外壁塗装情報 |
塗装も新型コロナ対策もプロフェッショナルに |
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営業・見積もり担当の岩淵です。 今回は、塗装職人で行っている新型ウイルス対策についてお話したいと思います。 最近の塗装職人の朝は、スタッフの健康チェックからスタートです。 どの現場に誰が入るかの確認をした後に、「体調は大丈夫ですか?」「熱はありませんか?」と確認し、少しでも体調が悪い場合は休んでもらいます。 また、職人や営業など全員に、この写真のようにマスクも配り、着用を徹底。 もちろん、手洗いうがい、手指の消毒も欠かしません。 さらに現場では、職人同士お互いの手にスプレーをかけて除菌した上で、お客様宅で職人が触れるドアノブ、インターホンのボタン、日報などを入れるポストの口、門のハンドル部分などすべてを除菌スプレーで除菌しています。 この除菌は、朝現場に入った時、午前休憩時、お昼休憩時、午後休憩時、現場終了時と、全部で5回行っています。各回ともに職人が触れた場所を中心に行うのですが、写真に写っている職人の星野は真面目な性格なため、車を降りる前から車のハンドル、車のドアと除菌を行い、現場に入る前から行っていました。
星野は顔が少々強面ではあるのですが、几帳面で非常に優しく気遣いのできる職人です。 仕事も繊細で、どんなトラブルもポジティブに対応してくれます。 ですので、お客様からの信頼も厚く、施工が終わった後もお客様から「星野さんに宜しくお伝えください」とおっしゃって頂けるほどです。
通常の現場では、施工の方法などで営業と職人は多少の意見のぶつかり合いがあるものなのですが、星野との現場では一度もありません。 どんなリクエストにも、ポジティブに対処してくれます。 今回の新型コロナの対策もそうですが、こうした素晴らしい職人がいるからこそ、弊社の新型コロナ対策は意思を統一して実施できるのだと思っています。 塗装職人では、職人も事務も営業もすべてのスタッフが、運命共同体だと思って自分の現場で仕事をしています。 弊社の職人は、どの職人もお客様に自信をもってお勧めできる、技術力の高い職人達です。 またお客様への対応も、丁寧で礼儀正しい職人が揃っています。 営業だけでなく、職人もまたお客様のことを考え仕事をするからこそ、常に最高の施工ができるのです。 私は常日頃から、「クレームをもらうということは恥ずかしいこと」と思っています。 だからこそ職人、営業、現場管理のトリプルチェックを行い、全員で一丸となってお客様の家の塗装を完成させます。 新型コロナウイルスだからと言って、家の傷み具合が止まるわけではありません。 できることを一つずつやりながら、お客様の不安を取り除き、最高の塗装ができるよう力を尽くしたいと思います。
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お客様と情報を共有することで解決した10年来の雨漏り その2 |
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現場管理、見積もり担当の松尾です。
前回、ウッドデッキの補修工事に伺ったY様宅で、追加の雨漏り工事をご契約させて頂きましたところまでお話しました。
今回は、現場調査のためにウッドデッキを剥がしてみたところからです。 先日クラック補修工事をした時はあくまでウッドデッキの確認でしたが、改めて、雨漏りとして原因をさがす事をして拝見しました。 すると、驚くべき状態が。
ウッドデッキの溝側を走る梁には、梁とウッドデッキを固定するためにネジが止めてあるのですが、そのネジまわりに防水処理がされていないのです。 雨水は、どんなちいさな隙間からも入り込むため、溝から溢れた水は梁にもかかります。 それなのに、防水処理をしていないネジまわり。
「え…まさか、これだけが理由なんて…まさかだよなぁ」 と僕は思いました。 「もしかしたら、これはドッキリかな?」と疑ったくらいです。 とりあえず、防水に詳しい僕の方でシール材をネジまわりに充填して、防水処理をしてみました。 あまりにもあからさまな雨漏りの原因と思われるものが見つかったので、来年の雨漏り工事は様子を見てから行うことにし、その日は失礼させて頂くことに。
そこから1か月ほど経って、ずっと様子が気になっていた僕は、Y様にメールをさせて頂きました。
2019/12/24 18:05、
Y様
お世話になっております、塗装職人の松尾です。
今、経過観察をしていただいている最中だと思いますが、 やはり気になってしまい、一度メールをさせていただきました。 先日、かなり強い雨が県内に何回か降りました。 今月も雨が多く、なかなか工事がすすまないので現場では混乱を招いている状態です。
その後、雨漏りの具合はいかがでしょうか? お手すきの時で構いませんので、近況教えていただけますと嬉しいです。 何卒宜しくお願い致します。
松尾
2019年12月25日(水) 15:08
松尾様
お世話になっております Yです。
ご連絡頂き、ありがとうございます!
