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防水工事 プロでも開けてみないと分からない雨漏りの原因

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営業、見積もり担当の松尾です。

僕は営業であるとともに、防水工事の職人だったので、何十年も防水工事をみてきました。にも関わらず、毎回工事の際に驚くことがあります。

それくらい、雨漏り原因と防水工事の因果関係は複雑です。

 今回は二つの事例でご紹介します。


一つ目は、分かりやすい雨漏り原因についてです。


こちらの写真ですが、壁にあるクラックから錆汁とエフロレッセンスと言われる白い液が出ています。錆汁の方は、壁のひび割れから水が入り込み、壁の中にある金属が水で錆びたことで錆汁が出てしまっています。さらにエフロレッセンスの方は、同じく壁の中に水が浸入したことで、モルタルやコンクリートの中の水酸化カルシウムが水に溶けて壁の外に染み出し、その液体が蒸発する際に空気に触れ炭酸カルシウムとなり、白華したことでエフロレッセンスとなって目に見えるようになります。

エフロレッセンスが出ているということは、壁の中に水分があることが分かります。

つまりこの錆汁とエフロレッセンスから、壁の中に雨が入りこんでいることが分り、雨漏りの原因があることが分るのです。

 とはいえ、実際工事をする際には、壁を剥がして予想通りの原因なのか再度調べてから補修工事にかかる必要がありますが(壁に施す防水工事は職人の流派によってやり方が違う場合があります)、この壁の場合は比較的分かりやすい雨漏りの原因ということができます。

 二つ目に紹介する雨漏り原因は、本当に見ただけでは分からなかった事例です。

こちらのお客様は10年以上雨漏りに悩んでいらして、家を建ててからこれまでに2回の防水工事をなさっていらっしゃいました。

 今回の原因はクラックとかではなく、これまで塗り重ねた防水材が原因でした。

しかも工事の際には、高額な防水材を選び使用していたにも関わらず、このような結果に。

どういう原因で長年の雨漏りが起きてしまったのか、詳しく説明します。

お客様の屋上防水は、建物をたててから10年後に一回目の防水工事をしました。

通常防水工事をすると、その後10年は防水工事をせずに(TOPコートを塗り替えるなどをして10年など、条件があります)すごせるのですが、一回の防水工事後5~6年で雨漏りをするようになってしまったのだそうです。

仕方なしに二回目の防水工事を行い、今度も10年持つはずだったのですが、また5年ほどしか持たず雨漏りが発生したのだとか。

簡単に言うと、本来であれば1回で済んだ防水工事を、2回行ったにも関わらずまた工事することになってしまったということです。

 施工前の写真を見て頂くと分かるのですが、屋上のコーナーの部分が、ゴムシートがトランポリンのようになってしまっています。


ここは本来壁の角度に沿って90度にシートが貼ってあるべき箇所なのですが、突っ張った異常な状態に。



 理由は様々なことを考えられますが、まずは防水面を切り開いてみることにしました。

 屋上の防水面なので、あまり大きく開けてしまうと更なる雨漏りになってしまいます。

工事の初日に持ってきた資材で、仮防水ができる状態かどうかも合わせて確認し、お豆腐のパックよりも少し大きいくらいの大きさで切り開いてみました。


切り開き、防水シートを剥がしてみると、全部で3層あることが判明。

しかも、全部違う防水材での施工してありました。

実は、この全て違う防水材で工事をしているということは、基本的には防水工事としてはありえないことなのです。

 

この写真に写っている一番下の層の黒いものがアスファルト系の防水剤、2層目が塩ビ、一番上がゴムシートとなっています。

防水材にはJIS規格があるのですが、このJIS規格でいうところの伸び縮みが違う素材が塗り重ねてあったのです。

全て伸び率が違うので、下の防水材に上の防水材が引っ張られてしまい、その結果屋上のコーナー部分がトランポリンのように突っ張った状態になっていたのでした。

 

これはどういう状況かと言いますと、接着剤で考えて頂ければ分かりやすいかと思うのですが、接着剤には金属に接着するタイプのもの、木材に接着するタイプのもの、陶器に接着するタイプのものなどがあります。

