外壁塗装情報 |
部分塗装から4年目 今回は家全体の塗装へ |
人気blogランキングへ |
職人のカズです。 2月上旬から、横浜市都筑区の現場に来ています。 こちらのお宅は築10年になります。 建物を取り囲む足場の面積が331㎡ですからほぼ100坪。 大きくて立派なお屋敷です。 築10年と申しましたが、じつは、こちらのお宅は4年前に 部分的な補修&塗装をさせていただき、 そのご縁でお声をかけていただきました。 今回は全面塗り替えの仕事をさせていただいています。 つまり、再注文ということになりますが、 以前に仕事をさせていただいた現場にこうして、 再び、訪ねてみるとやはり、うれしいものがあります。 自分が手掛けた仕事に「しばらくぶり!ちゃんと守っていたかい」、 そんな声をかけたくなるような懐かしさもあります。 実際、今回こちらのお宅に伺い最初にチェックしたのは4年前の仕事です。 もちろんノープロブレム! お客様の心配りもあたたく、ご期待に沿えるよう頑張ります。 前回にも増して気合いを入れて仕事に取り組んでいます。 2月も半ばに差しかかり日がすこしづつ伸びてきました。 17時を過ぎても明るいので助かっています。
※再塗装のご注文を頂いた「お得意さまシリーズ動画」です。
|
都筑区での防水工事、クロス張りとウレタン2層目 |
人気blogランキングへ |
本日は昨年のことなりますが、都筑区すみれが丘で二つのバルコニーウレタン防水を行った際の事例です。担当した職人は防水工事ではお馴染みになりつつある島田ダイ。
現場は閑静な住宅街の一角にある、一部レンガを使用したモルタル外壁とコロニアル屋根がおしゃれなお宅。
こちらのバルコニーで、防水層の巣穴のパテ埋めと、ウレタン2層目の流し込み。もう一方のバルコニーで立上りウレタン塗布と補強用のクロス張りをしました。
![]() まずはバルコニーの下地に張るクロスの裁断から開始。
このクロスが下地の歪みや動きなどを緩和させて、防水層にひび割れが発生することを抑制させます。元々のメッシュはロール状になっているので、バルコニーのサイズに合わせて計測し、ハサミで裁断します。
もう一つのバルコニーではウレタンの1層目が完了しているものの、巣穴という小さい穴があちこちに発生していたので、パテでこの穴を埋めて補修していきます。
島田いわく、ウレタンを流してから巣穴ができてしまうことはあまり無いらしく、それだけ下地の状態が悪化していたようです。
![]() ![]() まずは補修用のパテを作っていきます。
防水の材料は誤差が出ると固まらなくなってしまため、秤できっちり計量して使用します。
ウレタンの材料(主材と硬化剤)に対して10%のシンナーを加えて希釈し、撹拌機でしっかり混ぜ合わせます。使用する材料は一度に作り置きできないので、一つの工程が終わるごとに計量・希釈・撹拌をしてその都度準備しています。
![]() 撹拌したパテ用のウレタンは、かなり固めの材料。ゴムベラに少量とって、巣穴の上に乗せたらヘラで平らにしつつ穴を埋めていきました。ヘラは立てて動かすと材料が薄く伸ばされ、寝かせて動かすと厚みがつきます。
立ち上がりの下部にできている段差もパテで平滑に整えました。
![]() 巣穴埋めを完了させた後は、もう一つのバルコニーの立上りにウレタンの1層目を塗布します。
さきほどのパテよりは少しゆるい材料を、壁と立上りの境目ギリギリにたっぷり置き、垂れてくるところを刷毛ではらうように伸ばして塗り広げていきます。
床に垂れた材料はそのまま横にスライドさせて平らに。サッシの下にはレールがあるため、材料を付着させないように慎重に塗布して仕上げました。
![]() ![]() 次は、先ほど裁断した補強用クロス張りに入りました。クロスは一度に張るのではなく、折りたたんだものを少しずつ広げて上からウレタンを塗布し、塗り終えたら、また広げるというように繰り返していきます。
今日使用するクロスはシワになりにくい材質ですが、ローラーを転がすときは、必ず一定方向に転がさないとぐちゃぐちゃとシワになってしまいます。
張っていくうちに、微妙にクロスが斜めになってきたので、少し持ち上げて位置調整。バルコニーの寸法通りに裁断したクロスですが、かなり伸びやすいのか端がかなり余っていました。伸びた部分やドレン穴部分をハサミで切って端まできっちり仕上げます。
