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見積もり担当職人の菊池による「塗装職人のふれあい日記」

2020年1月22日

ドローンを使って屋根診断

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見積もり担当の菊池です。

今回は9年前に外壁塗装をさせて頂いたお客様宅から

「屋根の状態が気になっているのだけど、屋根に登ることができず…一度見てもらえないでしょうか…」

とご相談があり、新年のご挨拶も兼ねて伺って参りました。

 

 年末はバタバタしていてお伺いすることができず、年明け早々だったのですがドローンを飛ばして屋根上を確認することにしました。

 弊社では、一級塗装技能士でもあり塗装指導員でもある職人の原本が「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」を取得しているので、安全に撮影用のドローン飛ばすことができます。

東京航空局からこの承認書は降りるのですが、3か月ごとにフライト記録を出すなど、厳粛な決まりがあります。

 

職人の原本は、ドローンの操縦士である前に一級塗装技能士でもあるので、撮影する箇所もよく心得ています。

 これまでは屋根上を見る場合、法律で安易に人が屋根上に登ることは禁止されていますので、2階から屋根をのぞいたり、梯子をかけてのぞき込んだりしていました。

でも屋根をのぞくための梯子をかけようにも、お隣との境界が狭く、梯子が掛けられない場合なども最近のお宅ではよくあります。

その場合は数万~数十万ほどのお金をかけて足場を組んで屋根上の状態を確認していました。

 

でも、ドローンを飛ばすことができるようになったことで、梯子や足場を組むことなく屋根の上を隅々まで見ることができます。

 

もちろんドローンにも不可能なことはあるのですが、それでもドローンで屋根上を確認することで、屋根の状態を把握し、より正確なお見積りを出すことが可能になりました。

 ドローンは風が吹いたり、雨が降ったりすると飛ばすことができないので、タイミングによっては飛ばすことができないこともあるのですが、今回はお客様宅で飛ばすことができました。

 ドローンでの撮影は、基本ムービーです。そのムービーの中から重要な箇所をピックアップして、キャプチャ(静止画として保存すること)したものを写真としてお渡ししております。

 

今回のお客様のお宅の屋根は、パラペットと呼ばれる、屋根の周りにぐるりと張り巡らされた低い壁のあるタイプでした。(職人の間では、通称「鉢巻」とも呼ばれています)

ご主人様が心配された通り、鉄板でできたパラペット部分に腐食して穴が数か所開いていました。

 

通常こうした鉄部や、木でできた木部は2~3年おきか、4~5年おきの塗装をおすすめしたいところなのですが、現実問題としてそんなに頻繁に足場を組んで工事するわけにはいかず、10年おきくらいに塗装をされるのが一般的となっています。

 

このパラペット、屋根や家本体とは直接関係はないので、腐食して穴が開いたからといって雨漏りなどの直接的な原因にはならないのですが、錆は進行するので、穴やパラペットの中の腐食が広がり、昨年の台風19号のような大きな台風などがありますと、パラペット部分が飛んでしまったりする危険も。

 ですので、できるだけ早い段階で補修をし、水などが侵入しないように塗装をする必要があります。

 今回、目視のチェックではなく、ドローンで詳細にチェックしたことにより、お客様の家の状態にあった見積もりをすることが可能となりました。

 

ドローンは、屋根上以外にも、3階建てのお宅の高い部分の壁面や、お隣と隣接していることでのぞけない壁なども見ることが可能です。

 もちろんドローンを飛ばす前には、事前に告知をさせて頂き、安全や隣近所の方にも配慮させて頂いております。

 業界として、ドローンでの屋根上チェックが浸透してきたからこそ、塗装職人では職人の技術も合わせて、より良い塗装のために、こうした技術も磨いていければと考えています。

 

家は1階よりも2階、2階よりも3階のほうが、雨や太陽にさらされる度合いが上がる分傷みは激しくなります。

家の真上などは、なかなか目視ができないからこそ、こうした技術もこれからの塗装には必要だと菊池は考えます。

 もし、ご自宅の屋根が気になる方がいらっしゃいましたら、「ドローン診断」のお問合せ下さい。

 