前回ネジまわりにコーキング処理頂いた11月13日以降、こちらでも雨が何度か降りましたが、そこまで大きな変化はありませんでした。 二箇所の比較写真を添付します。 明るさや撮影角度の違いもあり、若干見づらいかもしれません。
よろしくお願い致します。
Y
このように、Y様からは写真付きでご連絡を頂け、工事から1か月過ぎても雨漏りは広がっていないようでした。
通常の雨漏り補修では、こんなにすぐは止まりません。 雨はどんな形にも姿を変えられるため、雨漏りの原因というのは一つでない場合が多いからです。
こんなにもあっさり雨漏り原因が見つかるなんて、奇跡と言ってもいいくらいです。 またありがたいことに、散水試験のような台風並みの雨も降り(職人にとっては、仕事ができず現場が大混乱してしまったのですが)、その上でのこの結果に、僕はやっと少し安心をしました。
でも、まだ気は抜けません。
気持ちを引き締め、Y様にお返事させて頂きました。
2019/12/25 16:12
Y様
早速のお返事ありがとうございます。 気になりだすと止まらないタイプなので、少し安心しました。
写真の角度で多少差があるように見えているだけで、ほぼ一緒のように見えております。 私の知識・経験から第一弾として補修させて頂いたことで、もしこのまま雨漏りが止まれば、かなりラッキーなことです。 このまま収まるようであれば、さらに補強するために、もう一度すのこ(ウッドデッキの木)を開けて更に前回の同様の処置をし、防水を確実なものにして雨染みのある上裏を塗装すれば良いかと思います。
もう少し、様子を見てください。 以上、宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
松尾 2019年12月25日(水) 16:45
松尾様
ご確認ありがとうございます。 また気にして頂いて、本当にありがとうございます。
はい、ほぼ一緒だと私も思います。 本当にありがたいです。 もうしばらく様子を見させていただき、 問題ないようでしたらご指摘の対応をお願いしたいと思います。
引き続き、よろしくお願い致します。
松尾様も良いお年をお迎えください。
Y このメールは、僕にとって最高のクリスマスプレゼントでした。
さらに2か月後、他の現場でY様のお宅と近い現場があったので、外から雨漏り位置を確認させて頂きました。
伺った旨、ご挨拶もかねてポストに名刺とメッセージを入れさせて頂いたのですが、その後ご丁寧にY様からメールを頂きました。
2020年2月6日(木) 21:26
松尾さま
昨日はお立ち寄りいただき、ありがとうございました。お名刺を拝見しました。 また後ほど時間を見つけて近況をご連絡します。
取り急ぎ
Y
2020年2月12日(水) 12:58
松尾様
お世話になっております。 Yです。
雨漏りの件で、経過報告です。 シミの部分の写真を添付します。 やはりシミは拡大していないようですね。
以前からほぼ同じ形を維持しているようにも見えます。 先週末は結構な雨でしたが、やはりシミは拡大していません。
昨年実施いただいたウッドデッキ下のネジ頭へのコーキング材で、 水の入口がふさがったと結論付けても良いのかもしれません。
宜しくお願い致します。
Y ありがたいことに、2月になっても雨漏り箇所は広がらず、Y様が10年近く悩んでいらした雨漏り問題はこれで解決となりました。
毎回こうは行きませんが、本当に嬉しい現場でした。
この後も、Y様からご質問のあった「台風19号の補修工事費の補修工事」へのアドバイスなどもさせて頂き、提出するための資料などもサポートさせて頂きました。 10年近くも家を蝕んでいた雨漏りが、ネジまわりの2か所を防水処理しただけで、収まってしまう。 でもこの結果は、Y様との出会いや、弊社にご信頼を頂けたこと、僕がたまたま防水の知識がある営業だったこと、たまたまウッドデッキを剥がした場所で原因を見つけられたなど、すべての運がつながった結果だと思います。
今回、Y様にはブログでのメールの公開にあたって、ご協力を頂きました。 このブログを読んでいらっしゃる方に、実際僕がどんな対応をしているのかお伝えできればと思いご相談をさせて頂いたところ、ご快諾を頂きました。 この場を借りまして、改めて感謝申し上げます。
このブログを読んで、もしも家の塗装や雨漏りで困っている方がいらっしゃいましたら、是非ともご相談下さい。
お客様の痒い所に手が届くよう、精一杯務めさせて頂きます。
これは雨漏りの調査の様子の動画です。 |
お客様と情報を共有することで解決した10年来の雨漏り その1 |
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現場管理、見積もり担当の松尾です。 先日、クラック補修、部分塗装工事で伺ったお宅で、補修工事当日に偶然ウッドデッキの下にあたる「梁」部分に雨漏りがあることを知りました。
