外壁塗装情報 |
旭区での防水工事、ウレタン2層目 |
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本日は旭区市沢町でベランダ防水の続きを行っていきます。世間では3連休の中日ですが、職人にはあまり関係がないため通常通り仕事の開始です。
前回のベランダ防水の施工では、立上りにクロスを張ってウレタンを塗布したところで終えました。その後、平場にもウレタンを流し込んで防水層の1層目が完了しています。今回はウレタンの2層目を仕上げる工程をお送りします。
![]() 防水層形成の前に、まずは材料の準備を万端にする必要があります。こちらは曽根カズが立上り用の材料を計測しているところ。防水の材料は分量を少し間違えただけでも固まらなくなってしまうので、しっかり秤を使って計量する必要があるのです。金ベラとゴムベラでだいたいの量をすくい取って、重さを確認していきます。
![]() 計量を終えたら次は撹拌へ。主剤と硬化剤、希釈のためのシンナーをしっかりかき混ぜていきます。撹拌が十分でないと、やはり硬化不良になってしまうので電動の撹拌機を使用してしっかり混合します。この撹拌機は電源を入れるとパドルという撹拌羽根が勢いよく回転し出すので、ハンドルをしっかり握って動かします。缶の端がかき混ぜ不足にならないよう、四隅に羽根を当てながら全体を混合しました。
![]() ![]() この材料を立上りに塗布して2層目を完成させたのち、今度は平場用の材料を準備して床に流し込みします。
移動させた室外機の裏側はローラーで端までしっかり塗布しています。広い面はスナップを利かせながらコテで塗り広げていきました。このウレタンは仕上げ用で少しゆるい材料のため、コテを動かすと滑らかに広がっていきます。防水層は所定の厚みに均一に仕上げる必要があるので、ムラのないよう平滑に仕上げました。
このベランダ防水での次の工程は、トップコートを塗布して保護膜をつけていきます。
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旭区での屋上防水、クロス張り |
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先日から行っている旭区市沢町でのウレタン防水施工。前回はベランダのクロス張りとウレタン1層目を完了させたので、本日は屋上に場所を移して同様にクロス張りを進めます。職人は引き続き、島田と曽根カズのふたり。
![]() 途中の施工写真がないのですが、屋上の平場(床)は一面にメッシュ状のクロスを張り終えています。
こちらは手すりの土台部分にウレタンを塗布し、その上からクロスを張って押さえているところです。長方形のクロスに切り込みを入れることで、しっかり角も密着できるようにしています。ゴムベラを平行にして床と垂直面の境に押し当てるように動かし、浮きのないように張りました。この上からさらにウレタンを塗布してコーティングするように防水層を形成します。
![]() こちらは屋上の周囲にクロス張りをしているところですが、手すりが一面張り巡らされているため格子の間から手を伸ばさないと作業ができません。(手すり下の隙間は狭いのですよね…)
クロスを広げて置いていくだけでも、格子から手を出し入れしないといけないので、なかなかに一苦労です。長さを調整して切ったあとは、ゴムベラで押さえていきます。それも今までのベランダのような場所とは違い、腕を横に動かす幅が限られているので少し押さえて貼り付けたら、また隣の格子の間から手を出して押さえるといった気の遠くなるような工程を繰り返して密着させていきました。
この様子を撮影していた曽根カズは、島田が「まるで檻の中から手を出しているみたい」と冗談めかして言っていたのですが、作業をしている本人は苦笑いといった状態で、黙々と作業を続けていきました。
この次の工程は平場にウレタンを流し込んで防水層の1層目を完成させます。
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旭区での防水工事、クロス張りと1層目 |
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本日は旭区市沢町でベランダ防水の施工を行いました。職人は防水のエキスパート・島田と手先の器用さを誇る、曽根カズのふたり。
こちらのお宅ではベランダと屋上でウレタン塗膜防水を施工します。高圧洗浄や下地処理の写真がないのですが、いつも通り順を追って進めました。
まずは立ち上りにクロス張りをしていきます。このクロスというのはメッシュ状の補強布で、下地の歪みや動きといった衝撃をクロスが緩和させて、上に形成された防水層のひび割れなどを防ぐ役割があります。
また、ウレタン塗膜を均一な厚みに仕上げるためにクロスを張るという方法もあります。
今回は立上り(垂直面)に張っていくので、接着に使用するウレタンも立上り専用のものです。床に使用するものより少しもったりした材料で、ダラダラと垂れ落ちることなく使用できます。
クロスはあらかじめ立上りの高さに合わせてハサミで切っておきます。そのあと希釈して十分に撹拌した専用のウレタンを、ゴムベラやローラーを使用して立上りに塗布していきました。
ゴムベラは寝かせるように動かすと材料の厚みがつき、立てながら動かすと薄付きになるので、全体が均等な厚みに仕上がるように動かし方に変化をつけながら塗ります。
また、ゴムベラは使用する前にコンクリートなどの硬い所で擦り、ヘラの先端が平らになるようにしました。ヘラは使っているうちに傷がついてしまうのですが、そのまま塗布すると線が出てしまうため最初に処理しておくのです。
![]() ウレタン塗布を終えたら、カットしておいたクロスを少しずつ張ってその上からゴムベラで押さえていきます。このときクロスが曲がったり、シワになってしまったり、浮かないように注意しながらしっかり密着させます。ところどころローラーを転がすことで表面をきれいに仕上げていきました。
![]() 次はこのクロスの上からもう一度さきほどの立上り用ウレタンを重ねて、防水層の1層目を形成します。このときもゴムベラを使用しますが、貼り付けたクロスがよれたり動いてしまわないように丁寧に塗布しながら平滑に仕上げていきます。
ウレタン1層目の次は2層目になりますが、仕上げ用なので緩やかで自然に材料同士が馴染むものを使用します。塗るというよりは、たっぷり置いたウレタンが垂れてくるところを均すことで、なめらかな表面が完成します。
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