今後も様々な新しいものを取り入れ、より進化した外壁塗装ができるよう研鑽して参ります。

 ※原本職人が一級塗装技能士の試験練習の講師をしている様子です。


カテゴリ:お客様 ,戸建て

2020年1月15日

ツバメを見守るお宅の外壁塗装

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見積もり担当の菊池です。

1月も半ばではございますが、本年も宜しくお願い致します。

 

今回、塗装のご依頼を頂いたお宅は、春になると可愛らしいお客様がいらっしゃるお家でした。

どんなお客様かと申しますと、それは「ツバメ」です。

お客様宅には、毎年きっかり3月25日にツバメが駐車場に巣を作りに来るとのことでした。

 

10年間、1日も違えず毎年3月25日にツバメはやって来て、「今年も来たよ!」と必ず可愛らしい声で鳴いてくれるのだとか。

 ご依頼の際に、ご主人様と奥様からツバメが来る10日前の3月15日までに是非とも塗装を終わらせてほしいとリクエストがありました。

 また今回の塗装は屋根、外壁、駐車場の内壁の塗装なのですが、ツバメが家を分からなくなるといけないので、家の色はまったく変えずに塗装をしてほしいとのご要望も。

 本当に心からツバメを大事にしてらっしゃるのが、ひしひしと伝わって参りまして、菊池も是非ツバメを拝見したいなぁ…と思いました。

 実は、このお宅は1階に駐車場があり、同じ1階部分に玄関、リビングとあるお宅なのですが、ちょうどこのリビングにありますソファの上に登って、駐車場側の窓を覗くと、ツバメの巣が真正面に見えるのだそうです。

 

親ツバメが子ツバメのために、せっせとエサを運ぶ様子も見え、いつもそれを見るのがなによりの楽しみなのだとか。

 お話を伺っていて思わず、「春になったら写真を撮らせて下さい」とお願いをさせて頂いたところ、快諾を頂けました。

 また写真が撮れましたら、こちらのブログでご紹介したいと思います。

 塗装の際には、一度ツバメの巣を外して塗りなおさなければならず、写真にありますご主人様が手作りされた巣箱も、一旦取る形となります。

 塗装が終わったら、再度取り付けるのですが、今回はその巣箱の取り付けも塗装職人でさせて頂くことをご提案させて頂きました。

 現状は、両面テープで天井にぺったりと張り付けている状態なのですが、塗装が終わってからご主人様と職人で相談させて頂き、最善の形で取り付けさせて頂こうと考えております。

ご主人様にも非常に喜んで頂け、「新しい巣箱を作るよ!」とおっしゃっていらっしゃいました。

 天井までの高さは3mほどですが、今回は駐車場の中に足場も組みますので、ツバメの巣箱をこれまで以上にしっかりと取り付けることができるのではないかと思います。

 

現在外壁などに塗る塗料は、水性のものがほとんどです。

これは人体にも害がなく、においもあまりしないため、25日までの10日間で、ツバメを迎えるための壁がしっかりと乾燥することと思います。

 一昔前ですと、ペンキを壁に塗る…と言えば、シンナーのにおいを非常に強く感じたものですが、現在は環境問題の関係で、外壁には水で希釈するタイプの水性塗料を使用します。木部や鉄部には今も油性塗料を使用しますが、昔のように「強溶剤のシンナー」で希釈するのではなく、「弱溶剤のシンナー」で希釈するため、においもだいぶ違います。

弊社で使用している希釈用シンナーも、放散等級「F☆☆☆☆」なので、ホルムアルデヒド発散速度による等級区分は「規制対象外」です。

 そういった面からも、ツバメのことを考えた塗装ができると考えております。

 菊池は、これまで1000件以上もの塗装工事を担当してまいりましたが、これまでも塗装の際に、お客様の大事にされていらっしゃるもの中心に塗装をする場合がありました。

ある時は壁に這わせていているバラなどの植物をどう活かして塗装するかなども……。

 外壁塗装をされる際に、大切されることはお客様によって様々です。

家のイメージを変える塗装がしたい方、大事なものを守りながら塗装をしたい方、遮熱などの家の耐久性を上げるための塗装をしたい方など、本当に千差万別です。

 今年もさまざまなお客様のニーズに合わせ、柔軟な塗装のご提案ができればと思います。

 