お客様はこの雨漏りには気が付いていらしたのですが、外壁のクラックが原因で雨漏りされていると思っていらしたのだそうです。 そのお話を伺った時に、雨漏りの位置に違和感があったのですが、今回のクラック修理の際には、雨漏りの修理ついてご依頼はなかったため、その日の工事としてまずはお客様からご依頼のあったクラック修理部分塗装工事に取り掛かりました。
大工なども手配し、ウッドデッキを破損せず外し、梁上のクラックを確認後、無事に外壁のクラックを修理し塗装を無事終えたのですが、後日お客様からメールが届きました。
2019年10月13日(日) 11:35
松尾様
お世話になっております。 Yです。
先日はありがとうございました。 昨日は塗装後の初めての雨でしたが、 早速染み出しておりました。 画像を添付します。 何か対策は可能でしょうか。
よろしくお願いします。
心配が当たってしまいました。 僕は急いで、その日のうちにお返事させて頂きました。 2019年10月13日(日) 15:19
お世話になっております、塗装職人の松尾です。 雨漏り箇所は正面じゃないんですね。 正面には、梁がなかったですよね。
どのような雨漏りの補修工事(コーキング材等を入れる)をするにしても、 床を全部剥がして調査からしないと、雨漏り箇所は見つからないかと思います。
Y様がおっしゃっていたウッドデッキ(クラック部分)の反対側、 雨漏り部分に当たる何かを直さないと、雨漏りを止めるのは無理だと思います。
松尾 この時、僕が怪しんでいたのは、家の中かからウッドデッキの雨を逃がす溝の下まで伸びた「梁」部分でした。 通常古民家などの梁は、家の1階と2階の間に大きな1本の木の幹を梁に使うことがあるのですが、Y様のお宅のようなタイプの戸建てですと、板を4枚組んで作った中心が空洞になっている梁が多く使われています。 その梁部分に、何か問題があるのではないか…と僕は思いました。 2019年10月18日(金) 14:08
松尾様
お世話になっております。 ご連絡ありがとうございます。
ウッドデッキを剥がして、テストして、怪しそうな箇所に コーキング材等を入れるということでしょうか? そちらの作業もお願いすることは可能ですか?
よろしくお願い致します
Y ここで、はじめて雨漏りについてご依頼のご相談を頂けました。 僕は内心ホッとしました。 これで、「雨漏り補修」についてご提案できると。 お客様のご相談やご依頼が無ければ、僕がいくら防水のことに詳しくても、工事の押し売りになってしまいます。 押し売り工事をしてしまうと、お客様のご希望でない工事を押し付けてしまう場合もあり、僕は日ごろからそれだけは避けたいと思っていました。
営業というのは、お客様の痒い所に手が届いて初めてお客様のご要望に応えることができるのです。 決して、痒くないところ掻いてはいけないと思います。
ご相談を頂けたので、さっそく塗装職人として出来ること、出来ないことを踏まえた上で、お返事をさせて頂きました。
送信日時: 2019年10月18日 18:07 件名: Re: 本日の件
Y様
お世話になっております。塗装職人の松尾です。
ウッドデッキは、全てはがすことになります。(道路側から順番に…となります。) 床板を開けてからの、コーキングの充填他、検査等をすることは可能です。
ただし、いくつか問題がございます。
問題 1、現在、台風の被害の対応も重なり、もし再工事のご契約を本日いただいても、着工は来年となってしまいます。
2、確実に漏水を検査しても、止められるとは限りません。 特に新築当初からの問題であれば、一つずつ可能性を潰す工事を行う必要があると理解して頂く必要がございます。
3、上記のことをふまえて、再調査・再見積りでもう一度お時間を頂ければと思います。 その際、駐車場からお車は退けていた状態にして頂けますと幸いです。
上記のことをご了承頂けました上での再見積りは、喜んでさせて頂きます。
前回の工事と別扱いになりますので、お支払をして頂いてからの対応となります。 何卒ご検討の程宜しくお願い致します。
松尾 Y様は元からお支払いを先に…と考えて下さっていましたので、すぐにご対応下さいました。 ですので、僕の方もできる限り素早く契約書などを作成し、「雨漏り工事」のご契約をさせて頂き、Y様のお宅に現場調査へ。
追加の工事に備えてもう一度ウッドデッキに上がらせて頂き、今回のウッドデッキ工事の際に木を剥がした部分から、雨漏りの真上部分を開けて中を拝見したのですが…。 そこには、驚きの原因がありました。
(次回へ続きます) |
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