外壁塗装情報 |
相模原市での屋根塗装施工事例、屋根縁切りで |
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今回は相模原市中央区で行った施工の様子をお伝えしていきます。担当職人は一級塗装技能士の星野。今年の初めには『塗装の先生』こと塗装指導員という免許も取得した職人です。
この日は、遮熱塗料を使用して肉厚に3度塗りを完了させた屋根に縁切りをしていきました。
縁切りとは何でしょうか。屋根は通常、隙間ができるようにスレート(屋根材)が貼られています。屋根塗装をしたことにより、この隙間が埋まってしまうと、わずかに空いた空間から入った雨水が吸い上げられ、逃げ場がなくなることがあります。行き場のなくなった雨水は漏水したり、腐食に繋がる恐れがあるため、それらを防ぐために屋根材の重なりに隙間を空けることを、縁切りと言います。
はじめての屋根塗装であれば、この重なりが埋まってしまうほどの厚い塗膜はつきにくいため縁切りの必要はないのです。(どうしても不安なので、縁切りをしたいというお客さまも中にはいらっしゃいます。そのような場合は行っていますので、お気軽にご相談くださいね。)
ただ、今回使用した遮熱塗料は、かなり厚膜に仕上がるので縁切りの必要があるのです。他にも断熱塗料を塗布した場合、屋根の勾配があまりないお宅、または2回目以降の塗装では縁切りをしましょう。
![]() 今回はカッターで、塗料によって埋まった重なり部分に隙間を空けていきます。塗膜はかなり硬く、厚みもあるので刃はスムーズには動いてくれません。
少しずつスライドさせて、地道に隙間を作っていきました。場合によってはマイナスドライバーや金ベラを使うこともあります。
キルコートのような断熱塗料を使用した場合は、空けた隙間にタスペーサーという部材を差し込んで、隙間を保持するという方法も行います。
以上で屋根の工程は完了しましたので、次回からは外壁塗装に入っていきます。
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横浜市保土ヶ谷区での塗装工事、コロニアル屋根上塗り1回目 |
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今回は横浜市保土ヶ谷区の現場から施工の様子をお送りします。
職人は一級塗装技能士の星野、二級の曽根カズが担当しています。
断熱塗料キルコートでの中塗りを終えた屋根に、遮熱トップで上塗り1回目をしていきます。メーカーの仕様では上塗りは1回となっているのですが、そうしますと中塗りの色が透けてしまうことがあるため、更にもう一度塗布して、しっかり色を発色させる仕上げにします。
![]() 今回使用している色はパリスブルー。彩度が低めの色で、少しグリーンがかったグレーにも見えますね。
ローラーを横、そして縦に転がして段差部分にもしっかり塗布。透けや掠れが出ないように気をつけながら全体を塗り上げていきます。
![]() 今の時期、屋根下の部屋は熱がこもって蒸し風呂のようになってしまうお宅も多いのではないでしょうか。この遮熱トップには日射反射性能もあるため、断熱と遮熱のW効果で室温を低下させて、室内環境を改善してくれます。室温が下がることでエアコンの使用電力も以前より削減でき、エコで家計にも優しくなると思います。
また、防汚効果もあるので、汚れの付着も抑制できますよ。
屋根の全面、そして雪止め金具などの細部まで塗装をして、上塗り1回目は完了となります。
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横浜市磯子区での塗装工事、屋根下地処理と鉄部・木部ケレン |
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今回は横浜市磯子区の現場で行われた塗装工事の様子を掲載します。
前回は家全体の高圧洗浄で汚れをきれいに洗い落し、この日は屋根の下地補修から開始となりました。
![]() 先ずはクラック(ひび割れ)のある屋根材に補修材を埋めてならします。塗料にも微細なクラックを埋める性能はありますが、限度があるため専用の補修材を使用してしっかり修復させてから塗替えに入ります。
次は場所を変えて、門扉や庇、破風などの鉄部と木部のケレンを行いました。
![]() ![]() ![]() 鉄部はサビが発生していたり、鉄・木部では弱った塗膜が剥がれかけているところがあるため、それらをナイロンたわしで擦って削り落していきます。
付着物がある状態で塗装をしても、塗膜が剥がれやすくなってしまいます。せっかく高級塗料をたっぷり使用して厚膜に仕上げても、すぐに剥がれてしまっては意味がありませんよね。塗装の工程では、塗料を塗ることよりも、このケレン(下地調整)が重要になり、耐久性にも大きく影響してくるのです。
サビや塗膜を落としつつ、全体を研磨することで細かな擦り傷がつきます。わざとつけた微細な傷は、塗料の引っ掛かりとなって食い付きが向上。密着力が強化されるというわけです。
今回は主にマジックロンというナイロンたわしを使用していますが、他にもケレンでは皮スキ(金ベラ)、紙やすりなども使用します。また、平滑な面ではサンダーという電動工具を使用することもあります。
次回は屋根の施工に入っていきます。
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