外壁塗装情報 |
青葉区での外壁塗装、ヒビ割れの下地処理 |
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前回の高圧洗浄からだいぶ日が空いてしまいました。異常気象とも言える関東での大雪が続き、施工を進めることができなかったため、この日はコロニアル屋根に積もってしまった雪を取り除く作業から開始です。
職人は前回に引き続き一級塗装技能士の川口。
![]() 写真からも見てとれると思いますが、かなりの量の雪が溶けないままになっています。日の当たる屋根でもこのような状態ですから、日陰ではなかなか簡単には溶けないのではないでしょうか。いざスコップを使用して雪下ろしをしていきます。足を滑らせたり、屋根を踏み外しては大惨事になりかねないので、足元には十分に気をつけながらの作業となりました。下ろした雪が狭い箇所に入ってしまったところは、それを更に移動させておきます。
![]() なかなか骨の折れる除雪作業を終えたら次は外壁の下地処理を行います。こちらのお宅のモルタル外壁にはあちこちにクラック(ひび割れ)が入っており、雨漏りを心配されたお客様がご自身でシーリングを打って補修されていました。上の写真は見積もり時の様子です。
![]() ![]() この打たれているシーリングを全て取ってしまうと雨水が内部に侵入してしまう恐れがあるので、表面上の取れるところを少し削り取ってから厚膜シーラーを塗布してガッチリ固めていきました。
ミニローラーを使用して乳白色のシーラーをシーリング部に沿わせるようにたっぷり塗布していきます。この上から下塗り・中塗り・上塗りと塗装をしていきますが、補修した跡の凹凸は少し残ってしまいますので、あらかじめお客さまにその旨をお伝えしています。
また、外壁には一部レンガが使用されているので、そこにも塗装前の準備をしておきます。と言いますのも、レンガ部分にはぴったりと養生をしていても塗料が漏れて入り込んでしまうので、それを防ぐために先ほどと同じくシーラーを塗布しておきました。こちらは専門用語で流れ止めとも言います。
モルタル部とレンガ部をきれいに塗り分けするためにはスプレー塗装といった方法もありますが、ご近所への塗料の飛散といった問題もありますので、どこのお宅でもできる方法とは言えません。今回は流れ止めで塗料漏れを予防して手作業で塗り分けをしていきます。
この日の作業はこれで完了となり、翌日からは屋根の塗装作業に入っていきます。
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港北区でのモルタル外壁上塗り |
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ずっと耐えていた寒さも耐えきれず、ついに電気毛布も引っ張りだしてしまうような寒さのこの日。
モルタル外壁の上塗りをしに訪れた現場も、この数日で一番冷え込んでいます。
外壁を塗装し終わってもまだまだ塗装するところはあるのですが、一番広く目につく部分が終わると徐々に完成系が目に見えてくるので、普段あるやる気も倍増です。
先に入れ墨を刷毛で塗装してから、ローラーを転がします。窓との隙間は特に念入りに。
![]() 庇には養生をしてありますので、こうしてぼたぼたと塗料が垂れても気にすることはなく塗装ができるのはとても気が楽です。塗装作業に集中できるのですから。
先に塗装が終わっていた雨樋ももちろん養生しています。コードも塗料が飛散してしまわないように養生テープで覆っているのがわかりますでしょうか?
![]() こういった小さなことでも、やっておくのとないのではスピードも違いますし仕上がりも違います。
線出しや外壁の仕上がりだけでなく、こういった細かい部分もしっかりときれいなまま仕上げるのも、塗装職人の強みであります。
昨日は少し薄くピンクがかっていた中塗りも、上塗りが完了したら少し暗めに見えますね。
![]() ちなみに、使用している色がND152というのですが、実際に色見本で見るともう少し暗く薄い色になります。
太陽の当たり方でも色味は違って見えますので、くもり空だと少々薄く見えることも…。
色決めの際はできるだけ晴れの日に行っていただきたいなと思います。
理想の色があるようでしたら、見本の色をお持ちくださいね!
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港北区でのモルタル外壁下塗りと中塗り |
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本日は先日の下塗り作業の続きを行いました。
ここ数日の寒さを忘れるような快晴っぷりに心が躍ります。それでも寒さは変わらないので、かじかむ手と震える体を、ヒートテックを着込んで抑えながら足場に上りました。
足場はくさび緊結式足場と言い、しっかりと足を踏みしめられる足場を使用しています。
![]() この足場が、昔主流だった単管足場(パイプを二本つなげただけのような足場ですね)と違ってしっかりと体を支えられ、かつ、塗装の際は一斗缶なんかもおいておけるので、とても重宝しています。長い職人であればそのありがたさが身に染み、若い職人であれば恐らく単管では仕事がままならないでしょう。
メッシュシートがある意味、高所の恐怖も拭い去ってくれるんですよ。
使用した塗料はパーフェクトフィラー。この塗料はサイディング外壁でもモルタル外壁でも抜群の密着力を見せてくれるので、とても信頼している下塗り剤です。しっかりと規定量希釈して、ローラーで丹念に塗りこんでいきます。
![]() 作業をしているのは、山之内です。
上下にローラーを転がしてから、最後の仕上げに一度視線を滑らせて確認。
薄くなりすぎないようにしっかりとローラーを一斗缶の中の塗料につけて塗布していきます。
クラック補修をした部分の下塗りです。
ちなみに前回はこのような見た目でしたが……
![]() もうどこにクラックがあったのかわかりづらいですね。
![]() この上から中塗り・上塗りと施せば、クラックの処理は完璧です。
軒下などもすべて塗ってしまったので、一度家は真っ白に仕上がりました。太陽光を反射してまぶしいことこの上ないです。
![]() 先ほど山之内が塗装していた部分も、この通り真っ白に仕上がりました。
![]() さて、午後は中塗りを行います。
下塗りの上から塗り重ねる塗料は、中塗りも上塗りも同じ塗料です。二度塗り、というとわかりやすいでしょうか?一度で足りない塗膜や性能を、二度塗ることでカバーします。
もちろんただただ下塗りを含めて薄いしゃばしゃばの塗料で三度塗りをしても意味はありません。しっかりと肉厚な塗膜を作り上げることは、職人の一つのプライドでもあります。
![]() ![]() 仕上がりの色よりも少し薄めの中塗り塗料を使用して、ぐるりと外壁一周を塗装していきました。
室外機や給水機などはしっかりと養生をしていますので、塗料の飛散や付着を気にすることなく塗装できるのは、作業効率的にも気持ち的にも大変良い環境でした。
もちろん壊れないように、通気穴をあけて養生をしています。
![]() ![]() 真っ白だった外壁が徐々に完成を見せ始めています。ここまで来るともう一息という感じがしてきますね。
まだまだ艶は少ないですが、それでもしっかりと塗装したことでやわらかい色に外壁が仕上がっていて、本日の作業を気持ちよく終えることができました。
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