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サイディング目地のひび割れ補修、塗装屋よりプロのシール屋がベスト

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サイディングの目地 シール工事はプロに頼もう!

 

今や住宅の半数以上はサイディングの外壁となり、サイディングボードの種類や、サイディン用の塗料など様々な特性を持った材料が出てきています。

実はこのサイディングボードの耐久性を上げるために大事なことがあります。

それは、サイディングボードとボードのつなぎ目であったり窓サッシ廻りです。

このつなぎ目をコーキング剤できっちりふさぐことを「シール工事」と言うのですが、この工事をするのは、塗装業者ではありません。

 

では塗装業者がしないのであれば、誰がするのでしょう…。

実は、シール工事にはシール屋さんというプロがいるのです。

 

まれに塗装業者がシール工事もやってしまうことはあるのですが、あくまでも塗装業者は塗装のプロで、シール工事のプロではないので、シール屋さんのシール工事と比べると塗装業者がおこなったシール工事は目地の仕上がりが違います。

シール屋さんがシール工事をすると、どんなところが塗装業者が仕上げた場合と違うのか…詳しくお話し致します。

 

塗装工事をする際におこる、シール工事の落とし穴!

日が良く当たるサイディングの壁は、10年も経つと紫外線の影響で、目地にひび割れなどが出てきます。

 

サイディングボードの継ぎ目、窓周り、サッシ周りなどのつなぎ目が、「肉やせ」状態、つまりはコーキングのゴムが劣化することで体積が少なくなる状態になったり収縮性がなくなることで様々な劣化症状が起きます。

この肉やせが進むと、サイディングボードの断面からコーキングのゴムが剥離してきてしまい、ボードの中に雨が入り込み、雨漏りの原因になってしまう可能性も。

 

塗装をご相談頂く時に、お客様が一番気になるとおっしゃるのも、この目地のひび割れです。

 

シール工事は、塗装工事の際に補修することによって、塗装の「持ち」を一層発揮します。

ですので、ほとんどの塗装工事でこのシール工事も同時に行われるのですが、ここに落とし穴が。

シール屋さんを手配すると、コストがかかるため、コストを下げる目的で塗装業者がやってしまう場合があるのです。

でもなんとなく、シール工事って目地にシール剤を注入するだけで、そんなに大変そうではないし、塗装の職人さんならシール工事もチョチョイのチョイなんじゃないの?と思ってしまったり…。

これがそうでは無いのです。

 

実は、シール屋さんと塗装業者がおこなうシール工事を比べると、使う材料も道具も違います。

材料が違う…ということは、仕上がりだけではなく、耐久性も変わってくるのです。

目先のコストに気をとられて、シール工事を甘くみると結局はその後の耐久性に響いてしまいます。

 

 

塗装業者とシール屋さんでシール工事内容を比較してみる

では、塗装業者が行うシール工事と、シール屋さんがおこなうシール工事を比較してみましょう。また、なぜ材料や道具が違うのかなども詳しく解説致します。

 

塗装業者がシール工事をする場合

<材料>

コーキング剤はホームセンターで売っている補修剤を使います。

「業者さんなのに、業務用の材料を使わないの?」と思いますよね。

塗装業者の場合は、シール工事を専門的に扱う仕事ではないので、専門の材料を購入してしまうと、高くついてしまうのです。ですので、その時その時にホームセンターなどで購入ができる補修剤を使い、シール工事を行います。

ホームセンターでも購入できる部分補修用のシール材とガン。

 

シール屋が使うプロ専用のガン。吸い込み→注入いくつを繰り返すことができる。

 

また、この補修剤カートリッジを替えるタイプのシールガンがほとんどなのですが、なかなかピッタリ使い切る…というのが難しいので、コストを抑えるためにケチケチ使うことに…。

最後の方になって、ちょっと補修剤が足りないな…となった場合も、もう1本カートリッジを使うとコストが上がってしまうので、最後の1本で薄くぬってしまうこともあるようです。

カートリッジ式の補修剤はシール屋さんが使う材料よりも、内容量の対比では材料代が高くつくため肉厚ボリュームある施工には不向きと言えるかもしれません。

 

<道具>

補修の際の道具も、専門的な道具はないので簡易的なヘラなどで表面をならす程度です。

簡易的なヘラなどの作業は部分的な補修で使用される。

 