菊池がお客様からご近所つながりで3軒のお客様をご紹介受けたエピソード動画です。


カテゴリ:お客様

2019年12月9日

台風被害に乗じた屋根工事の訪問販売はより慎重に。

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見積もり担当の菊池です。

令和元年も、残すところあと少しですね。

一段と寒くなり、いよいよ年の瀬だな…という感じです。

今回は和瓦の屋根について、いろいろお話致します。

 

先日5年前に外壁を塗装したお客様から、ご依頼がありご挨拶もかねてお客様のお宅へ伺って参りました。

築35年の和瓦屋根のお宅なのですが、先日の台風で雨漏りをした箇所があったとのことで、大々的に足場を組んで雨漏り原因部分の補修や、和瓦の棟部分の補修などを行いたいとおっしゃっていました。

実は、先日の大型台風で弊社「塗装職人」へのご依頼が、弊社のキャパシティを超えるほど頂いておりまして、今リピーターのお客様を優先的に順次ご対応をさせて頂いている…という状態なのです。

 

 

ですので、今回のお客様にもその旨お話させて頂きましたところ、「次の台風が来るまでに終われば大丈夫だから、是非お願いします」と来年までお待ち頂けるとおっしゃって頂け、本当に恐縮し、ますますもって頑張らないといけない…と気持ちが引き締まる思いでした。

台風15号の時にできたという、雨漏りによる壁のしみも拝見させて頂いたのですが、台風後の普通の雨の場合は雨漏りが無いということで、菊池の分かる範囲でいろいろ調べさせて頂いたのですが、今回雨漏りの原因は見当たらず…来年の見積もり時に、屋根屋さんも呼んでさらに詳しく調べましょう…ということに。

 

※画像はイメージです。

雨漏りによる押し入れ内のシミ

雨漏りによる天井の雨染み

 

そういえば、今回お客様のところへ伺った時に、こんなお話を伺いました。

台風の後、少し経った日に、突然やってきた業者を名乗る人にこう声をかけられたのだそうです。

「奥さんのところ、屋根の瓦がずれていますよ?」

と……。その人はトラックに梯子も積んでいて、「ちょうど近くの現場に工事で来ていて、たまたま奥さんのお宅の屋根を見たので、もしよければ今登って直してあげましょうか?」と言ってきたのだとか。

お客様は、「あらーそうですか。うちは塗装も屋根もお願いするところが決まっていますんで大丈夫です。ありがとうございます。」とお断りになり、その方にはお引き取り頂いたのだそうです。

ところが、さらに数日経った後に、また別の業者を名乗る人がやってきて、この時の人とまったく同じことを指摘されたのだとか。

これにはさすがのお客様も、台風による雨漏りがあったこともあって、気になってしまったとおっしゃっていました。

 

そこで今回菊池が相談を受け、お宅に伺ったのでした。

実はこれ、塗装工事や、屋根工事などをする「訪問販売業者」なのです。偶然を装ったような声のかけ方ですが、訪問販売によくある手です。

さらに、また後日に別の人がやってきたのも、訪問販売の手法の一つで「やまびこ効果」と言います。最初に指摘した工事箇所を、日にちを置いて再度別の人間が訪ねて同じ個所を指摘する…というものです。

「やまびこ効果」を体験しますと、1回目はなんとも思わない人でも、2回も別の人から同じ箇所を指摘されると、急に指摘されたことが気になってしまいます。

これによって、ついつい訪問販売の業者に補修を依頼してしまい、最初は瓦のずれを直すだけのはずが、「この屋根の傷み方では危ないので、屋根の葺き替えをしたほうが」とすすめられ、「ここもこうやったほうがいい」「ああやったほうがいい」とだんだんと話しを広げられ、ついには高額な費用を支払うことになってしまうのです。

今回も、訪問販売業者が指摘した「瓦がずれている」について、菊池の方で現地に行きお客様宅の屋根をカメラでズームして拝見しましたが、ずれているようには見えませんでした。

台風の後などは、雨漏りするお宅も多くあります。

 

