外壁塗装情報

横浜市保土ケ谷区 こだわりの住宅!木目調サイディングの補修

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現地調査

今回ご依頼頂いたのは横浜市保土ケ谷区の閑静な住宅街にある戸建住宅にお住まいのお客さまです。
吹付け風の模様のサイディング外壁に、バルコニー部分の木目調のサイディングボードが映えるとても素敵なお家です。

施工前・外観。木目調サイディングが映える素敵なデザイン。

築10年を越え、特にバルコニーのシーリングの劣化が気になっていたたことが施工を考えるきっかけだったそう。施工にあたり、複数社にお見積を依頼されていた中で、見積もり担当の菊池の素朴な人柄や真摯に応対する姿を目の当たりにし、「塗装職人なら安心して任せられる」とご依頼をいただきました。

参考リンク: 見積もり担当 菊池 のプロフィール(内部リンク)

バルコニーの外壁。シーリングも劣化が進行し、サイディングボードも白っぽく傷んでいる。

木目調のバルコニー外壁は新築時より旦那様こだわりのポイント。せっかくの木目調ですので、UVプロテクトクリヤーでの塗装、それ以外の外壁はパーフェクトトップ(イエロー系)での塗装をご提案いたしました。屋根はこれからより一層暑い時期を迎えるということもあり、シリコン油性塗料のサーモアイSi(遮熱塗料)での塗装をご提案。
お客さまが最後まで悩まれていたのは、やはり、バルコニーの塗装。クリヤーで塗装することについてはご快諾いただいたのですが、課題は艶。木目調を活かすため艶の少ない「三分艶あり」でご提案をし、見本を取り寄せ、艶の具合を実際に目で見て確認・納得いただき、施工が決定いたしました。
ご依頼頂いたのは外壁と屋根の塗装ですが、今回は外壁塗装の様子を中心にお届け致します。
(今回こちらの現場では定点観測を行っています。最後に変遷をまとめましたので、ぜひご覧ください。)

工事内容

洗浄

塗装前の準備として、外壁や屋根等、塗装箇所の洗浄を行っていきます。

専用の機材を使用し、高圧で汚れを落とす。

外壁のみならず、網戸やアルミサッシといった細かな部分まで丁寧に洗浄し、汚れを落とします。水洗いが不足すると、外壁と塗料の間にコケや汚れが残ったまま塗装をすることとなり、塗膜が外壁に十分に付着せず、剥がれ等の原因となるため、この工程は準備段階ではありますがとても大切な工程です。

アルミサッシ等も併せて洗浄する。

シーリング(コーキング)

今回ご依頼頂いたお家はサイディング外壁の為、塗装の前にシーリングの打ち替えを行います。現地調査時に特に劣化が見られたのは南側でした。紫外線や熱の影響を受けやすい南側は一般的に劣化しやすいといえます。
単色で塗りつぶしを行う外壁部分は塗装前にシーリングを打ち(先打ち)、クリヤーで塗装を行うバルコニー外壁は塗装後にシーリングを打ちます。(後打ち)
シーリング(コーキング)の具体的な工程については下記リンクをご参照ください。

参考リンク: 「サイディングシーリング(コーキング)の方法」(内部リンク)

養生

塗装を行わない箇所・塗り分けを行う箇所の保護のため、養生を行います。

意図しない塗料の付着を防ぐためビニールシートで保護する。

窓枠やアルミサッシ、またケーブル等に塗料が付着しないよう、養生テープやシートを使って保護していきます。必要に応じて車へカバーをかけたり、植木にもシートを被せたりする場合があります。

参考リンク: 「外壁塗装工事の養生」(内部リンク)

壁下塗り

今回、バルコニー外壁部分のシーリングの劣化をきっかけにご依頼頂きましたが、加えて外壁の劣化や他社施工のタッチアップ箇所も見受けられたため、塗装職人随一の技巧派 原本職人が塗装を担当。塗り残しの無いよう慎重、かつ、迅速に進めていきます。

参考リンク: 職人 原本 のプロフィール(内部リンク)

ウールローラーを用いて外壁の下塗りをする様子

壁中塗り

今回中塗り・上塗りで使用する塗料は日本ペイントのパーフェクトトップ(標準色: ND-460)。施工前の色に比べ明るい色です。色の違いにより塗り忘れの判別はし易いですが、凹凸のある外壁のため、ムラが生じないよう注意を払います。