<仕上がり>

職人が見ればほぼわかりますが、専門的知識のない人が見た場合、塗装をした際の塗膜で隠れることもあって、シール屋さんが仕上げたのと見た目はあまり変わらないように見えます。

でも数年後、シール剤が薄い部分などから劣化して早い段階で再度工事をする可能性もあります。

 部分的補修では簡易的な補修はありですが、お家全体での補修(全面打ち替え等)では物足りなさは否めません。

 

シール屋さんがシール工事をする場合

<材料>

コーキング剤はペール缶というシール業者専門の材料を使います。

耐久性のある2液タイプのシール材が多く主剤と硬化剤を混ぜて使うのですが、この時にペール缶専用の撹拌器で混ぜます。

撹拌器は1台10万円から20万円ほどするため、シール屋さん以外はあまり持っていません。

ペール缶はホームセンターで売っているカートリッジタイプの補修剤よりは単価が安く、何といっても肉厚施工ができます。

左がシール屋が専門に使用するペール缶のシール材。右側が一般にホームセンターで見かけるシール材。

 

<道具>

注入ガン

1回1回ペール缶からシール剤を吸わせて使います。

シール剤は2液混合タイプの為、一度開封し撹拌すると、使いきるしかないのでたっぷりと使うことができるのも特徴です。

 

撹拌機

ペール缶の材料を撹拌する専用の機械です。

 

バッカー

サイディングの目地幅に合わせ、オーダーメイドのヘラを作るためのゴムです。

ヘラの土台となる柄に、両面テープでこのバッカーを貼り付け、それぞれの家の目地の幅に合わせたヘラ幅になるよう、グラインダーでこのバッカーを削ります。

目地幅に合わせたヘラでしっかりならすことで、綺麗に仕上げることができるのです。

 

ヘラ

バッカータイプのヘラ以外に、金べらなどもあります。サイディングの模様や、目地の場所などによって使い分けをします。

テープ養生をはがす際にもヘラで巻き取ります。

 

 

<仕上がり>

材料をケチらずたっぷり使い、目地幅にあったヘラでしっかりならすので、目地にしっかりとシール剤が入り、サイディングの耐久性をアップします。

見た目も、サイディングの模様に合わせて強弱をつけて仕上げることもできるので、非常に美しいです。

またクリヤー塗装の場合、塗装の色が被らずに透明のため、より丁寧なシールの仕上げが求められます。

シールが露出してそのまま色も出てしまうため色選びのセンスもシール屋さんの腕の見せ所になります。

 

いかがでしょうか。

材料や、道具のリストを見ただけで、仕上がりの差が一目瞭然ですよね。

実際、先ほども少しだけ書きましたが、塗装業者がシール工事をする場合、毎回ある工事ではないため、専門のシール屋さんと比べると、圧倒的に作業の経験値が違います。

ですので、そうした技術面も含め、どうしても劣った仕上がりになってしまうのです。

シール屋さんは、その名の通りシール工事を専門でやっている業者さんなので、材料も道具も経験値からくる技術もまったく違います。

 

 

サイディング塗装で大切な、シール工事の工程を知ろう

 

ここで改めて、シール工事こと「シール打ち」の手順をご説明致します。

 

1 劣化し古くなったシールを取り除く 

剥がれかかった古いシール(コーキング剤)を、元から全て取り除きます。

シール職人さんが実際にはがしているところなのですが、軽快な手さばきでカッターを使用し、古いシールをみるみるうちに剥がしていきます。

撤去したシール

 

作業に慣れていないと、こう手早く確実にはがすことはできません。

古いシールが目地に残ってしまうと、そこに隙間ができ、劣化の大きな原因となります。

そうしたことを防ぐためにも、とても大事な工程です。

 

2 目地の周りをマスキングテープで保護をする

コーキング剤が目地から飛び出て、汚い仕上がりにならないように、マスキングテープで保護をします。

貼り方にも、熟練の技が光ります。


 

 

3 プライマー(接着剤)を塗る

コーキング剤が密着するように、プライマーを塗ります。

手早く正確に塗ることで、密着度が上がります。

 

 

4 撹拌したシール剤を注入ガンで注入する

コーキング剤が目地からはみ出ることの無いよう、そして奥までたっぷり注入します。

目地いっぱいに入れることで、耐久性が大幅にアップ。

シール屋さんは、主剤と硬化剤を混ぜたものを主に使用するので、材料の耐久性も一般的に売られているものは違います。

 