防水材も接着剤と同じで、それぞれ建築時に屋上に施工した防水材に対して合う防水材、合わない防水材があるのです。

ですので、通常防水材を重ねる際は、元に貼ってあった防水材と同じものを使用することが多いです。

もしも合わない防水材を使用する場合は、オプション(緩衝材等)を入れて施工することもあるのですが、今回のお客様宅の場合は、そのオプションを使った形跡もありません。

 つまり、合わない素材の防水材同士を直貼りしているだけなのです。

 このことは、職人をしている人間であればあたりまえの知識なので、なぜこのような状態になったのかは分からないのですが、推測するに1回目の防水業者、2回目の防水業者ともに下地の状態を無視して、自分勝手に得意な防水工事をしただけ…ということなのかな?と。

ただ、その状況が本当に職人だけが悪いのかは分かりません。

職人が自分の得意な防水工事を押し付けるタイプの人だった場合もありますが、会社が高い防水工事を売りつけたくて、職人はそこに従うしかなかったという場合もあるからです。会社や営業から「この防水工事をやるように」と言われてしまえば、職人としては仕事を無くす覚悟をしてまで異を唱えることができません。

 

ですので、今回のこの2回の防水工事もどうしてこうなってしまったかは、もはや闇の中ではあるのですが、切り開いてみたことで、ようやく雨漏りの原因が見えてきました。

 

雨漏りの補修工事は、医者の手術と同じだと思います。

病院でもMRIなどの高い検査をして、原因を見つけたりしますが、結局MRIだけでは見つけられず、触診や問診、そして手術して開けてみたことで初めて本当の原因が分かります。

雨漏りの補修工事も同じで、サーモグラフィーや、目視で原因を探りますが、結局こうして開けてみないことには原因をみつけることはできないのです。

 

結局今回は、すべての防水材を剥がして防水工事をしました。

はがれない場合は、短冊剥がしや、機械を使っての剥がし方となるのですが、今回はこの写真のようにひっぱるだけでここまで剥がれました。


防水工事は、お天気を気にしながらやらなければならないので、一気にすべてを剥がす…というわけにはいかないのですが、仮防水をしながら天気を見て工事を進めました。

 施工には、防水工事としてスタンダードなゴム剤を使って仕上げ、継ぎ目がない防水剤なのでこれでかなり雨漏りも防ぐことができます。


実はこのウレタン剤は、防水工事をする職人としても難しくない材料なのですが、なぜ1回目、2回目の業者がこの工事をしなかったのか、本当に不思議です。

 

最初の防水工事で、こんな防水工事をしなければ…10年以上もの雨漏りを悩む必要はなかったのだと思います。

 

今回は、トップコートに5年後に塗り替えるタイプのものを使用して、工事を終了致しました。

お客様の方で、家を建て替えるかどうするか悩んでいらっしゃるとのことで、5年雨漏りがないかを試しながら、建物をそのまま使用するかそれとも建て直してしまうか考えたいから…とのことでした。

 

今回の屋上の防水工事はお客様に非常に喜んで頂けたので、本当に良かったのですが実は壁の補修箇所は直っていません。

屋上の雨漏りを止めないことには、壁に取り掛かることができず致し方ないことではあるのですが、1回目、2回目の防水工事がきちんとしていたら、今頃壁の補修ができていなのに…と非常に残念に思います。

 

これは最近思うことなのですが、大手量販店さんや、大手の住宅メーカーさんなどが塗装工事を手掛けることが多くなりました。

そうした業者さんの中には、防水や防水の最も大切な下地について分かってない方が多いように思います。

改修工事というのは、下地命なので下地に手をかけがちになるのですが、手をかけすぎてしまうと後ろの工程に響いてしまうため、下地を簡易的なものにすることがあります。

プロであれば簡易的な中で、手をかけずとも大丈夫な材料などを駆使して下地を作りこみます。

でも、最近の大手さんが行う防水工事は、簡易的な下地なだけで、こうした工夫が一切されていないことが多いのです。

 下地をしっかりと考えていない工事は、その後何十年も後から行う防水工事に影を落とします。

 