そういった時に、台風被害に乗じるように訪問販売が来る場合がありますので、もしも塗装や屋根修理などの訪問販売がありましたら、訪問販売の業者はきっぱりとお断りをし、改めて信頼のおける業者に依頼をして下さい。

そうすることで、不要な工事をしないで済みます。

 

ただ、今回のお客様の場合は瓦はずれていないものの、「番線」と言われる屋根の一番上にある棟を結わいている針金が緩んでいしまっているようでした。

これは、築35年の家であれば、どの家でも起こることではあるのですが、どうしても経年とともに「番線」はゆるみます。

ただ、この「番線」、ちょっと屋根に登って結びなおせばいいのか…というとそういうことではなく、この番線の緩みを直すためには、棟の瓦を外し、基礎をやり直してもう一度結びなおす必要があるのです。

非常に大がかりな工事なので、すぐには対応することはできません。

まれに、お客様の方で「すぐ結べるかな?」と誤解をなさって、ご依頼を頂く場合があるのですが、こちらの動画を見て頂ければ、「番線」の結び直しがいかに大変な工事がお判りいただけると思います。

ただ、そこまで緩んでいない状態であれば、応急処置として「番線」はそのままにして、コーキング剤で重なっている棟瓦をつなぐような形で、瓦がずれないように接着することも可能です。

 

 

棟瓦の隙間にコーキング剤を注入することで、「番線」の緩みを補強します。

今回のお客様は、「番線」を結わきなおすことになりましたので、大きな工事なりそうです。

来年、改めてお見積りをし、その後工事となりますがしっかりと対応させて頂きたいと思います。

 

他にもたくさんのお客様をお待たせしてしまっておりますが、順次伺って参りますので宜しくお願いいたします。

※訪問販売についての記事

 

※ヤフー知恵袋の回答


カテゴリ:戸建て ,見積り

2019年11月14日

足場の空中越境で問題を解決

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見積もり担当の菊池です。

 

先日、9年前に一度お見積りを頂いたお客様から再度お見積り依頼を頂き、塗装工事をすることとなりました。

9年前はお見積りを出したままになってしまったのですが、今回お見積りの際に、お客様からご無沙汰をお詫びして、そのままになってしまった理由を話してくださいました。

 

実は、当時、足場を建てる際のお隣のことが気にかかり、断念していらっしゃったのだそうです。

その後、そのお隣の方がお引越しをされ、ようやく塗装に踏み切ることができたのだとおっしゃっていました。

 

このお話を聞いて、「そういえば、足場を建てる位置について何度かご質問を頂いていたな…」と当時を思い出し、もう少し菊池の方で深くお話を伺えば良かったな…と思いました。

 

弊社「塗装職人」では、このような隣人の方に言いにくい足場の越境などについても、工事のご挨拶を含め、交渉もさせて頂いております。

多くの件数をこなしている弊社だからこそ、隣人、ご近所へのご説明のノウハウもあります。

 

先日も私道を通らなければ行けないお宅の塗装をさせて頂くことになり、どうしても資材の搬入などで私道を使わなければならないことがありました。その時も、弊社から私道の持ち主の方へキッチリとご挨拶をさせて頂き、ご納得を頂いた上で、無事塗装を完了しました。

 

初めて会った私たち営業に、「ちょっとお隣と…」などということはお客様の方からしたら、話しにくいことだと思います。

ただ、これだけ外壁塗装工事をしておりますと、そうしたケースは本当によくあるので、お気になさらずご相談頂きたいのです。

 

今回のお客様のお宅は、この写真のように足場を建てるには、お隣との間隔が狭いお宅でした。(写真はあえてお客様宅が判別しづらい形で撮影しております)

通常足場は、一定の間隔を空けて家に沿うように建てられ、足場を組んだままでも1階の塗装ができるようになっています。

でも、今回のような場合は、お客様の敷地ギリギリのところに足場の建地(足場を支える縦の柱)を建てさせて頂き、空中で足場の羽出しをし、「空中越境」ができるよう足場を組みます。

こうすることで、お隣の敷地に足場を越境することなく、組むことができるのです。

ただ、この足場の場合は1階部分の塗装ができないので、足場を解体してから1階の塗装をします。

 