参考リンク: 「サイディング外壁塗装の中塗り」(内部リンク)

中塗りの様子。施工前後の色の違いがはっきりと分かる。

壁上塗り

中塗りの乾燥を待ち、上塗りに入ります。今回上塗りで使用する塗料は中塗りと同様のものです。重ね塗りを行うことでムラを無くします。

右側が上塗りを行った部分。発色がよくなっていることがわかる。

塗り重ねることで見た目を綺麗にするだけでなく、耐久性もアップします。塗装職人では通常3回塗りの施工を行いますが、お家の状況や方角・環境に応じて劣化の進み具合も異なるため、2回塗りで十分な場合や、4回塗りが必要な場合もあります。当工程の詳細については下記リンク先で詳細に取り上げております。

参考ページ: 「サイディング塗装の上塗り仕上げ」(内部リンク)

軒天井

軒天井の塗装に着手します。今回は大きな傷みも見られないため、塗装のみの作業です。

玄関前 軒天井の塗装の様子。

その点、軒天井は近づいたり軒下から見上げないとわからない、目立ちづらい箇所ではありますが、お家の形状や環境によってダメージを受けやすい箇所でもあります。普段見落としがちな部分ですが、劣化状況を確認し、必要に応じて補修等、定期的にメンテナンスを行うことがお家を長持ちさせる秘訣です。

バルコニー外壁・補修

バルコニー外壁は施工前確認時、他社施工の際に塗料が付着してしまった部分を修正した跡が複数確認されました。今回の施工では修正の跡を目立たなくする補修も行いました。補修前後の比較画像がこちら。

補修前には木目も塗りつぶされ周囲に比べ白っぽく浮いていた跡が、原本職人の手にかかればご覧の通り。修正痕が目立たなくなりました。補修の後、塗装作業へ入ります。

バルコニー外壁・塗装

塗装前は白っぽく傷んでいた外壁が息を吹き返す。

いよいよバルコニーの塗装です。日差しをたくさん浴び、劣化が進んでいたバルコニー外壁ですが、クリヤー塗装により、木目を活かしつつ、見た目も綺麗に。UVプロテクトクリヤー(三分艶あり)を使用しての塗装を行いました。

ケレン

研磨材を用いて鉄部をケレンする様子。

鉄部は塗装前の下準備として、ケレンを行います。

塗装前に古い塗膜を除去し、また鉄部の場合サビを落として研磨することで、新しい塗膜の密着性を高める効果があります。下地調整についての詳細は下記リンク先をご参照ください。

参考リンク: 「木部の下地調整」(内部リンク), 「鉄部の下地調整」(内部リンク)

付帯部

既に塗装が完了している軒天井部分に鉄部に使用する塗料が付着しないよう、際へ養生の後、鉄部の塗装を行います。鉄部も外壁と同様、下塗り~上塗りと重ね塗りをしました。鉄部の塗装については下記リンク先のページで解説しております。

参考リンク: 「鉄部塗装」(内部リンク)

軒天井 換気口の上塗り

雨樋や破風板等、その他の付帯部も塗装を行います。雨樋や破風板は近接する部分ですので、外壁に比べ細いローラーや刷毛を使用します。また、材質も異なるため、使用する塗料も材質に合わせたものを使用します。

塗装箇所によって道具を、また、材質によって使用する塗料を、使い分ける。

まとめ

施工後・外観。

今回の現場では施工の際に定点観測を行いました。色あせていた外壁が工程を重ねる毎に鮮やかさを取り戻す様子がわかります。
特にバルコニー外壁はクリヤーの塗装直後は艶のあるように見受けられますが、養生を取り外した「施工後」の写真になると、艶が落ち着き、マットな質感へと変化しました。

外壁塗り替えの様子(1階部分)

外壁塗り替えの様子(2階部分)

外壁とバルコニー部分で風合いの異なるサイディング外壁を使用した素敵な戸建住宅の事例をお届けいたしました。
こだわりのお家も、塗装等の定期的なメンテナンスでお家自身の寿命を伸ばすことができます。是非、お気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら(お問い合わせフォーム) から。