初動さえきちんとしていれば……。

どんなことにも共通して言えることですが、初動がきちんとしていれば、10年もの間雨漏りになるということは無いはずなのです。

 

お見積りに伺うと、高い安いと言われることがあります。

もちろん、安く工事をすることはできます。

でも、その安さは将来的に見ると、とても高くつく工事だったりするのです。

 

最近では、お客様もネットなどで塗装や防水について勉強されて、器用な方はDIYで防水工事や塗装工事をされる方もいらっしゃいます。

 でも、こうした工事はその一瞬は見栄え良く出来たとしても、5年後10年後に大きなトラブルとなってしまいます。

 

プロだからこそ、出来る工事があると僕は思うのです。

 

塗装職人には、防水のプロや頼りになる知識を持ったスタッフが大勢います。

こうした職人の英知を結集し、回収工事の方法を考え抜くことで、10年先、20年先を見据えた工事ができるのです。

 

こちらは 過去の屋上防水工事の動画です。

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カテゴリ:屋上・ベランダ防水 ,見積り担当の日記

東京都世田谷区の大きな三階建てALC住宅外壁塗装 屋上防水

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世田谷区のALCの三階建てでとても大きなお宅です。

世田谷区ALC外壁塗装

 

こちらは築19年で、大きなベランダとバルコニーがあり、特に一階には広い庭もお持ちの素敵なお宅です。

 

屋根は遮熱塗装をしたため、世田谷区の補助金制度を利用しました。
補助金の申請書類は少々複雑ですが、お客様に実際にご来店いただいて、1つ1つ丁寧に書類のご説明をしてからお受け渡し。お客様ご自身にも実際に手続きをお手伝いしていただきます。

こちらの写真を見ていただくとわかるように凸凹が外壁全面にあります。

世田谷区のALC住宅を一級塗装技能士が塗装

 

へこみ部分にまでばっちり塗料を生き渡せるため、少々施工が大変です。それでも見ての通りばっちり仕上げさせていただきました。

一級塗装技能士によるALC外壁の施工事例

 

ALCのため、目地やサッシ回りには全面にコーキングのうち替えをさせてもらい、屋上防水もかなり劣化していたためバルコニーとともに今後雨漏りの心配がないように、しっかりと施工させていただきました。

 

屋上防水は、塩ビシート防水の遮熱効果のあるものを施工しております。

一級塗装技能士の屋上防水工事
一級塗装技能士の屋上防水工事

 

バルコニー防水はウレタン防水となります。

バルコニー防水工事

バルコニー防水工事

 

シールも塗装も防水も全て一級技能士が施工させていただきました。

一級塗装技能士による施工事例

 

 

 

[準備工事 ・ 足場工事l
仮設足場組み立て ・ 解体  432平米
飛散防止用メッシュシート張り  432平米
スリムダクト脱着  1式
道路面電気メーター金具交換  1式

[外壁塗装】
外壁高圧ジェット洗浄  375平米
養生  243平米
下塗り塗料ファインパーフェクトシーラー  2缶
中塗り塗料パーフェックトップ  3.5缶
上塗り塗料パーフェクトトップ(艶調整できます)  3.5缶
外壁塗装施工費(下+中+上塗り)  276平米

[付帯塗装】
軒裏 (3工程 ・ 油性ケンエース塗装)  13平米
雨樋 (3工程. 7ァインIヽ’-7ェクトトップ塗装)  69M
シャッターボックス (3工程. 77ィ;/\. -7ェ外トッ7゜ 塗装)  8箇所

[屋根塗装]
コロニアル屋根高圧ジェット洗浄  45平米
下塗り塗料 サーモアイシーラー  1缶
中塗り塗料 サーモアイ4F  1缶
上塗り塗料 サーモアイ4F  0.5缶
棟、雨押さえ等鉄部 3工程・サーモアイ4F塗装  1式
屋根塗装施工費(下・中・上塗り)45平米

【シーリング工事】
サッシ周りシーリング 2成分形ノンブリードウレタンシーリング  240M
外壁目地シーリング 2成分形ノンブリードウレタンシーリング  527M
バルコニー立ち上がりシーリング 2成分形ノンブリードウレタンシーリング  99M
換気口・貫通部シーリング 2成分形ノンブリードウレタンシーリング  1式