足場やご近所への交渉方法など、いろいろやり方はありますので、まずはご相談下さい。

 

今回もしっかりとお客様のお考えをヒアリングし、できるだけご要望に沿って、境界線部分も丁寧に塗装ができればと思います。


カテゴリ:お客様 ,ブログ ,戸建て

2019年10月16日

台風でお客様宅の屋根が剥がれてしまったので

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見積もり担当の菊池です。

 前回お話した、4~5年前に雨漏りで補修に伺ったお宅ですが、今回は屋根のカバー工法と外壁塗装を行うことになりました。

リピーター様として、またご依頼頂けるのは、本当に嬉しいです。

 実は先だっての台風で、お客様宅の屋根が2枚ほど飛んでしまったのがきっかけだったのですが、実際お宅に伺って屋根を拝見したら、大変なことが……。

 

見積もり時は、足場がないため屋根に上ることができません。その為、屋根が見えるぎりぎりのところまで下がって、屋根を見るのですが…屋根を見てみると見えないはずのものが見えていたのです。

通常屋根は「野地板」→「1次防水 ルーフィング(防水紙)」→「2次防水 屋根材」の順に工事するので、屋根材であるコロニアル屋根が剥がれたのであれば、緑色、黒色といったルーフィングが見えているはずなのです。それなのに野地板であるベニヤ板が見えている……。

 

少し離れたところから、デジカメのズーム機能を使って撮影したのですが、お客様も一緒にいらっしゃってご自分のカメラで撮影されていました。

お客様にも確認して頂いた上で、1週間後に軽く足場を組み、職人さんに屋根に上ってもらい、屋根の確認と、屋根が剥がれている部分の応急処置を防水紙と防水テープでしてもらいました。

屋根上で、再度問題の箇所を見てみると、やはり野地板が露出している状態です。

 

原因は、30年前に使用したルーフィングが「アスファルトルーフィング」だったことでした。

アスファルトルーフィングは、アスベストを含むルーフィングのため、現在では使用しない素材です。しかもこのアスファルトルーフィング、一昔前のアスファルトと同じく熱に弱い素材で、近頃の異常気象もあり、ルーフィングが熱によって溶けてしまっていたために、屋根材のコロニアル屋根と貼り付いてしまっていたのでした。

そのため、台風で飛ばされたコロニアル屋根にくっついて、ルーフィングまで剥がれてしまっていたのです。

 それにより、野地板が露出した状態になっていたのですが、職人さんに調べてもらったところ、その屋根が剥がれたところ以外にも、屋根が大分ぶかぶかしている…とのことでした。

ぶかぶかしている…というのは、野地板部分が水を含んでしまっていて、木がふやけていることを言います。このお家の場合は、ルーフィングが屋根と貼り付いてうまく機能していなかったために、野地板に水が染み込み、水を含んでしまったのでした。

 

この状態ですと、コロニアル屋根を補修して塗装をしたとしても、下地が傷んでしまっているので、また台風が来た際に同じことが起こる可能性が高くなります。

 そのため、今回はこの屋根をもたせるためにも、屋根のカバー工法をご提案させて頂きました。

カバー工法は、今あるコロニアル屋根の上にさらに屋根材をかぶせる方法なのですが、ぶかぶかになってしまった下地をカバーすることが可能になります。

 [カバー工法]

まずは腐っている箇所などの下地を補修し、その後コロニアル屋根の上からルーフィングを貼ります。この時「水下(みずしも)」と呼ばれる、屋根の下側から「水上(みずかみ)」と呼ばれる屋根の頂上に向かって貼り重ね、隙間を作らないようにします。

そして、その上に屋根材(シングル材又はジンカリウム鋼板材など)をこれまた「水下」から、篏合(かんごう)工法で屋根材を重ねていきます。こうすることで野地板に水が入ることを防ぐのです。

 [カバー工法]

屋根は構造上、空気の出入りができるようになっているため、水が入らなくなれば、ふやけた野地板は徐々に乾燥していきます。

つまり、カバー工法をすることで、野地板のふやけを乾燥させることができ、水の浸入も防ぐことができるようになるのです。

 最初は、塗装よりもお金のかかる工事ですのでお客様も悩んでいらっしゃいましたが、晩年に屋根の大工事をしなければならなくなるよりは…とカバー工法で屋根の補修をなさることになりました。

