弾性シリコン塗装での塗替え

スレートのコロニアル屋根です。劣化しています。

大工を投入してベニヤを交換しました。家の塗り替えで塗装のほかに一番多いのがこの軒天井の木部修理ではないでしょうか。ほかに3か所ほど交換しています。

やはり小窓にも格子が取り付けられています。

中、上塗りに弾性系のシリコン塗料、下塗りに厚膜シーラーという下塗りでは大変高価なシーラーを使用します。この厚膜シーラーは木部でも兼用可能で、湿気吸い込みによる木部の収縮にも追従する非常に優れ物の下塗り塗料です。木部、鉄部の塗料を合わせると、全部で20缶以上準備が必要でした。

下塗りの説明です。10年ほど前は薄めすぎではないということを説明していました。

養生です。

スレート屋根(カラーベストコロニアル)の塗装前です。すでに高圧洗浄を終えています。

屋根のシーラー塗装後、棟抑えカバーをグレーのエポキシ系さび止め塗料でしました。さらにそのあとにシリコン塗料にてローラーでは入りきらない場所を刷毛で先に塗っているところです。

出窓のひさしの鉄部をさび止めします。

こちらは外壁塗料。弾性なのでドロドロしています。

この雨戸はこのお家で唯一木製。白色はもちろん下塗り塗料です。チョコレート色はシリコンでの中塗りです。

玄関扉をウレタンのクリヤーで仕上げました。

玄関ドアの塗装前ですね。

近くで見ると違いがわかります。

上塗りまで行くとスイスイローラーも進みます。この外壁はまだそうでもありませんが、リシンなどの場合、塗料の吸い込みが激しく、中々作業がはかどらない場合があります。

雨どいの下塗りです。これを怠ってしまう業者さんも多いのですが、しっかりと下塗りをして後々の塗膜はがれを防止します。

庇の完了です。いいい光沢が出ています。

雨戸ですね。このような形のガラリ風の雨戸や戸袋は非常に多いのですが、実は平面ではないので、塗装するのが非常に手間が掛かるもののひとつなのです。