【屋上防水工事】塩化ビニル樹脂系防水シート
ロンシール ウェザートップシャネツ
屋上高圧ジェット洗浄  45平米
下地処理 既設アルミ笠木脱着費  1式
下地処理 既存立ち上がり防水シート撤去 36M
下地補修 立ち上がり撤去部分下地調整  1式
仮防水 シーリング処理仮防水木材塗布 36M
シート端部処理 塩ビ被覆鋼板取り付け 36M
平場防水 塩ビシート機械固定工法 45平米
立ち上がり防水 塩ビシート密着工法 36M
平場ウェザートップシャネツ塗装工事 45平米
立ち上がりウェザートップシャネツ塗装工事 36M
排水ドレン補強 既存ドレン撤去・改修用ドレン取り付け 2箇所
脱気筒新設 SUS製脱気筒仕様  1箇所

【バルコニー防水工事】サラセーヌフッ素Tサーモ
バルコニー高圧ジェット洗浄  64平米
下地処理 ケレン・清掃  64平米
下地補修 既存防水層不良箇所補修  1式
平場防水 ウレタン塗膜防水密着工法  51平米
立ち上がり防水ウレタン塗膜防水密着工法  99M
既設物移動 既設ユニットタイル撤去・復旧  1式
廃材処理 工事発生廃材  1式

 

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カテゴリ:ALC ,23区 ,施工個所 ,屋上・ベランダ防水 ,東京都 ,付帯部

超回復。外壁の剥がれ、屋上ひび割れの塗装と防水

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鉄筋コンクリート造、一部モルタル 築25年

現場 横浜市港北区

塗料 外壁パーフェクトトップND-370  アクセント上部ND-010

見積もり担当岩淵 施工は一級塗装技能士の星野 防水は松尾です。


現地調査・見積り

モルタルスタッコの外壁

モルタルスタッコの外壁。

 

屋上に裏山の枯れ葉が散らばっています

裏山の枯れ葉。

 

屋上に太陽光パネルの小さいのが乗っています

屋上に太陽光パネル。

 

家と隣り合わせの山

裏山がすぐ横なので落ち葉や枯れ葉が積もりやすい。 ー

 

敷地も広い西日が当たっている西側

西側です。

 

外壁に建てかけてある数本の竹

塗装の時には全て一旦撤去します。

 

壁のスタッコ模様の凹凸に汚れが積もっています

スタッコ模様の凹凸に汚れが積もっています。

 

換気口の煙突がある家の横にある外壁ブロックの物置

ブロックで積み上げられた外壁の小部屋と母屋

 

軒天から下に伸びる数本の水道管

軒から水道のパイプが伸びています このような軒裏の場所はローラーで塗れないので刷毛で塗ります

 

家の角にあたる破風の塗装剥がれ。

家の門の軒天部分の破風部分です 塗膜が浮き上がっています

 

裏山の方角から見た外壁がカビだられの北側。

全体に外壁に汚れがついているのがわかります。

 

枯れ葉が散らばる室外機が置いてあるベランダ

2階の小さいベランダのような即効部分に枯れ葉がたくさん積もっています。

 

裏山から落ちてくる枯れ葉が積もっている屋上

このように裏山がすぐ近くにあるお家のベランダや屋上にはドレンに枯れ葉が詰まって雨漏りの原因にもなります

 

塩ビパイプと張り出した錆びているトタンのひさし

霧除の上のトタンが錆びています。

 

広い芝生がある庭の家

正面から見た家の半分です 2階建ての鉄筋コンクリート造りのお家です

 

木漏れ日が当たる2階建ての家

西側の方角から見たお家です。

 

カビと汚れが付着して入り組んでいる外壁

外壁が入り組んでいるので塗装もなかなか手強いです。

 

外壁脇にあるカーポート

東側の方角から見た外壁です 北側の方角と比べてやや汚れやカビも少ない様子です

 

1階から見上げた2階の軒裏部分

1階から見上げた2階の軒裏部分です。

 

青空と塗膜がはがれた破風が見える2階

破風の塗膜が剥離しているのが見られます。

 

