外壁塗装情報 |
神奈川区での屋根中塗り2回目で断熱性能アップ |
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今回は1月18日に神奈川区で行いました、過去の工事風景をお送りします。
前日(1月17日)にキルコート主材で屋根の中塗り1回目が完了したので、この日は中塗り2回目を塗装していきます。
![]() 顔が写っていないですが、一級塗装技能士の川口が塗装中。ローラーに主材をたっぷり含ませ、軽くきって量を調節してから塗布していきます。
屋根材にそってローラーを横に転がし、縦にも転がすことでムラなく均等な厚みの塗膜に仕上げていきます。中塗りを2回重ねることで、しっかりとした厚膜に仕上げ、断熱性能を十分に発揮できるようにしました。雪止め金具のような細かな部分も裏表ていねいに塗り上げています。
この写真は10時少し手前に撮影されたのですが、空が曇っている上に朝焼けが出ていたのか、まるで夕どきの風景のように見えますね。
![]() ![]() 屋根の中塗りを完了させ、次は養生作業に移りました。
外壁の塗替え前には無くてはならない養生。塗装しない場所に塗料を付着させないように覆うことを指します。窓や雨戸などをマスカーというテープ付きのビニールでぐるりとカバー。
特に窓の養生はたるみがあると、風で煽られてバタバタと音がしてうるさくなってしまうので、ぴったり張ります。出窓や換気扇フードカバーなど、塗料がついては困る所を徹底的に養生しました。
塗替えを終えた軒裏にはマスキングテープを貼っています。養生には塗料の付着を防ぐ役目と、このように塗り分けをする箇所の線出しをするために行う場合があります。場所によってはマスキングテープを貼れないこともあるため、その時は養生なしで刷毛のみで真っ直ぐ見切り線を出していくことも。職人の腕が問われる場面です。
このマスキングテープも途中で剥がれてこないように、手でよく押さえておきます。
![]() こちらは雨樋の中塗りをしている川口。軒に塗料をつけないように気をつけながら、艶やかに塗り上げていきます。
![]() ![]() 中塗り2回目が完了した屋根。下屋根もご覧のように真っ白に覆われました。
次回はこの上に上塗りの1回目を重ねていきます。
キルコートのメーカーによれば、上塗りは1回で問題ないのですが、そうしますとどうしても中塗りの白が透けて見えてしまうことがあります。上塗りの色をはっきり出して仕上げるためにも弊社では2度塗りで仕上げています。
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屋上防水のひび割れシーリングとプライマー塗布 |
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今回は二日前の4月8日に行いました、神奈川区での防水施工風景を掲載します。
職人は島田と曽根カズが担当しています。
こちらの現場は3階建てALC外壁のビル屋上、前回(4月1日)はモルタルによる下地補修をしました。
![]() 本日は、更に突起物などのケレンを済ませたのち下地にプライマーを塗布していきます。このプライマーは下地とウレタンの密着性を強化する、いわば接着剤のような役割を果たす材料です。ウレタン防水層の浮きや剥離を防ぐため、たっぷり塗布して密着度を向上させていきます。
![]() まずは立上りから刷毛で塗布。表面がしっかり濡れたような状態になるまで、ふんだんに塗布します。立上りの上には緑色のマスキングテープを貼って養生をしてあります。万が一材料がはみ出るようなことがあっても、余計な箇所には付着しないように下準備してあるのです。
立上りを塗布後、ローラーで平場にも下地の表面に濡れ感が出るくらいにたっぷり塗りました。プライマー塗布を終えたら、次はシーリングを充てんしていきます。
![]() こちらの屋上には立上りと平場の間に隙間があったため、2液のシーリング材を充てんしてぴったり埋めていきます。専用のガンから注入した箇所にバッカーという、職人手作りのヘラでならし、平らに整えていきます。空気が内部に入らないようにしながら、奥までシーリング材を密着させました。
