外壁塗装情報 |
旭区での防水工事、クロス張りと1層目 |
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本日は旭区市沢町でベランダ防水の施工を行いました。職人は防水のエキスパート・島田と手先の器用さを誇る、曽根カズのふたり。
こちらのお宅ではベランダと屋上でウレタン塗膜防水を施工します。高圧洗浄や下地処理の写真がないのですが、いつも通り順を追って進めました。
まずは立ち上りにクロス張りをしていきます。このクロスというのはメッシュ状の補強布で、下地の歪みや動きといった衝撃をクロスが緩和させて、上に形成された防水層のひび割れなどを防ぐ役割があります。
また、ウレタン塗膜を均一な厚みに仕上げるためにクロスを張るという方法もあります。
今回は立上り(垂直面)に張っていくので、接着に使用するウレタンも立上り専用のものです。床に使用するものより少しもったりした材料で、ダラダラと垂れ落ちることなく使用できます。
クロスはあらかじめ立上りの高さに合わせてハサミで切っておきます。そのあと希釈して十分に撹拌した専用のウレタンを、ゴムベラやローラーを使用して立上りに塗布していきました。
ゴムベラは寝かせるように動かすと材料の厚みがつき、立てながら動かすと薄付きになるので、全体が均等な厚みに仕上がるように動かし方に変化をつけながら塗ります。
また、ゴムベラは使用する前にコンクリートなどの硬い所で擦り、ヘラの先端が平らになるようにしました。ヘラは使っているうちに傷がついてしまうのですが、そのまま塗布すると線が出てしまうため最初に処理しておくのです。
![]() ウレタン塗布を終えたら、カットしておいたクロスを少しずつ張ってその上からゴムベラで押さえていきます。このときクロスが曲がったり、シワになってしまったり、浮かないように注意しながらしっかり密着させます。ところどころローラーを転がすことで表面をきれいに仕上げていきました。
![]() 次はこのクロスの上からもう一度さきほどの立上り用ウレタンを重ねて、防水層の1層目を形成します。このときもゴムベラを使用しますが、貼り付けたクロスがよれたり動いてしまわないように丁寧に塗布しながら平滑に仕上げていきます。
ウレタン1層目の次は2層目になりますが、仕上げ用なので緩やかで自然に材料同士が馴染むものを使用します。塗るというよりは、たっぷり置いたウレタンが垂れてくるところを均すことで、なめらかな表面が完成します。
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ALC塗装、汚れを削り取る高圧洗浄 |
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3月も半ばになり、だいぶ日差しも暖かくなってきましたね。なかなか春の陽気が見えませんでしたが、今後は暖かくなる一方なのでしょうか。
本日は神奈川区子安通りで3階建てALC外壁のお宅の高圧洗浄を行いました。
職人は一級塗装技能士の竹内と二級の曽根カズの二人です。
![]() 足場の周りにはメッシュシートを張ることによって洗浄時の泥水が周囲に飛び散らないようにしています。このとき足場は、家の高さ(屋根)よりも高く組んでもらうことが大切です。
事前にご近所には、高圧洗浄を行うことをお伝えしており、布団や洗濯物を外に干さないで頂けるようにお願いもしています。それでも万が一のことはありますから、一番いいのは雨の日に洗浄できるのが理想ですね。
![]() ![]() まずは屋上を洗浄していきます。築27年ではじめての塗替えをされるということで、土などの汚れが積もるように一面を覆っていました。ここを最高150キロ圧が出る高圧洗浄機を使用して、汚れを削り落すように洗っていきます。
洗浄ガンをあまり早く動かしても蓄積された汚れが取れないので、ゆっくり当てるように動かしながらしっかり汚れを落としていきました。
ここで使用している洗浄機の威力は長靴に水流が当たってしまえば穴が開くほどですし、誤って手に触れた場合は想像もしたくないですが吹き飛んでしまう強さ…。扱いには手慣れた職人と言えども油断は禁物です。こちらは屋上のため平らな場所ですが、屋根の場合は勾配がありますので手元・足元にはより慎重を要しながら作業しています。
屋上は通気緩衝工法でウレタン塗膜防水を行うため、付着物は徹底的に落とす必要があります。屋根などの塗装と同じく、ウレタン防水でも下地に付着物がない平滑な状態にすることで、下地とウレタンの密着力を高めて剥がれにくい防水層が形成されるのです。
一度洗ったところは下地が見えるくらいまでにはなったのですが、まだ少し表面に土が残っているため最後にもう一度全体を洗い流してきれいにしました。
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青葉区での塗装工事、断熱塗料を使って屋根下塗り |
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先日から引き続き、一級塗装技能士の川口が施工する青葉区梅が丘での塗装工事。
本日は屋根の下塗りに入ります。
こちらの屋根で使用する塗料はサーモアイという遮熱塗料。
このサーモアイは太陽光の赤外線を反射して、屋根の温度上昇を抑制するという性能があります。今はまだ春なので室温も快適かと思いますが、これからどんどん暖かくなり、夏に近づくにつれて室内も暑くなってきますよね。特に夏場、屋根の下にあたる2階の部屋はサウナのようにムシムシとした状態になってしまうこともあると思います。
ですが、このサーモアイを塗装した屋根は上記のように赤外線を反射させるので屋根の温度上昇が抑えられ、結果的に屋根下の室温も低下させることが期待できます。
使用する色によって日射反射率は変わり、クリームがかった淡い色ほど反射率は高くなります。(工場や倉庫ではなく、住宅用の場合なかなか屋根に淡い色や薄い色を使用することは少ないのですが…)
今回下塗りで塗布するシーラーにも赤外線反射性能があるため、下塗りから中塗り・上塗りまでトータルで遮熱性能を発揮させます。
シーラーには屋根材と塗料の密着性を高め、塗膜を剥がれにくくするという大事な役割があるのです。また、このサーモアイシーラーは塗料の吸込み止めや塗膜形成にも優れた効果を発揮してくれます。
![]() ![]() 細部や鉄部との境目などローラーで塗りにくい部分には、あらかじめ刷毛で丁寧に塗り込んでおきます。こうすることで塗料の掠れや塗りムラが出にくくなりますし、仕上がりもきれいに。これを専門用語で「ダメ込み」と言います。
細部を仕上げたあとは、屋根材全体にシーラーをくまなくたっぷり塗り込んでいきました。塗料の性能を存分に発揮させるためには、惜しみなく材料を使用することが大切です。
塗り上がった屋根はきれいに白く変化していますね。塗っていない面と比較すると一目瞭然だと思います。
![]() 屋根の全面にシーラー塗布が完了しましたら、下屋根も同様に塗装して今日の作業は完了となります。明日は養生や外壁の下塗りに移ります。
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