色あせてしまった木目調の軒天井

水が回っているのか湿気なのかエフロレッセンスのようなものも見受けられます

 

2階ベランダ上げ裏の木部の板

2階ベランダ上げ裏の木部の板です プリント合板に見えますが木目調の板作りです

 

太陽の影になっている家の北側の外壁

北側面の外壁。

 

物があふれかえっている家の北側の敷地

山の方角の北側です 敷地が広いお家ですので外壁周りには物がたくさん置いてあります足場を組む際は一旦全てこれらのものをどかしておきます

 

外壁に触れるようなすぐ横にあるカーポート

カーポートもあります。足場を組む際にアクリル板が邪魔をしてしまうので一旦アクリル板を外して足場を組むこともあります。今回は外さないで済みました。

 

家の正面にお花の植木が点在する庭

お家の正面の方角です。色とりどりのお花があってとても周りの自然の景色と同調しています

 

出隅と入隅あって平坦ではない外壁

軒裏も外壁もモルタルスタッコになっておりますがとても出隅と入隅あって平坦ではないので塗りも一筋縄ではいきません

 

2階から屋上に登る鉄製のはしごがありますこれも塗装します

2階から屋上に登る鉄製のはしごがあります。

 

屋上内側の腰壁です一部クラックが発生していてカビと汚れにまみれてしまっています。念入りに高圧洗浄が必要かと思われます

屋上内側の腰壁です一部クラックが発生していてカビと汚れにまみれてしまっています。

 

塩ビシート防水が施してあります

塩ビシート防水が施してあります。

 

高圧洗浄の際はちょっと苦労しそうです

高圧洗浄の際はちょっと苦労しそうです。

 

屋上と2階のベランダです

屋上と2階のベランダです。

 

屋上です伸縮目地から波状したクラックも目立ちます

屋上です伸縮目地から波状したクラックも目立ちます。

 

屋上の枯れ木です

屋上の枯れ木です。

 

山川は自然が豊かで良いのですがこのように屋上に枯れ葉が積もってしまうのが少し難点です

山川は自然が豊かで良いのですがこのように屋上に枯れ葉が積もってしまうのが少し難点です。

 

屋上のパラペット部分です劣化しています

屋上のパラペット部分です劣化しています。

 

塗装施工

カッパを着た一級塗装技能士がホースをもって高圧洗浄

一級塗装技能士の星野が高圧洗浄をしています。

 

床に向かって高圧の水流で汚れを洗い流す

防水施工をする床面なので密着性を考え丁寧に高圧洗浄をして汚れを取り除いていきます

 

光沢がある塗装後の玄関ドア

玄関ドアも綺麗に仕上がりました。

 

陽のあたるサッシ周りの木枠も枯れていたのでステイン系の着色塗料で塗装しました

ステイン系の着色塗料で塗装しました。

 

正面はよく日が当たるので玄関ドアの表面も傷みやすいので何層も塗装して仕上げにこだわります

正面はよく日が当たるので何層も塗装して仕上げにこだわります。

 

劣化した玄関ドアにパテ処理

新築からメンテナンスなしできた玄関ドアです。出来合いの塗膜も剥離して掃除と塗膜の段差があったのでパテで平滑にしておきます

 

ブルーシートで養生された上で基礎を塗装する職人

基礎部分を塗っています。

 

軒天をサンダー掛けしています

軒天をサンダー掛けしています。

 

塗膜が一枚皮を剥いだようにめくれているコンクリートのパラペット側面

コンクリートのパラペットの破風部分の塗膜を剥離させます。

 

足場の上に散らばった剥離した塗膜片

剥離した塗膜片です。

 

軒裏の仕上げの途中です

軒裏の仕上げの途中です。

 

さび止めを塗った折半屋根

折半屋根があったので錆止めを入れています。

 

茶色系のステインで仕上げた軒裏の完成です

軒裏の完成です。

 

雨樋をローラーで塗装

外壁の仕上げが終わってから雨樋の塗装に取り掛かっています。

 

雨樋の仕上げです

雨樋の仕上げです。

 

波板を撤去したテラス屋根から身を出して塗装

汚れていた波板を撤去して破風部分を塗装しています。

 