サイディングと屋根の塗装とベランダ防水

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現地調査

見積もり担当の岩渕です。
横浜市神奈川区にあるO様邸へ、現地調査にお伺いしました。
周辺に自然の残る住宅地の中にあるO様邸は
外壁は1階・2階共にサイディング、屋根はスレート屋根(コロニアル屋根)、築14年のお宅です。

サイディングのシール(コーキング)部分の劣化が気になり、塗替えを検討していると弊社サイトからお問い合わせをいただきました。
お宅に伺い拝見したところ、築年数相当の劣化ではありますが、サイディングとシーリング材との間に隙間ができる剥離(はくり)が見受けられる場所がありました。
(写真内囲み部分のシーリング材右側)
劣化が進むと防水効果が低下してしまうので、注意が必要です。

また、バルコニーの床と立ち上がり(バルコニー内側壁面の下、塗料が塗られていない部分)のクラック(ひび割れ)と汚れも気にされているようでした。

O様は今回の塗り替えにあたり複数社に見積もりを依頼されたそうですが、
「塗料に関して具体的なアドバイスがあった」「サイトに職人さんの顔が出ていて安心感があった」などが決め手になり、弊社をお選びいただいたそうです。
ご検討の後、1階外壁は日本ペイントのパーフェクトトップND-376(ベージュ)2階外壁はND-282(カラシ色)を使用したツートンカラー
屋根は、遮熱塗料である日本ペイントサーモアイSiから、全日射反射率39%・近赤外日射反射率71.3%のクールブラウンを使っての塗替えに決定しました。
せっかくの機会なので雰囲気を替えたいと奥様がお選びになったそうですが、現在のシックな色味とはまた違った印象になりそうで楽しみです。

こちらの現場は、一級塗装技能士・塗装指導員の資格を持つ竹山が施工します。
ご期待に添える仕事ができるよう、頑張ります。

高圧洗浄

塗装の下準備の第一段階として、まずは高圧洗浄で家全体の汚れと古い塗膜を洗い流します。
汚れの上から塗装をしても、塗膜が宙に浮いているのと同じ。剥がれやすい仕上がりになってしまい、耐久性に大きく差が出てしまいます。塗ってしまえば外からは分からない部分ですが、塗膜の耐久性を高めるためには欠かせない作業です。

強い圧力で噴射される水で、スレート屋根にこびり付いたコケや藻、カビなどを一気に洗い流します。築14年のO様邸は、特に劣化や汚れが激しいという訳ではありませんが、やはり築年数なりの汚れはありました。
目の前が林で植物からの湿気が多い環境ということもあり、日照時間の短い北側の屋根には特に苔の付着が多くみられました。

また、雨樋に枯葉がたくさん溜まっていたので、こちらもキレイに取り除きました。
家の脇に屋根より高い木があったり、山や林の近い環境に建っているお宅は、雨樋の中に枯葉や土・コケなどが想像以上に溜まっている場合があります。そのままにしておくと排水能力の低下をまねくだけでなく、重みで破損の原因となったり、場合によっては雑草が根付いてしまうこともあります。

屋根だけに限らず、日当たりの良くない部分の外壁にも苔や藻の付着がみられたので、全てキレイに洗い流し、下地調整の第一段階である高圧洗浄が終わりました。
サイディング外壁の高圧洗浄の様子は動画でご覧下さい。

シーリング(コーキング)の打ち直し

次に、お客様が劣化を心配していたシーリング(コーキング)の打ち直しを行います。
専門のシール職人が、「カッターを使って古いシーリングをはがす」➔「はみ出さないようにテーピング(養生)」➔「専用の接着剤(プライマー)を塗る」➔「シーリング材を注入」➔「ヘラで均す」という手順で作業していきます。
シーリングの上から塗装をするため、塗装との密着性が高いノンブリードウレタンシール材を使用します。主剤と硬化剤の2液を混ぜて使う業務用のシーリング材です。
シーリング作業

サイディングの繋ぎ目の多い、南側バルコニー外壁の作業の様子。目地に隙間なくシーリング材を充填するために、バッカーというヘラで圧力を加えながら均し、剥がれにくく肉厚なシールに仕上げていきます。