お客様に安心して暮らして頂けるよう、今回の工事もしっかりやりたいと思います。

 


カテゴリ:お客様 ,ブログ

2019年10月7日

塗装職人からお客様へのお便り

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見積り担当の菊池です。

 

先日、4~5年前に雨漏りの補修をしたお客様からご連絡があり、屋根補修と塗装のご依頼頂きました。久々にお会いしましたところ、

 

「毎年送っていただく『塗装だより』で、菊池さんがお元気なことを知って嬉しかったわ」

 

とお声がけ頂き、菊池としても本当に嬉しかったです。

 

4~5年前の「雨漏りの補修」は、お客様の方で、「雨漏り調査会社」に調査をご依頼され、ご自宅の雨漏り箇所を確認した上でのご依頼でした。

 

雨漏りをしている箇所を見つけるというのは本当に難しく、大工さんでもなかなか分からないことがあります。

 

そうした見つけにくい雨漏りを、「雨漏り調査会社」では、軽く足場を組んで、専用の機器で『散水試験』を行い、壁の要所で水をかけながら調査をします。

そうすることで、雨漏りをしている箇所が発見し、補修箇所を確認することが出来るのです。

 

ただ、この「雨漏り調査会社」では、補修工事はしません。

あくまでも、雨漏りの調査だけをする専門会社なのです。

 

その為、調査が終わった後にお客様の方で補修工事ができる会社をいろいろと調べ、弊社にご依頼下さったことが、前回のご縁でした。

 

お客様宅の外壁はサイディングでしたので、雨漏りの原因となっていた箇所の劣化したコーキングを打ち変えるシーリング工事を行い、補修工事は無事終了。

 

その後、お礼のはがきをお送りしたのですが、お客様は当時、その手書きのはがきがとても嬉しかったのだと、先日お会いした時におっしゃっていました。

 

「大して大きい仕事でもなかったのに、こうして手書きのはがきを頂いたり、『塗装だより』を年に3回も送ってくれたり…本当に嬉しかったの。だから、うちのお父さんと次に外壁塗装をする時は、塗装職人さんにお願いしようね、といつも話していたのよ」

お礼状や塗装だよりは社長の発案で始め、お客様へ届ける大事な気持ちとして、今も試行錯誤しながら続けています。

 

お礼のはがきは、弊社からお客様への心ばかりの感謝の形なのです。

 

それは今も昔もかわりません。

 

今回は、こちらのお客様の屋根が台風で2~3枚ほど飛んでしまったことがきっかけで、塗装と修理のご依頼を頂き、屋根の応急処置をさせて頂いた後に、見積もりに入らせていただきました。

 

久々に見積もり時にお会いして、弊社からの『便り』を喜んで頂けていたことを知り、本当に嬉しい再会でした。

 

消費税の関係や、最近の大きな台風続きで、いろいろとお待たせはしてしまっているのですが、今回も塗装職人の出来る限りの技術を持って、最高の補修と塗装をしたいと考えております。


カテゴリ:お客様 ,リピーター ,戸建て

2019年9月4日

工事をさせて頂いたお客様と駅で偶然バッタリお会いしました。

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見積り担当の菊池です。

先日プライベートで都心へでかけた際に、駅でバッタリお客様にお会いました。

駅の売店でお客様の後姿をお見かけして、思わず声をおかけしたのですが、偶然にも行き先が同じ且つ、お互いに一人でしたので「それでしたらご一緒しませんか?」と言って一緒に電車に乗りました。

 

 

わずか20分ほどのおしゃべりではありましたが、非常に楽しい時間を過ごしました。

車内では隣あわせに座ることができ、それも幸運だったのかもしれません。

お客様のご家族のお話しや、私の家族などの話から始まり、先日の外壁塗装の話にもなりました。屋根の上を調べるためにドローンを飛ばして撮影をしようとしたところ、強風で中止にはなってしまったのですが、そのことについてもいろいろ話が広がりました。