上塗りを塗装する一級塗装技能士の星野です

上塗りを塗装する一級塗装技能士の私星野です。

 

ペンキだらけの作業着でローラーを片手に作業する職人

ローラでころがしています。

 

密着不良を起こしていた破風部分。

脆弱な密着不良を起こしていた破風部分の塗膜を剥離させ下地調整をした状態です

 

下塗りをした状態です。

下塗りをした状態です。

 

天井の脆弱な塗膜を剥離

軒天です。このまま塗装しても後ではがれてしまうため塗膜の下、モルタルの剥離を起こしています。

 

破風部を密着性の高いシーラーで下塗り中です。

お家が大きいので気合も入ります。下塗り中です。

 

屋上に上がるはしごです。

屋上に上がるはしごです。

 

オービタルサンダーで合板の表面を目荒らししています。

オービタルサンダーで合板の表面を目荒らししています。

 

見た目に変化なくてもこの上から塗装をしたとしても後で剥離してしまうのです。

今回は地道なこの作業が一番肝心です。見た目に変化なくてもこの上から塗装をしたとしても後で剥離してしまうのです。

 

軒天も丹念に研磨していきます。

軒天も丹念に研磨していきます。

 

エアコン配管との境に気を付けないと塗料漏れを起こしてしまうので丁寧に養生します

養生です。エアコン配管との境に気を付けないと塗料漏れを起こしてしまうので丁寧にします。見た目は置いといて。。

 

屋上高圧洗浄です。

屋上高圧洗浄です。

 

基礎もきれいにチョコレート色の255に仕上げました。

基礎もきれいにチョコレート色の255に仕上げました。

 

外壁が入り組んでいますね。平坦な同じ平米数でも価格が違うひとつちの要因でもあります。

外壁が入り組んでいますね。平坦な同じ平米数でも価格が違うひとつちの要因でもあります。

 

折半屋根と外壁ブロックの境にも塗装部があります。うーん。これも塗り手間がありますね。

折半屋根と外壁ブロックの境にも塗装部があります。うーん。これも塗り手間がありますね。

 

ひとつひとつ塗り分けていきます。

ひとつひとつ塗り分けていきます。

 

軒裏仕上げの途中です。

軒裏仕上げの途中です。

 

色々後から改築しているので塗装も一筋縄にはいきません。

色々後から改築しているので塗装も一筋縄にはいきません。

 

配電盤関係まわりは結構細かいのです。塗料漏れに気を付けて細かい養生作業が必要なのです。

配電盤関係まわりは結構細かいのです。塗料漏れに気を付けて細かい養生作業が必要なのです。

 

ベランダが外壁より突出しているため、足場のアンチにつなげて養生しています。

 

2階のベランダは軒が突出しているため、足場ではなく脚立作業にしました。

2階のベランダは軒が突出しているため、足場ではなく脚立作業にしました。

 

基礎、床の養生です。

基礎、床の養生です。

 

入り組んだ外壁。

入り組んだ外壁。

 

防水施工

屋上施工前

屋上施工前。

 

防水シート撤去。

防水シート撤去。

 

カチオン系樹脂モルタル下地調整。

 

プライマー塗布

プライマー塗布。

 

プライマー塗布

プライマー塗布。

 

笠木金物端末シーリング

笠木金物の端末シーリング。入墨もしています。

 

屋上床クラック補修

屋上床クラック補修。

 

屋上床クラックの補修範囲は結構広かったです。

屋上床クラックの補修範囲は結構広かったです。

 

パラペットのガラスクロス。クラック防止用です。

 

通気緩衝QV工法

通気緩衝QVシート工法です。劣悪な下地と後に塗布するウレタンとの悪影響を遮断する役割。

 

MBテープを貼っていきます。

QVシートの端末部にMBテープを貼っていきます。

 

QVテープを貼っていきます。

QVテープを貼っていきます。

 

脱気筒の取り付けです。下地とシートの間の湿気を逃がします。

脱気筒の取り付けです。下地とシートの間の湿気を逃がします。

 

バルコニーベランダ施工前

ベランダ施工前。

 