シーリング打ち直しの手順はこちらの動画で確認できます。今回も同じ施工方法です。

屋根・外壁の下塗り

今回は梅雨時期の施工だったので、雨対策として、全体を2面づつに分け上塗りまで仕上げていく方法で作業を行いました。
養生をしたまま雨で作業が中断されてしまうと、何日も窓が開けられないなどお客様の生活に支障が出てしまいます。そういう事態を避けるため、作業効率は悪くなってしまいますが、初めに南・東側の屋根と外壁の「養生」→「下塗り」→「中塗り」→「上塗り」を行い、その後北・西側で同じ工程を繰り返し行って仕上げます。

初めに南・東側の屋根と外壁の下塗りを行います。
まずは屋根鉄部の下地調整から。ケレンでサビや汚れ、古い塗膜を取り除き密着性を高めた鉄部に、サビ止め効果のある下地を塗ります。
スレート屋根は日本ペイントのサーモアイを使っての遮熱塗装を行うので、下塗りも遮熱性能を持つサーモアイ専用シーラーを使用。サーモアイ主材との密着性の強化や、屋根材への樹脂成分の吸い込み抑制効果もあり、合わせて使うことで反射性能の向上につながります。

屋根 下塗り

その後、タスペーサーを使った縁切り作業と、シーリング材を使ってのクラック補修を行い、屋根の下地調整は終了です。
屋根 クラック補修

続いて外壁の下塗りを行います。
塗装しないところを養生テープで覆って保護した外壁に、上塗り塗料のパーフェクトトップに適した高性能下塗り材ファインパーフェクトシーラーを使い、1階2階共に下塗りを行いました。
外壁 下塗り(2階)

屋根・外壁の中塗りと上塗り

続いて、屋根と外壁の中塗り・上塗りを行います。

サビ止めとシーラーでの下塗り後の屋根にサーモアイ主材で中塗りを開始。お客様が選ばれた色はクールブラウンで、メーカーカタログによる全日射反射率は39%・近赤外日射反射率は71.3%。明るめの茶色の遮熱塗料です。
屋根 中塗り

中塗りを終え上塗りで最後の仕上げ。全面にむらなくたっぷり塗布して塗膜にさらに厚みをつけ、耐久性だけでなく、遮熱性能もしっかり発揮できる屋根塗装になりました。
遮熱塗料で太陽光の赤外線を反射させることで屋根の温度上昇を抑え、屋根下の室温上昇も改善できます。暑い日の続くこれからの季節にはうれしい効果ですね。
また、中塗りと上塗りを重ね厚みのある塗膜に仕上げることで、紫外線や雨風が直撃する過酷な環境からも屋根を保護します。
屋根 上塗り

2階サイディング外壁の中塗りと上塗りの様子。耐候性・邸汚染性に優れた日本ペイントのパーフェクトトップを使い、アイボリーからカラシ色への塗り替えです。
中塗りで塗膜にしっかりと厚みを持たせた後、より厚みをつけるように上塗りを重ね、さらに光沢のある仕上がりになりました。
外壁 中塗り(2階)
外壁 上塗り(2階)

1階サイディング外壁の中塗りと上塗りの様子。
2階とは違う凹凸のあるテクスチャーの壁が、ツヤのあるベージュに仕上がりました。
外壁 中塗り(1階)
外壁 上塗り(1階)

付帯部の塗装

屋根・外壁の塗装と同時に、鉄部や雨樋など付帯部の塗装も進めていきます。

まずはケレンを行います。ナイロンたわしとサンドペーパーでサビや汚れ、古い塗膜を取り除くと共に細かい傷をつけ、塗料の密着性を高めます。写真は左が軒下の通気口、右上がシャッターボックス、右下が水切り(※)のケレンの様子です。
周りに緑が多く湿気のある環境ということもあり、軒下通気口はかなりサビが進行していました。
※水切りとは、外壁を伝った雨水が、家の土台部分に浸透しないようにするためのもの。土台に水が浸み込んでしまうと家自体を傷めることに繋がるので、その対策として取りつける。
付帯部 ケレン

次に下塗りを行います。
鉄部にはサビ止め塗料など、それぞれの素材に適した下塗り塗料を選びます。
付帯部 下塗り(サビ止め)

下塗りが終わったら、中塗り・上塗りを行います。軒下通気口は白、シャッターボックスは茶色、水切りと(写真にはありませんが)雨樋は黒で仕上げました。
サビだらけだった軒下通気口も見違えるようにキレイになりました。
付帯部 上塗り

