外壁塗装情報 |
港北区での付帯塗装と養生 |
人気blogランキングへ |
まだまだ肌寒さのなくならない1月末、先日の続きの塗装を行います。
先日艶を取り戻した雨樋をさらにしっかりと塗装していきます。塗装を二回重ねるのは、塗料が持つ性能をさらに高めるためでもありますが、さらに塗り重ねることによって艶に深みが出て、光沢感のある塗膜が仕上がるからです。
![]() しっかりと養生をしているので、屋根につけてしまう心配もなく塗装にも気兼ねありません。これはマスカーという養生テープで、ガムテープと透明なテープが一緒になったものです。四方は養生テープで留めていますが、もともといったいになったものなのでいちいち透明のビニールを伸ばして、ガムテープをつけて……という手間がないので、とても重宝しています。
さて、雨樋が終わったら次はフードの中塗りです。さび止めをしっかり塗装した後なので、下が透けないようたっぷりと塗布していきます。
今、塗料がフード周りの外壁にもついてしまっていますが、もちろん上からさらに塗装を重ねてきれいにするので、問題ありません。
![]() 一通り付帯の塗装が終わったので、養生作業に移りました。
![]() もちろんすべてを最初から養生してしまえればいいのですが、そうすると逆に塗装がしづらい状況が生まれてしまうこともあります。
ですので、必要な時に必要なものを。このあとは軒下など、下に塗料が飛散しやすい場所を塗装するので、しっかりと雨戸などの養生を行いました。
養生は先ほども紹介したマスカーを使用します。
窓などの養生の際は空気が通りやすい養生が行えることもありますが、基本的には締め切った状態で塗装をさせていただくことがほとんどです。
空気の入れ替えや、洗濯物などにご不便をおかけしますが、お客様の協力もあって、しっかりと養生させていただきました。
|
港北区での外壁塗装、下地調整とサビ止め |
人気blogランキングへ |
1月29日から始まった外壁塗装
少々肌寒さが増したこの日、肩を竦めて少しでも外気から体を守りながら入った塗装現場は、港北区の新吉田東です。
高圧洗浄をすでに終えたこの日は、下地調整を午前中に行います。
下地調整とは外壁塗装においてとっても大切な手順です。長年付着したたっぷりの汚れを落として素地を出したり、鉄部にいたっては高圧洗浄でつき切らない細かな傷をつけたり、サビを削り落したり。しっかりと下地を作ってあげないといけません。
さっそく、出窓やバルコニーの笠木、鉄部をケレンします。ケレンに使用するのは小学校から馴染みのあるサンドペーパーです。
![]() 手のひらサイズに折りたたんで、しっかりとサビを削り落します。
サビを落とすのももちろん大切な作業ではありますが、同時に、この細かい傷をつける作業がとっても大切な手順になります。つるつるになっている古い塗膜を剥ぎ落とし、さらに細かい傷をつけることによって、塗料の密着性を高めるからです。
![]() 仕上がりを綺麗にするためにも、丹念に余すことなくサンドペーパーをこすりつけます。
モルタルには縦にクラックが走っていました。
![]() 他にも数か所大きなクラックが入ってしまっていたので、パテでしっかりとクラック埋めをする予定です。
クラックの大きさによって、パテ埋めをしなくていいクラックもあります。塗料だけで埋まるので大丈夫なのです。
もちろんしっかりと規定量で希釈した塗料と、適切な下塗り塗料があってこそではありますが。そういったクラックには弾性塗料を使用することで、日々をふさぎ、今後のひび割れにも備えることができます。
ケレンが終わったらさび止めです。
さび止は赤錆び塗料。鉄部にたっぷりと塗布していきます。
![]() 先ほど傷をつけた笠木にもたっぷりと赤錆びを塗布してあげると、それだけでもさびが埋まってとてもきれいに見えます。しかしあくまで下塗りですので、このままではいけません。このあとにしっかりと塗料を重ねていきます。
出窓の上だけではなく、コードを抑えているデンデン(金具)もさび止めを行います。家の周りにある鉄部にはすべてさび止めを塗布します。
ひとつももらすことはありません。
![]() ![]() さび止めが完了すると、鉄部の部分だけがさび止めの塗料色で染まるので、なんだか少し不思議な様子にはなりますね。こうして細かく塗り分けをするのが、長持ちする塗装の大切な見えない部分かもしれません。
もちろん大変ですし、悪い業者であれば外壁も木部も鉄部も下塗り材を一緒にしてしまったりするのですが、そうしてしまうとどこかが必ず適切じゃない下塗り剤のせいで、そこから塗膜がはがれてきてしまいます。
![]() ![]() さび止めが終わった後は、雨どいの塗装を行いました。少しくすんだ状態の色だった雨どいが、チョコレート色に再び生まれ変わります。新築のときのような艶が戻ってきたようです。このままもう一度塗りを重ねることで、さらに艶に深みが出ます。
さて、本日の作業はここまでです。
お疲れ様でした。
以下、後日の作業。
|
港北区でのマンション改修工事、足場解体 |
人気blogランキングへ |
先月中旬から施工を進めていた港北区のマンションでの大規模改修が完了となりました。本日は足場の解体日です。お馴染みのクサビ式足場を上から順々に解体、マンションの全貌が見えてきました。 それでは、こちらのマンションで行った工事の内容を簡単に振り返っていきたいと思います。 ![]() 今回は外壁を塗装していないので外観に大きな変化は見られませんが、浮いたタイルを樹脂注入で補修したりクラックの入っているタイルの撤去・張り替えをしました。
目地やサッシ周りは2液のシーリング材をたっぷり充てんして肉厚なシールに仕上げ、隙間風の浸入や雨漏りを防ぎます。上から塗装をしないので、紫外線に強い変性シリコンを使用しました。
ベランダ内の軒やパーテーション、手すりの笠木などはシーラーで下地と塗料の密着性を高め、シリコン塗料を重ねて厚みのある塗膜に。剥がれにくい厚膜に仕上げることで長期にわたって紫外線や風雨による傷みから保護します。
マンション内では階段の立ち上りに防水施工をし、踏み板と踊り場には長尺シートを貼りました。このシートには防滑性能があるので滑りにくくなりますし、マンション共有部の気になる歩行音が抑制される遮音効果もあります。
2、3Fのバルコニーはウレタン塗膜防水でしっかりとした防水層を形成、紫外線による劣化を防ぐためトップコートを塗布して仕上げました。トップコートは保護膜になるだけではなく、微細なゴムチップも入っているので歩くときの滑り止めにもなります。
約1ヵ月強に及ぶ大規模改修が無事完了し、足場を解体となると何だか感慨深いものがありますね。昨年もこちらのマンションでは内壁などの塗装・屋上防水工事をさせていただいており、今回の施工で建物全体に関わらせていただき、とてもありがたいです。長期間お疲れさまでした。
こちらの工事の今までの記事一覧はこちら:
|
お見積もり・お問い合わせフォーム