バルコニーのプライマー塗布。

バルコニーのプライマー塗布。

 

サラセーヌ一層目。

ウレタン一層目。サラセーヌ仕様。

 

サラセーヌ2層目。

サラセーヌ2層目。

 

トップコートを塗布して仕上げ。

トップコートを塗布して仕上げ。

 

サラセーヌのウレタン塗膜密着工法の完成です。

サラセーヌのウレタン塗膜密着工法の完成です。

 

こちらは屋上のウレタン塗膜防水の一層目。

こちらは屋上のウレタン塗膜防水の一層目。

 

ウレタン塗膜防水2層目

わかりづらいですが2層目。

 

施工後です。

施工後です。

 

脱気筒。改修用とドレンも新設しました。

 

仕上げです。プライマー、シールともに平場と立ち上がりも同作業です。

仕上げです。プライマー、シールともに平場と立ち上がりも同作業です。

 

 

完成(足場撤去前)

表面の塗装が完了した外壁面です

表面の塗装が完了した外壁面です

正面の斜めしたから見た外壁の完成具合です

正面の斜めしたから見た外壁の完成具合です。

 

カーポートがある東側の外壁の完了具合です1階の基礎周りもチョコレート色に仕上げて汚れを目立たなくしました

1階の基礎周りもチョコレート色に仕上げて汚れを目立たなくしました。

 

後は足場を撤去して完全に完了となります

後は足場を撤去して完全に完了となります。

 

お家は厳密に言うと2階建てですが、足場は4段で組ませていただきました塗装職人も無理な体勢をせずに作業することができました

足場は4段で組ませていただきました塗装職人も無理な体勢をせずに作業することができました。

 

仕上げの色は塗装前の色と同系色に仕上げました

仕上げの色は塗装前の色と同系色に仕上げました。

 

 

塗装項目や平米数などの仕様。

仮設足場組立及び解体 588平方メートル塗装準備

飛散防止用メッシュシート張り588平米

昇降設備5基

 

外壁塗装

外壁高圧ジェット洗浄510平米 最高150気圧

養生作業220平米

外壁塗装施工費(下塗り+中塗り+上塗り)448平米 モルタル部含む

下塗り塗料パーフェクトフィラー14缶  ㎡あたり0.45㎏

中塗り塗料パーフェクトトップ6缶 ㎡あたり02㎏

上塗り塗料パーフェクトトップ6缶 ㎡あたり02㎏

 

付帯塗装及び工事(基本3工程塗装下地調整込み、油性塗料使用)】

雨樋、排水管 油性塗料使用

霧除笠木廻り 鉄部用さび止め下塗り

2階鉄製タラップ

パラペット周り

換気口

基礎立ち上がり

エアコンホース脱着塗装

玄関軒下廻り木部塗装

大屋根設置パネル解体撤去処分

 

外壁廻り爆裂補修工事

下地処理既存笠木部分シート撤去62m

下地処理ケレン清掃 206㎡

下地調整カチオン系樹脂モルタル塗布206㎡

入隅シーリングウレタン系シーリング三角シール60 M

平場防水ウレタン塗膜防水通気緩衝工法 108平米

立ち上がり防水ウレタン塗膜防水密着工法60 M

排水ドレン補強、既存ドレン撤去改修ドレン新設 2箇所

脱気筒新設 SUS製 脱気筒取り付け2箇所

 

小屋根防水工事

下地処理、既存笠木部分シート撤去18㎡

下地処理 ケレン清掃18㎡

下地調整カチオン系樹脂モルタル塗布18㎡

入隅シーリングウレタン系シーリング三角シール16m

平場防水ウレタン塗膜防水通気緩衝工法15㎡

立ち上がり防水ウレタン塗膜防水密着工法16m

排水ドレン補強、既存ドレン撤去、改修ドレン新設

脱気筒新設 SUS製 脱気筒取り付け1箇所

 

バルコニー防水工事

2階バルコニー防水工事

 

他廃材処分

 

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一級塗装技能士達のブログ「The 塗装職人」

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株式会社塗装職人は、技能士の育成に取り組んでいます。

おもてなし規格認証 2019 (紅認証) 取得
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