バルコニーの防水工事

南側にあるバルコニーは、日当たりが良く紫外線による影響も受けやすい環境で、床や立ち上がりの壁に多数のクラック(ひび割れ)が見られました。
お客様も劣化を気にされていて、今回の塗り替えにあたりバルコニーの防水工事も一緒にしたいと見積もり時にお話があり、モルタル層の上から防水層を施工する「ウレタン塗膜防水」での改修工事を行うことになりました。
防水工事前のバルコニー

まずは下地を整えます。
平刷毛を使ってケレン・目荒しをした後ゴミや砂を丁寧に取り除き、クラックにモルタルを充填しながら塗布し全体を整えていきます。
モルタルの乾燥収縮や揺れ、躯体の膨張収縮が原因となり、このようなひび割れが起こります。
モルタルでクラック補修

次に、下地との密着性を高めるためプライマーを塗布します。写真の濡れたように色の濃くなっている部分が、プライマーを塗り終わった場所です。
床と立ち上がり(バルコニー内側壁面の下、塗料の塗られていない部分)の境目などクラックの隙間が大きい箇所は、再度膨張収縮が起きる可能性があるためシーリング材での補修も行なって、下地調整は終了です。
プライマー塗布

粘性のある防水材料であるウレタンを、ヘラとローラーを駆使して均一な膜厚になるよう塗り広げていきます。上の写真は1回目の塗布、下は2回目の塗布の様子です。
ウレタンが硬化する際に水分を嫌うため、天候や気温に配慮が必要な作業です。
ウレタン1回目塗布
ウレタン2回目塗布

最後に、トップコートを塗り重ねて仕上げます。
トップコートを施すことでウレタン層を紫外線から保護し、汚れの付着による劣化を抑え耐久性を高めることができます。
移動させていたエアコン室外機を元に戻して、防水工事の完了です。
トップコートで仕上げ

仕上げ

最後に、塗料の拭き残しや塗り残しがないかを確かめ、細かい手直しをしていきます。足場を解体してからでは確認出来ないので、現場責任者の竹山が念入りに最終チェックを行いました。
確認後、足場解体・清掃(掃き掃除)をして完了、引き渡しとなります。

弊社では、このような雨対策だけでなく、お客様の立場に立ったフレキシブルな対応を心がけています。ご希望があればお気軽にご相談ください。

横浜市緑区 柄付きサイディングがガラッと…

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現地調査

横浜市緑区の戸建住宅にて、外壁塗装・屋根塗装のご依頼をいただきました。
外壁の塗装を考えたきっかけは業者の訪問だったそう。
築10年を迎え、外壁の汚れ(特に北側の壁面には藻が発生)が気になっていたこともあり、複数の業者へ見積もり依頼をし、比較検討していたのですが、どれもピンとこず…。そんななか、インターネットで検索していたところ、塗装職人を見つけ、見積もりを依頼。他社と比較し、お見積内容に納得をいただき、ご依頼という運びになりました。

壁面と洗濯機や物入れにまで藻が発生。東に面する破風板も北側に藻が生えている。

今回ご依頼頂いたお宅では、模様のついたサイディングを使用されていたため、当初は、模様を活かすクリヤーでの塗装をご提案いたしました。
しかし、お客さまより、「模様を残すよりも、今回はイメージチェンジを優先したい」とのご要望をいただいたため、模様を塗りつぶす方向で再度ご提案。幾つかの候補の中から悩み抜き、外壁はブラウン系、屋根はグリーン系の塗料を使用することに決定しました。
柄や模様のデザインされた外壁の場合、顔料を含んだ塗料で一度塗装すると、当初の柄や模様を復元することは不可能に近い為、風合いを活かしクリヤー塗装を行うのか、ガラッと印象を変え模様を塗りつぶすカラー塗装を行うのか、慎重に選ぶ必要があります。また、カラー塗装を行う際は、光の加減でも色の印象が異なって見える場合もあるため、複数の環境下で色見本を確認することをおすすめします。

工事内容

養生・ケレン

今回、外壁と屋根の塗装をご依頼いただいたため、塗装箇所以外の保護や、色の塗り分け等のために養生、また、鉄部(シャッターボックスや水切り等)は下地調整を行います。塗装の前の準備作業です。

ケレンでは、剥がれかかったり、劣化したりしている古い塗膜を除去、またサビの除去、研磨を行います。部分によって道具を使い分け、丁寧に作業することで、塗料ののりを良くして密着性を高めます。