![]() 次は再び巣穴補修をしたバルコニーに戻り、立上りに2層目のウレタンを塗布していきます。もう一方のバルコニーに塗布した1層目用より緩いので、刷毛も動かしすく材料が自然に馴染んでいきます。室外機を移動させて、ホースには付着させないように細心の注意を払いながら、裏側にある立上りにもたっぷりウレタンを重ねていきます。
![]() ![]() 立上りが完了したら、いよいよ平場にウレタンの2層目を流し込んで最後の防水層を形成。缶から直接ウレタンを床に流し込み、レベラーという大きなヘラで全体に行き渡らせます。このヘラは先端に丸みはあるものギザギザした突起があるので、動かすと線が出てしまうためローラーやコテを使って平らに均していきました。
平場用のウレタンを均していくときは、水面に波紋が広がるように、本当になめらかに広がっていきます。
バルコニーの端には室外機があるので、その下も丁寧に塗布したら、施工箇所は残すところあとわずか。足を床に付けないように、バルコニーの笠木と室外機を浮かせている台の上に足を乗せて、バランスを取りながら端まで塗布して完成です。
後日、トップコートを塗布して剥き出しになっている防水層を紫外線から保護します。このトップコートには滑り止めの微細なゴムチップも入っているので、歩いた時に滑りにくく、ウレタン特有の光沢はマットに仕上がります。
この日は防水とは別に、一級塗装技能士の竹内と二級の曽根カズが外壁の下塗りと屋根の縁切りも行いました。
![]() こちらは屋根下の壁を塗っている最中。屋根の勾配が急なため、寝そべって塗装をするとズルズルと体が落ちてしまうので、もう一人が脚を使って支えになっています。足場がない場所でも工夫を凝らして入念に下塗りを行いました。
![]() 外壁の下塗りを終えて、屋根の縁切りをしている曽根。カッターや皮スキ(金ベラ)で屋根材の重なりに隙間を開けて、その中にタスペーサーをいう縁切り用の資材を差し込みました。断熱塗料で厚膜に仕上げた屋根の塗膜は強固で、カッターの刃がすぐに折れてしまいます。何度も何度も刃を付け替えながら、一箇所ずつ地道に縁切りを進めました。
|
都筑区での外壁塗装、高圧洗浄できれいに |
人気blogランキングへ |
本日は都筑区すみれが丘のお宅で、家全体の高圧洗浄(水洗い)をしました。外壁や屋根塗装の前には必ずこの水洗いをして、蓄積した汚れや付着物を落とします。特に屋根は、付着物が残っていると下地と塗料の密着性がはかれず、塗膜が剥がれやすくなることがあります。高級塗料をたっぷり使用して厚膜に仕上げても、すぐに剥がれてしまっては意味がありませんので、ここで密着性を向上させておきます。 ![]() こちらは洗浄前のベランダ。平場(床)には床材が敷き詰められていたので、移動させると土がたまって汚れていました。 ![]() コロニアル屋根には緑色のコケがあちこちに発生している状態。
![]() 塗装技能士のカズが屋根を洗っているところです。使用しているのは最高150キロ圧も出る防音型の高圧洗浄機。ノズルから勢いよく噴射されるジェット水流でコケや汚れを強力に洗い落とします。誤って長靴に当ててしまうと穴が空くほどの勢いなので、弱った塗膜も剥がれ落ちてきます。
屋根の洗浄は下から開始して上へと進めていきます。上段から始めてしまうと、流れてくる水やコケでツルっと滑りやすくなってしまい転倒の危険性があるのです。下段からスレート(屋根材)の一段ごとにしっかり水流を当てて、汚れと付着物を念入りに落としました。
この洗浄をするときの注意点は、泥水を周囲に飛び散らせないことです。そのため、足場は屋根より高く組んでもらい周りにはメッシュシートを張って飛散防止をしています(隙間が見える所は前後で2重になっています)。洗浄時だけではなく塗装時にも、風が強いとシーラーのようなサラサラした材料は飛び散りやすくなってしまうので、家をしっかり覆います。
![]() 水洗いの終わった屋根です。コケと汚れが落ちただけでも、だいぶスッキリときれいになりました。本日の作業はこれで終了ですが、つぎはシーラーという屋根用の下塗り材を染み込ませるように塗布して下地と塗料の密着度をアップさせます。
|
お見積もり・お問い合わせフォーム