外壁塗装情報 |
腐食した鉄階段のサビ落としで塗装前の準備・鶴見区にて |
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本日は鶴見区にて鉄部の階段塗装を行いました。
家全体の塗装ではないので 職人・曽根カズ、1人での作業です。
![]() ![]() まずは塗装が浮いて剥がれ出てしまった部分をマジックロンや紙やすりを使い剥がしていきます。平面な部分ではディスクサンダーを言われる工具を使ったり、金ブラシを使ったり、道具を何種類も使い分けて、しっかりと。この下地調整をキチンと行わないと下地から塗膜が剥がれ落ちてしまって、長持ちしない塗装になってしまいます。ケレンと同時に細かな傷をつけて次に塗る塗料の密着度を上げるようにする事が塗装が剥がれない施工の第一歩です。
![]() ![]() こちらは階段の昇降部分。より陽に当たり、雨風にも晒される部分なので傷みが激しいですね。塗装が色あせて塗膜が剥がれ落ち、内部から錆びているのが目に見えてわかります。
この錆び部分を放置しておくと腐食が始まり、穴が開いて脆くなった部分が人の体重によって折れてしまったり、など。場合によっては大怪我を負う原因ともなりますので、既に壊れてしまったところは専門の職人を入れて、徹底的に補修します。錆びている部分は先ほどのようにしっかりと落とした後で錆び止めをはじめ塗料を3回塗りして厚い塗料の膜で覆います。
![]() ケレンの後の床下の様子ですね。こんなに細かい旧塗膜がポロポロと剥がれてきます。上を見上げての作業の場合は目に入らないように気をつけ、落としたものを放置しておくと風が舞い上げてご近所の迷惑にもなる場合があるので、出来るだけこまめに掃き集めてゴミ袋に纏めておきます。
![]() ケレンの後には錆び止めを塗布。錆び止めも色々な色がありますが、今回は朱色を使っています。仕上げの色に近い色を使うと色が透けにくくなりますが、錆び止めの後に中塗り~上塗りと厚く塗り重ねるので、ここで使った塗料の色は見えなくなります。
![]() ![]() この時期の作業の辛さは暑さと、もう1つ。屋外の作業なので蚊に多く食われると言うこと。手は動いていても、その場に留まって作業することが多いので蚊には格好の獲物なのか良く喰われます。なので、職人の傍に蚊取り線香が置かれる事も。これも夏の風物詩と言えるのでしょうか。
下の写真は取り付け部分のビスです。傷みが進んでいたので、鍛冶屋さんに補修してもらいました。
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保土ヶ谷区での鉄階段塗装、錆止めで耐久性アップ |
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本日も保土ヶ谷区新井町の老人ホーム 花物語さんで鉄部塗替えを行います。
いつも通り日差しが強く、気温も高い中での作業。熱中症対策をしながら、職人たちは集中して仕事に取り組んでいきました。
今回は鉄階段の塗装です。一部、腐食のため穴が開いている箇所がありました。小さな穴でしたらシールやパテで埋めることも可能ですが、階段は人が昇り降りする所、特に強度の問題がありますので溶接をして、しっかり補修させていただきました。
前回までの鉄部塗装と同じく、塗替えに入る前に下地調整(ケレン)を念入りに行っていきます。劣化して剥離しかけている塗膜は、簡単に手でポロポロと剥がしていけるほどです。皮スキや、平らな面はディスクサンダーという電動工具を使用して研磨していきます。
![]() ケレン後に、グレーの錆止め材を塗布します。濃厚にたっぷり塗ることで、錆止め材の性能をいかんなく発揮させることができますので、ふんだんに塗っていきました。
凹凸のあるところや細部は刷毛で塗りますが、平面は写真のように毛足の短いローラーで塗り上げます。短毛ですと、ローラー筋が出にくく平滑に仕上げられるのです。
塗膜の傷みが激しい箇所は、下塗り材(錆止め)が浸透して塗膜が浮いてくることがあります。そのような場合は、もう一度ケレンをして下塗り材を塗布しました。サビが再び発生することを抑制して、耐久性を向上させます。
錆止め塗布を終えましたら、塗料を重ねていきます。鉄部も、下塗り・中塗り・上塗りという三度塗りが基本ではありますが、活膜(下地に密着している塗膜)は二度塗り、特に傷んでいる箇所は三度塗り、4度塗りというような具合に状況に応じて仕上げることがあります。塗装が長持ちする、厚みのある塗膜をつけて本日の作業は完了となりました。
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保土ヶ谷区での鉄部塗装、錆止めで耐久性向上 |
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本日も引き続き、保土ヶ谷区新井町の老人ホーム 花物語さんでの鉄部塗替えです。
こちらの花物語さんは、4階建て鉄筋コンクリートの建物となっています。
以前に、爆裂やクラック(ひび割れ)補修を終えまして、現在はサビが多く発生している鉄部に取り掛かっています。
では、手すり塗装の続きを開始です。サビと弱くなっている塗膜を念入りに削り落としながら、小さな傷をつけて塗料がガッチリ密着するようケレン(下地調整)しました。
![]() ケレン後は錆止めを塗布します。一級塗装技能士であり、塗装指導員という先生の資格も持つ職人・竹山が巧みに刷毛を動かして均一に塗り込んでいきます。スナップを利かせて、丁寧かつスピーディーに塗リ進める様子は、さすがの職人技です。
錆止めをたっぷり塗布することでサビの発生を防ぎ、耐久性を向上させます。
![]() 錆止めがしっかり乾燥しましたら、上塗りをします。
こちらの写真はライトブルーの塗料を刷毛で塗布しているところです。
作業しているのは、この更新情報でも何度も登場しているベテラン職人の竹内です(顔部分が写っていませんが……)。
覗き込む体勢になり、手すりの裏側をスジカイ刷毛で塗装しています。見落としやすい裏面も、しっかり塗り込んで塗膜をつけました。細部は目地刷毛という平たく小さい刷毛に持ち替えて、丹念に塗料を重ねます。この刷毛は別名、人形刷毛とも言います。人形師が人形の色をつける際に使っていたというところから、由来がきているそうです。
厚みのある塗膜に仕上げて、本日の作業は完了となりました。
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