなんだか喜ばしく感じます。
今回の作業は屋根に上る事があったので、目を凝らせば学校が見えます。
今回の施工はサイディングの外壁とコロニアル屋根の塗装工事です。
まずは高圧洗浄から。屋根の苔や汚れ、古い塗膜も流れ落ちるように念入りにした後はシーリングの打ち替えです。いったん古いシーリングを剥がし、その後から専用のゴムを流し込みます。縁にはしっかりマスキングで養生を。その後ゴムをヘラで馴らし、マスキングを剥がせば完成です。全て完了するのに三日要しました。
ベランダの養生は、どうしても手摺り等足をかけてしまうので破れないよう、ブルーシートで養生します。玄関は出入りがあるので、それ用にしっかりとマスキングテープで養生を。床は剥がれづらく滑りづらいシートで養生します。芝生のある庭はこういったシートではなく、メッシュシートで養生です。メッシュと言っても塗料が染みだしたりはせず、通気性もいいのでばっちりです。
まずはフードの錆止めから。白い錆止めですので一見分かりにくいですが、しっかりと塗布しています。水切りなどの細かいところは小さな刷毛でそっと塗っていきます。錆びているところは研磨して錆を落としてからの錆止め下塗り塗装です。
樋にも下塗り剤を塗布し、大きな面はローラーで、狭いところは刷毛で丁寧に塗っていきます(作業風景
丁寧に塗っています)。
翌日は養生から始まります。職人二人が養生準備をしながら打ち合わせ中
打ち合わせしながらの準備です。そういえば、養生の端っこは、ラッカーテープ(紙テープ)で止めてから上にガムテープ、と二重に張ることによりはがれにくくなります。風が強い場所などは特に念入りに指で押さえながらの養生です。
屋根の雨抑えに錆止めを厚くしっかり塗ってから、屋根の下塗りに入ります。たっぷり染み込ませて、ムラがないよう縦横にローラーを転がしました。下塗りが乾いたらすぐに中塗りです。天気のいい日の屋根塗りは日差しがあったかくて気持ちがいいです。
今回、完成の色はマルーンという赤こげ茶っぽい色になるのですが、今回は中塗りをグレーで塗っています。軒裏の塗装をしています
よーっく見るとローラーの辺りが……、が……下塗りも上塗りも白……画像が大変見にくくて申し訳ありません。
出窓の養生は、ちょうど足場の高さが邪魔でやりづらかったのですが丁寧に貼ります。出窓の上の壁に面しているところや縁など、ローラーで塗りづらいところは先に刷毛で塗ります。こうすることで、ローラーが入らないせいで、といった塗り残しがなくなりますし、はみ出しもしません。
外壁は模様の凸凹が激しく、塗料もガッツリ吸いこんでしまったのでたっぷりたっぷり塗ります。
あっ、と……五十嵐が少し剥がれた養生を直しています
刷毛を片手に直しています。。丁寧に貼っていてもこういう風に剥がれてしまうんですね。雑に貼っていたらもっと剥がれて塗料が染みこんでしまいます。綺麗に貼り直しながら、作業続行です。
サイディングの模様が深いと、毛の長い物を使ってもローラーが上手く入り込んでくれなくて、溝まで塗れません。そういう時は先行して塗ります。また、細かいところやローラーの入りにくい所も先に塗って掠れや塗り残しを起こさないようにします。これをダメ込みと言います。この後広い面はローラーでたっぷり塗料を乗せて塗っていきます(たっぷりと何度も明記していますが、厚く塗りすぎても垂れてしまったりムラが出たり……とデメリットも存在します。適度に、適量を、たっぷりと塗っております)。
中塗りが終わっただけなのにとても綺麗なたまご色で艶のある壁です。この後もう一度上から塗装をします(上塗り)ので、もっと艶のある、落ち着いた色の綺麗な外壁になります。上塗りに使用するシリコンセラUVという塗料は、紫外線に強い塗料なので、よく陽のあたるこちらのお宅にはうってつけです。
壁と同じ色で、塩ビパイプも塗っていきます。パイプの中塗りは同じくローラーでやりましたが、上塗りは刷毛でやります。狭い所、身体を滑り込ませての塗装です。塗らないパイプを養生しているので、ローラーでの塗装がスムーズです。
終盤に差し掛かりました、グレーの中塗りをしていた屋根の上塗りに取り掛かりました。ローラーが入りにくい所は先に刷毛で塗ります。雨抑え、雪止め金具、コロニアル屋根は段差があるのでその段差部分。ローラーの入らない端っこも、先に刷毛で塗っておきます。刷毛で塗れる所は先に全てやってしまうと、後の塗装がとても楽に、そして効率よく出来ます。色ムラにはならないのでご安心下さい。
後はローラーでの上塗り作業です。足場がないので塗料缶を片手に、屋根から落ちないよう気をつけて塗装します。マルーン色の屋根が目にも鮮やかです。
さて、最後はベランダの塗装と塗装済みの壁のタッチアップ作業です。掠れた部分やどうしても飛散してしまった場所などを、刷毛で上塗りして回ります。