今回、サッシや窓枠部分は外壁に使用する色とは異なる色で塗装するため、外壁に塗装する際に塗料がつかないよう、ビニールで養生を行いました。奥のバルコニー部分も手すりや物干し竿に塗料が付着しないよう保護のため養生を行います。
(今回こちらの現場では定点観測を行っています。最後に変遷をまとめましたので、是非御覧ください。)

屋根下塗り


屋根の下塗りを行っていきます。使用する塗料は、サーモアイシーラーです。このシーラーは反射性能を持った下塗り剤で、中塗り・上塗り用塗料のみで遮熱性を担保していた従来の塗装に比べ、遮熱性能アップが期待できます。
今回、屋根もカラーを一新し、外壁とともにイメージチェンジを図ります!

屋根中上塗り


屋根の中塗り・上塗りで使用する塗料はサーモアイSiでグリーン系に塗装です。塗り替えの際に遮熱塗料を使用する利点は、例えば、真夏の暑い日や日差しが強い日に屋根の温度を下げることで、住宅内の温度上昇を抑えるという点が挙げられます。お家の中の温度を抑えられると、エアコンの温度設定を緩和でき、お財布にも環境にも優しい塗料なんです。

壁下塗り

今回、外壁の下塗りへはニッペファインパーフェクトシーラーを使用しました。該当の塗料は白色タイプとクリアータイプの2種がありますが、今回は明るい色の外壁から濃い色への塗装のこと、柄も同系色でコントラストの差が激しくないこと等から透明の下塗り材を使用しました。

使用する塗料が透明の場合、塗装前後の違いが一見してわかりづらいため、塗り忘れの箇所が発生しないよう、細心の注意を払う必要があります。今回は一見して塗装済みの箇所がわかるよう、下塗り用の塗料に若干の顔料を混入しています。(塗装作業中にもわかりやすくするため、かつ、中塗り・上塗りの際の塗料の発色に影響が出ないようにするため、混入したのはほんの微量ですので、写真ではわかりづらいかもしれません。)

壁中塗り


外壁の下塗り・乾燥の後は中塗りです。使用している塗料はニッペのパーフェクトトップです。今回、下塗りと中塗りの色が異なるため、作業箇所がわかりやすいです。塗り忘れのないよう、また、凹凸もむらなくなるよう慎重に作業を進めていきます。

壁上塗り

中塗りと上塗りは同様の塗料を使用いたしました。塗料をむらなく・均一に塗るため、基本的に中塗りと上塗りでは同じ上塗り用塗料を使用し、重ね塗りを行います。
写真は同じ塗料・同じ色、かつ、上塗り中の様子ですが、異なる色のように見受けられます。冒頭の「現地調査」部分で、複数環境で色を確認することをおすすめしましたが、このように同じ色を使用していても、光の加減等で異なった印象を受ける可能性があるからです。
エアコンホースの裏側までしっかりと塗るため、塗装前に外してあったエアコンホースカバーも、塗装が終わって元通りに。外壁の色を比べると、塗装後は色が異なり印象が変わったことももちろんですが、艶のある塗膜で覆われていることがはっきりとわかります。

付帯部

付帯部もケレンの後、塗装を行います。今回は壁の色に対し、濃い色を使用するご要望をいただきました。外壁の淡いブラウンに対して、付帯部の濃いブラウンが差し色になるイメージです。

まとめ

今回は外壁と屋根の2箇所で定点観測を行いました!外壁・屋根ともに下塗りから中塗り・上塗りの工程を経て、イメージチェンジしていく様子がお分かりいただけますでしょうか。

外壁はベージュ系の模様からブラウン系の単色に。

屋根はブラック系からグリーン系に。

サイディング外壁・スレート屋根(コロニアル屋根)の戸建住宅の事例をお届けいたしました。
塗装職人なら、既存の風合いを活かした塗装も、ガラッとイメージを変えた塗装もおまかせ! 「特徴的な外壁を活かした塗装を行いたい」・「新築と見違えるくらい変身させたい」そんなご要望、是非ご相談ください。塗装のプロフェッショナルが納得いただけるまでご提案致します。お気軽にフォームよりお問い合わせください。

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カテゴリ:横浜市 ,施工個所 ,神奈川県 ,サイディング ,屋根

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