外壁塗装情報 |
川崎市での住宅塗装、キルコート塗装と中塗り |
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外壁キルコート塗装の中塗り二回目。ちょうど家の角に当たる部分、雨樋の裏をピンローラーと言う細く小さいローラーで塗ります。破風との際にも小さいローラーで塗装してしまいます(ダメ込み)。雨樋にも塗料が付いてしまっていますが、しっかりと養生をしているので実際に雨樋に付いているわけでもなく、養生をしていることで気兼ねなくローラーを転がす事が出来ます。
中塗り塗料がキルコートでは断熱の効果を持っているので、二回塗って断熱効果を得れるよう、しっかりと塗装していきました。
![]() 今日は風も日差しも強く、メッシュシートがひらめく中、日陰に入った事により日差しで視界が遮られる事もなく職人・曽根カズも真剣な顔で塗装に励んでます。
白い塗料は発砲スチロールのようにふわふわとしたもので、塗料特有のねちゃりとした音も少し厚ぼったく聞こえる気がします。
日差しが強い七夕の日、夜には綺麗な星空が広がることでしょう。
屋根はキルコート塗装の下塗りです。塗った直後は青白いシーラーの色が残ってまだら状態に見えますが、乾くと綺麗なクリアな状態になってしまいます。それでも濡れ感がなければ意味がないのですが、今回の住宅の屋根はとても傷みが激しく、シーラーを吸い込んでしまって全く下塗りの意味がなかったので、たっぷりと青白く光るほど、二回塗りました。それでも乾けばクリアになっていまいます。
大体一メートル四方、スレート4枚分ほどを一気に塗ってしまいます。横にローラーを転がして塗装していきます。
![]() これだけ日差しが強いと、屋根からの照り返しも酷く厚く、汗が止まりません。
ただキルコート塗料を塗布するとその照り返しも、足の裏に感じる熱もほぼ感じなくなるので断熱塗料の凄さを職人が真っ先に、足の裏で体感する事になります。
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塗装技能士試験、1級と2級の塗装技能士の説明会 |
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6日は、塗装技能士の説明会に行ってきました。 取らなくても工事を行うには何ら問題のない資格ではありますが、仕事に対する熱意や向上心を持っている職人は積極的にチャレンジし取得する資格とも言えます。故に、正しくしっかりとした施工をしてくれる職人を選ぶには最適の指標かもしれません。資格を持つ職人に限って、下手な施工をしようとは思いもしないはずですから。
横浜塗装職人からは、山之内、曽根カズ、島田ダイの三人の職人が試験を受けるための説明会へ赴きました。山之内・曽根カズは1級、島田ダイは2級の試験です。
技能士試験は、神奈川県横浜市旭区二俣川にあります、産業技術短期大学の西キャンパスを借りて行います。今回の説明会も同じ場所を借りて実地されました。
この日は、実際に試験で使用する道具や試験内容、減点対象の説明を受けました。
こちらが使用する道具です。
![]() 上段右から、平ハケ、すじかい、下段左から金ベラ、盛り板、そして塗装の試験の際に使う文房具類です。
左側に写っているのは職人の山之内ですね。真剣に道具を見ながら説明を受けているところでしょうか。
試験内容は実技試験と筆記試験の二種類があり、実技試験は「けがき線」という、あらかじめ決められた図式を決められたように自ら引き、塗装をする試験です。
1級と2級でもちろん試験内容は違います。2級は実績が5年、1級は7年という受講資格からも分かる通り、1級の方がより難しくなっています。毎年パターンは一緒なので、試験前に事前に練習しておくことも。
ベニヤ板に白いパテを塗り、鉛筆で定規とコンパスで自らけがき線を引いていきます。塗装自体は最低でも5年はしていますので手なれたものであはりますが、線を自ら引くのはなかなか大変で……本当に難しくて、自分でベニヤ板を買って練習をした、とは曽根社長の言葉です。