 

しかもお話しの中で「先々もおねがいしますよ」と言っていただけたことが、営業冥利につきる思いでした。

こうしてお客様と、ただの業者としてだけではなく、信頼をしてお付き合いして頂けることに、菊池としても塗装職人としても感謝の気持ちでいっぱいです。

 その後目的の駅でお客様とお別れをして、家内と待ち合わせていたレストランへと向かったのですが、いつもであれば長く感じる電車の時間が、あっという間だったな…と歩きながら思いました。

 

 

また、別の日ではあったのですが、ファミレスで7~8年前に塗装をご依頼くださったお客様にお会いしたことがありました。

その時は嬉しいことに、お客様から「菊池さん!」とお声がけ頂いて、名前を覚えていただけていたことに甚く感動しました。

弊社では、「塗装だより」というニュースペーパーを年に3回発行しているのですが、そこに私の顔が出ていることもあって、ありがたいことにお客様に顔を覚えて頂くことは多くあります。

でも、なかなか名前まで覚えて頂けることはないので、こうして名前を読んで声をかけていただけたことが、本当に嬉しかったです。

 

 

 その時お会いしたお客様とは、先ほども書きました通り7~8年ぶりだったのですが、「そういえばお子さんがいらっしゃったな」と思い出し、「お子様はお元気でいらっしゃいますか? たしかあの時は○年生でしたよね」とお伝えしたら「よく覚えているわねぇ!元気よぉ!」とおっしゃっていました。

ちょうど、お客様はお友達とランチにいらしていたのですが、菊池のことを席にいらっしゃるお友達たちに、「塗装を頼むなら、ここの会社に頼むといいわよ!うちもまた頼む予定だから!」とご紹介を……。

左胸のポケットにいつも入れている名刺を取り出し、お友達の皆様にご挨拶をしながらお渡しをしました。

 左胸にはいつも名刺を20枚~30枚ほど入れておくのですが、この時ほどあってよかったと思った時はありません(笑)。

 

お客様からの塗装のご依頼は、どこでどう繋がるかは分かりません。営業をしてもすぐレスポンスが来るものではありませんが、こうしたご縁をいつも大切にしたいと思っています。

小さなきっかけではありますが、中には名刺をお渡ししたお客様から菊池の携帯に連絡が入ることや、「菊池さんいますか?」と会社にお電話を頂いたりすることがあります。

一昔前はお客様から、塗装後のアンケートにお答えいただいて感想などを頂いていましたが、最近ではグーグルの口コミなどからお客様の声を頂戴することが多くなりました。

このような日々の偶然の中で、いつお声掛けいただいても大丈夫なように、口コミなども一つひとつ拝見して、自分の中に吸収しています。

 今後もお客様のご意見などを大切にしていきたいと思います。

またお客様と偶然お会いした時に、みなさまと親身なお付き合いが出来ますよう、これからも丁寧な仕事を重ねていければと思います。

 


カテゴリ:お客様

2019年8月22日

チョ―キングとラジカル制御型塗料

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見積り担当の菊池です。

先日13年前にご依頼頂いたお客様から、再度外壁塗装のご依頼を頂きました。

この写真は、ご出勤前に塗装の打ち合わせをしているところをパチリ。

13年たって、リピーターとしてまたご依頼を頂けたことは、本当に嬉しいです。

お打ち合わせの際に、リピートした理由を「前回の塗装の時に、丁寧な工事が印象に残った」とおっしゃって頂けました。

今回のご依頼も、屋根と外壁塗装。

前回こちらのお宅を担当した弊社代表の曽根も現場に入り、一級塗装技能士の原本と組んではりきっています。前回の工事から13年後だからこその、現在の塗装職人の最高の腕で、お客様の家を美しく蘇らせます。

 

今回の外壁塗装にはラジカル制御型の塗料を使用しました。

壁の塗料は、古くなってくると紫外線が当たることによって「ラジカル」という物質が発生します。この「ラジカル」は、塗膜を劣化させたり、塗膜の破壊を促進させたりするのです。

塗膜が劣化すると、どのようなことが起きるかというと、「チョーキング」という現象が起こります。

 

みなさんもご経験がありませんでしょうか?