また、立上りなどに発生しているクラック(ひび割れ)もこのシーリング材で埋めて補修しています。下地の傷みはウレタンの塗膜のみでは対処することができないので、この時点で入念に修復することで防水性能を存分に発揮させられるようにします。
![]() 施工前の平場には伸縮目地というものがあったのですが、こちらも撤去し新たにシーリング材を注入しました。伸縮目地というのは、コンクリートの収縮や挙動によるひび割れを防止するために、区切られたコンクリートの隙間を伸縮する材料で仕上げた目地のことです。
シーリングをしたあとはその上からクロスという補強布を重ね、ウレタンを塗布して貼り付けました。このクロスはメッシュ状になっており、下地の動きや歪みといった衝撃が防水層に伝わることを抑制させる補強用の布です。こちらを貼ることで防水層のひび割れや破断が起こることを防ぎます。
床のクラックもシーリング材で補修しておきました。
この日はここで施工を完了させ、次回は平場に自着シート(通気緩衝シート)を貼っていきます。
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神奈川区で付帯の塗装と屋根中塗り1回目 |
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神奈川区白幡向町で1月17日に行った過去の施工風景をお送りします。今回は付帯部の下・中塗りと屋根の中塗り1回目を行いました。
![]() まずは雨樋の下塗りです。下地と塗料の密着度を強化して、塗膜を剥がれにくくするために接着剤の役割を果たすプライマーを塗布します。透明な材料なので塗り落しがないように、見る角度を変えながら雨樋全体にムラなく塗り込みました。
![]() こちらは破風の下塗りです。同様に塗料の食い付きがよくなるように下塗りしていきます。
![]() 続いて鉄部の中塗りをしています。下塗りでは白いサビ止めを塗布し、中塗りでは少しクリームがかった色を塗布しています。刷毛のストロークは大きく上下に動かして、刷毛目が出ないように仕上げていきます。たっぷり塗料を重ねて厚膜を形成しながら、艶やかな塗装面に。
![]() 先ほど行った雨樋と破風の下塗りを充分に乾燥させたあとは中塗りに入ります。中塗り主材を刷毛でたっぷり塗布して塗膜をつけていきました。
破風は横樋がかぶさっている部分もありますが、わずかにある隙間に刷毛を差し込んで塗料を塗布していきます。場合によっては、下から覗くだけではなく上から覗き込むようにして、全体に塗料が行き渡っているか確認しつつ仕上げます。
塗装する場所によって、適した道具に持ち替えて隅々までムラなくきれいに塗膜をつけていきました。
![]() ![]() 雨樋の集水器部分は凹凸があるので、窪みに塗料がたまらないように均一に仕上げていきます。幕板(帯板)は壁との境界を刷毛で線出しし、細部を仕上げてから全体に塗り広げます。
![]() ![]() 次は場所を変えまして、屋根の中塗りです。今回は断熱塗料のキルコートを使用。この材料は太陽熱を反射する遮熱と断熱効果があり、この二つの性能で屋根下の室温の上昇を抑制します。真夏にはサウナのような部屋になってしまう2階の部屋も、1階と同じくらいの室温になるので冷房器具の使用量も削減する効果が期待できます。
キルコート主材には熱の通過を抑制する中空ビーズというものがたっぷり含まれています。中空ビーズは比重がとても軽く、塗料を開封したら上層に浮いている状態のため、撹拌機でしっかり混合してから使用します。
屋根の細部はあらかじめ刷毛で塗り込んでから、ローラーで全面に塗装しました。この主材、見た感じではぼってりと重たそうに感じますが、中空ビーズが含まれているためかとても塗り心地が軽いと職人からも評判です。
キルコートは下塗り1回、中塗り2回、上塗り2回の計5回で仕上げるため、とても厚みのある耐久性の高い塗膜に仕上がります。また、この塗料は屋根のみならず外壁にも使用できるので、家丸ごと塗装をすることで、より断・遮熱性能が発揮されます。
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