![]() こちらが2級のけがき線の試験です。見て分かる通り、単純なラインではありますが、コンパスは小学校でも大変お世話になりました、あのノーマルなコンパスでしたから(道具一覧の盛り板の右隣辺りに見えますね)それだけでも大変なのがうかがえます。
![]() こちらは1級のけがき線試験の内容。2級と違って複雑な線になり、一筋縄ではいきません。このラインも自ら引いてから塗装しなければならないので、1級になるとグンと試験内容はレベルを上げます。
こちらは説明用なので見本ですが、ほぼ同じように引き塗装することが要求されます。コンパネ(ベニヤ板)にシーラーを塗布し、盛り板でパテをしごき、JIS規格の定規と見慣れたコンパスでけがき線を描き、はみ出さないように塗装する……これだけでもだいぶ難しそうなのが感じ取れます。まさに意欲のある職人しか通らないだろう試験内容です。なんたって、持っていたところで、実際に企業するには必要ないのです。けれど取るのは、意向も熱意もある職人だからです。
![]() こちらはスプレーガンでの塗装試験内容です。一見何かモザイクを掛けたような見た目ですが、これが正しくスプレー塗装の試験内容なのです。当社でも雨戸塗装などに使用するスプレーガンでの試験は、円の大きさの違い、縦長の楕円、横長の楕円、と何種類かのスプレーの噴出の仕方です。
写真はありませんが、その他実技試験は「調色」と「玉吹き」があります。玉吹きはほぼ塗装現場ではやりません。何せパターン付の塗装ですので、こういうものは基本的には新築塗装の外壁模様付けの際に行うものです。石膏のような、どろどろとした塗料をボツボツと外壁に飛ばし模様をつけます。1級ではこの後にヘッドカットと言い専用のローラーで玉吹きをつぶすのですが、2級では玉吹きのままで終了します。ガンの動かし方や職人によって、円の形は1円玉・パチンコ玉から100円玉サイズまでまちまちです。
調色(ちょうしょく)は文字通り、塗料の色合わせです。塗装をお願いすることがあるお客様ならお分かりかと思いますが、塗装にも複数の色があります。水性シリコンセラの塗料のパンフレットに記載されているだけでも、28色はあります。それに合わせて調色を正しく行うというのは、ある意味けがき線かも重要かもしれません。実際、調色の試験の方が減点が多く、どれだけ重要視されているかもわかります。
昨年の話になりますが、実際に塗装技能士の試験に潜入した動画です。
もちろん実技のほかに、知識を図る筆記試験もあります。調色の際の塗料の温度、使用する道具、プラスターやモルタル外壁の収縮率など、詳しい内容の筆記試験は、ある意味体を動かす職人にとっては苦手分野かもしれません。
今回は実技試験の内容に特化して書かせていただいたのですが、機会がありましたら、筆記試験の内容についても触れてみたいと思います。
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川崎市での外壁塗装、破風と樋の上塗り |
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引き続き、川崎市中原区での塗装。
本日は破風と樋を塗り替えていきます。
![]() 職人・島田が真剣な表情でローラーを転がし、破風の上塗りをしています。
ここのお宅の破風と樋は同じ色ですが 破風は水性、樋は溶剤と、違う種類の塗料を使っています。壁破風が元々水性の塗料で塗装されており、その上から溶剤塗料で塗り替えてしまうと既存の塗膜を浮かせて、ハクリの原因となる恐れがあるからです。
![]() 破風の塗装がひと段落すると職人・竹内が刷毛を巧みに動かし、樋を溶剤塗料で塗り進めていました。先に金具の部分を細かく塗装した後、刷毛筋が残らないよう一気に刷毛を走らせます。そうして塗りあげられた樋の端の方を見て下さい、周囲を鏡のように映しています。
![]() ![]() 小さな刷毛を使って、細い隙間を塗装しています。影になって暗い部分なので、良く見ながら慎重に…普通に生活していたら気にしないような部分でも、しっかりと妥協無く仕上げていきました。
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