古い家の壁に触ったら、チョークの粉にでもさわったかのように手が真っ白になったことが。

これがチョーキングです。

 

このチョーキングを起こす、ラジカルという物質を発生しにくくするのが、このラジカル制御型塗料です。

技術や塗料は日々進化するので、その時その時に最も適した塗料や技術をお客様にご提供できるよう、塗装職人では研鑽を怠りません。

 

今回も、お客様の記憶に「丁寧な工事」が印象に残るよう、全力を尽くします。


カテゴリ:お客様 ,戸建て

2019年8月19日

塗装工事の秘技

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見積り担当の菊池です。

今回は、現場の技についてご紹介したいと思います。

ご紹介するのは、「縁切り(えんぎり)」と「足場の下屋皿を上げる」についてです。

 

まずは「縁切り」……なんだか塗装とはまったく関係なさそうな言葉ですよね(笑)。

これは、屋根塗装をした時に、塗料でふさがった屋根材の隙間を回復させる工事です。

 

コロニアル屋根(スレート屋根)は、本来屋根と屋根の間に入り込んだ水を外に出す隙間があるのですが、屋根塗装の塗料でこの隙間が塞がってしまうことがあります。最後にこの「縁切り」をすることで、屋根の隙間を回復し、水がたまるのを防ぎます。

まれにですが、お客様自身で屋根塗装をされたときに、縁切りをせずにそのままにしてしまったために、屋根の下に水がたまってしまった…などということがあります。

中に水がたまってしまうと、野地板が腐ってしまうなどして、屋根塗装する際に工事が大きくなってしまうので、くれぐれもご注意下さい。

 

次は「足場の下屋皿を上げる」です。

主に1階と2階の建物の大きさが違う家に使う方法なのですが、屋根は多くの場合、1階部分の屋根(下屋)、よりも。2階の屋根(大屋根)の方が小さいので、足場を2階部分の壁に沿った形に組む必要があります。

その時に、1階の「下屋」を支えとして足場を組むのですが、こうしてしまうと足場を組んだ部分を塗装することができません。

ここで、必要なのが「下屋皿を上げる」ことです。

写真のように、足場を組み、「下屋」部分に接している「下屋皿」をジャッキで持ち上げます。

こうすることで、塗り残しをすることなく、尚且つ2階部分も壁に塗りやすい距離の足場を組むことができます。塗りやすい足場は、丁寧な仕事にもつながります。

ただ、もちろん下屋皿で上げている時は2階部分の足場に乗ることは危険です。このように不安定になっている足場の時もあるので、お客様には足場に上らぬようお伝えしています。

以上今回は、塗装工事する際の技を2つご紹介いたしました。

また他にもご紹介したいと思います!


カテゴリ:戸建て

2019年8月12日

リピーターのお客様・10年目の塗装工事

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見積もり担当の菊池です。

最近のお客様ですが、ありがたいことにリピーターの方が増えて参りました。

家の外壁全体の塗り替えは、だいたい10年ごとにするのですが、10年経ってまた同じお客様にお会いできるのは、本当に嬉しいことです。

 

10年前と塗料などの料金が違うので、工事費が多少変わってはしまいますが、10年前のお宅を知っているからこそできるご提案もあります。

お客様のお宅とより深くお付き合いさせて頂くことで、最善の塗料と作業方法を見積もり時にご提案させて頂いております。

 

またさらに、リピーターのお客様の中には「実家の塗装もお願いしたい」「息子の家もお願いしたい」と、ご家族を紹介して下さる方も!

これには本当に、身が引き締まる思いです。

 

リピーターの方が増えているので、最近では新規のお客様をお待たせしてしまうこともあるのですが、新規のお客様にも、こうしてリピートして頂けるくらい、今後も丁寧で確実な塗装でお客様の家を守っていければと思います。

 

リピートのお客様とは、約10年ごとのお付き合いではございますが、これからも塗装のプロとして、真摯な見積もりと作業を肝に銘じ、より多くのお客様にお会いできることを願っております。

 

※再塗装のご注文を頂いた「お得意さまシリーズ動画」です。


カテゴリ:ブログ ,リピーター

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