5 ヘラで仕上げる

目地のサイズ幅に仕上げたバッカーがついたヘラや、そのほか4~5種類ほどのヘラを使って、余分なシールを削り、しっかりと目地にシール剤を密着させます。

表面も気泡などが入らないように、なめらか且つ綺麗に仕上げます。

 

 

 

6 乾燥したら養生テープをはがして完成

コーキング剤が完璧に乾いたら、最後に養生テープを剥がします。

マスキングを剥がす際のタイミングが遅くなれば、テープについたシール材が引っ張られるなどして仕上がりに影響が出ます。

はがしす角度も考慮する必要があるのではがし方にも技術が光ります。

 

 

シールの種類

シールの種類は多岐にわたります。

シール屋さんが主に使用するのは2液成分形が多く、耐久性がある分よく攪拌して使用しなければ「硬化不良」といういつまでたっても硬化しない施工不良を引き起こす場合があるので注意が必要になります。

またグレードはウレタンから変性シリコン、とても高価な次世代シールと言われるものも出てきています。

もちろん塗料との相性もあるので可塑剤がつかわれていないようなノンブリードタイプのシール材を使用するようになります。

次世代シール材のオートンイクシード。

 

「シール打ち」以外のシール工事法

ここまでは、シール撤去打ち替えと言われる、古いシールを全て取り除いて行うシール工事についてお話ししました。

これ以外にも、そこまで劣化していないシールの場合は、「打ち増し」、「増し打ち」と呼ばれる工事をする場合もあります。

サッシの周りの目地や、カッターを入れてシールを撤去するのが難しくサッシを傷つけてしまう場所などは、前のシールを撤去せず、そのままシールを打つことがあります。

あくまでもケースバイケースではありますが、現場を見てシール屋さんと相談をして最適な方法を行います。

 

また通常は「先打ち」が主流ですが、クリヤー塗装や特殊な場合などは塗装をしてからシールの打ち替えをする「後打ち」という施工例もあります。

こちらは塗装が完了した後に古いシールを撤去するためのカッターを入れているところです。

目地シールの色を外壁の赤系に合わせ、窓周りのシールは窓の白系に合わせる。

 

こちらもクリヤー塗装の後打ちシールによる施工。

 

後打ちはシール材の伸縮の追従に追い付かないために起こる塗膜のひび割れや剥離の可能性がない分、直射日光など紫外線にさらされます。

そのため日本ペイントのクリヤー塗装のUVプロテクトクリヤーなどは、透明ながらもシールに悪影響が出ないようケイ素(Si)と酸素(O)を強力に結合させるというメカニズムなどで紫外線をブロックする機能も備えています。

 

シール工事のプロを知るということ

サイディングの補修はシールだけではありません。

劣化によってサイディングボード自体が反り返してしまいビスや目地から湾曲して修正しなければならない例もあります。

こちらの動画の再生の真ん中あたりに湾曲修正の作業も見れます。

 

シール工事のプロを知るということ

シール屋さんは、何十年も前からある専門職にもかかわらず、あまり世間では知られていません。ですので、業者によっては最初からシール屋さんの存在を知らせもせずに、工事の見積りを作ってしまう場合があるのです。

その為に、せっかくいい塗料を選んでも、シール工事が雑だったため、そこから劣化してしまう……といった最悪の事態がおこるのです。

 

外壁塗装は、ある意味複合的な工事を組み合わせて完成する工事です。

お客様が依頼する窓口は、あくまでも塗装業者なので、つい目先のコストを優先にしてしまい、業者に言われるがまま、シール工事などを端折ってしまうことなどがあるかもしれません。

ですので、お客様にこのシール工事をプロが行うことの大切さを知って頂くことによって、より完璧な塗装をして、耐久性をあげられればと思います。

 

安く仕上げたものは、結局耐久性がなく塗装工事の回数が増え、お金がかかります。

約10年ごとの塗装で済むように、しっかりと各所にプロの仕事を施すことが、一番の節約になるのです。

【参考情報・ヤフー知恵袋】

サイディングのコーキングの打ち直しについて

外壁・防水塗装の工事代金についてお願いします

外壁塗装前のシーリング工事の見積箇所について

外壁のつなぎ目のコーキングがボロボロ状態

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カテゴリ:サイディング ,一級技能士からの教え

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