外壁塗装情報 |
栄区で住宅を高圧洗浄、コケやカビも綺麗に洗浄 |
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本日は過去に行った施工から3月4日の栄区での高圧洗浄の様子をお届けします。担当職人は一級塗装技能士であり、『塗装の先生』こと塗装指導員でもある川口。ひとりでの施工のため洗浄中の写真がなく、作業前と後の様子で説明させていただきます。
![]() ![]() 今回の現場は築8年ほどのコロニアル屋根、サイディング外壁のお宅。塗り替え前は濃いめのブルーと白のツートーンカラーが印象的な外壁です。サイディング目地のシーリングはひび割れがひどく、奥に入っているバックアップ材が見えていました。こちらは水洗い後に、既存のシーリングを撤去して新たに打ち替えていきます。
まずは塗り替え前には欠かせない家の水洗いをしていきます。
特に屋根の場合は、付着物がついたまま塗装をしてしまうと、下地と塗料の密着がはかれなくなり塗膜が剥がれやすくなってしまう恐れがあるのです。耐久性の高い肉厚な塗膜に仕上げても、長持ちせずすぐに剥がれてきては意味がありませんよね。それを防ぐためにも、洗浄は入念に行ってコケやカビ、土といった汚れを徹底的に落としていきます。
![]() ![]() ![]() こちらが洗浄前の屋根の状態。お宅によっては一面にコケが生えているところも珍しくはありませんが、今回のお家はコケの発生はそこまで多くないようです。雨樋の中には砂がたまっていたり、外側はカビで汚れていました。
![]() 写真はベランダ周りの様子。日の当たらない面のサイディング外壁にはカビが生えて緑色に変色している部分がありました。
水洗いに使用するのはエンジン駆動式の高圧洗浄機。こちらは最高150キロ圧で水が噴射されるとても強力なタイプ。屋根ではスレートに沿い、このジェット水流をしっかり当てて付着物を取り除きます。その勢いから、洗うというよりは削り落すと言ったほうが的確かもしれません。
雨樋の中もきれいにし、屋根が完了したら軒や外壁への洗浄に移っていきます。サイディング外壁の汚れ、カビも可能な限り入念に洗い落しました。
![]() ![]() ![]() 洗浄後はこのように汚れが落ち、すっきりときれいになりました。これにより、下地と塗料の密着も向上して剥がれにくい塗膜が形成できると思います。
![]() 水洗いを終えてから、ベランダの手すりに養生を行いました。本格的な養生は後日また行いますが、手すり部分に足をかけて移動することがあるため、先に破れにくいブルーシートでくるんでいます。
次回は土間の養生と屋根の施工に入っていきます。
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屋上防水、肉厚なウレタン2層目で耐久性アップ |
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本日は4月16日に行いました、神奈川区での防水施工の様子をお届けします。前日の15日にウレタン防水層の1層目を形成しましたので、今回はもう一度ウレタンを流し込んで2層目を仕上げていきます。職人は島田と曽根カズ。
この日の横浜は最高気温が23℃とだいぶ暖かくなりました。屋外で力仕事をしている職人にとっては暖かいというより暑いくらいです。ですが、夏場の過酷な現場をいく多も潜り抜けてきた島田と曽根にとっては、まだまだ作業のしやすい季節かもしれません。
![]() ![]() 施工前に使用するウレタンを計量・希釈してよく撹拌します。防水の材料は量の誤差があると硬化しなくなってしまうので、必ず秤で計量してから撹拌します。混合も十分に行って、硬化不良を起こさないように。
下の写真は今回使用するウレタンを入れた缶。材料は計算して作っていますが、途中で足りなくなってしまうことを避けるために少し多めに準備しています。
まずは立上りからウレタンを塗布していきます。2層目は仕上げにあたるので、1層目に塗ったウレタンより少し緩めで材料同士が馴染みやすくなるように調整されたものを使用しています。笠木下にたっぷり材料を置いて、下に垂れてきたところを横に伸ばして塗り広げます。
次は側溝部分へ塗り進めます。ドレン周りは凹凸があるので、刷毛で窪みにも丁寧に塗布して塗膜の厚みがムラにならないように仕上げます。
![]() ![]() ![]() 立上りと側溝が完了したら、いよいよ平場にウレタンを流し込みます。
一度に塗布する面積を決めて缶から直接ウレタンを流し込み、レベラー(ヘラ)で弧を描くように広げていきます。このときのレベラーの動かし方で塗膜の厚みが決まってくるので、全体が均一になるように行き渡らせます。その後、ローラーで表面をならして平滑に整えていきました。
塗布した面と面の合間に継ぎ目ができないように、注意しながら全面に防水層を形成しています。
最初は曽根がひとりで施工していましたが、途中から材料の準備を終えた島田が合流。ふたりで同時に作業することで、よりスピーディーにウレタン塗布が完了しました。
![]() ![]() こちらが防水層の2層目が完了した状態です。塗布面はなめらかに、均一な厚みのウレタン塗膜が形成されました。側溝の段差や凹凸もきっちり塗り込まれています。
このあとは、トップコートを塗布して仕上げに入ります。ウレタンは硬化するとゴム状になりますが、剥き出しのままでは紫外線に弱いため、トップコートを重ねることで劣化を防いで長持ちさせます。
現状はウレタン特有のピカピカとした光沢が出ているのですが、トップコートを塗布するとツヤも抑えられ、落ち着いた質感になります。また、平場用のトップコートにはごく小さなゴムチップが含まれているので、施工面にザラツキが出て滑り止めにもなるのです。
この現場で施工したその他の屋上防水の工程はこちらです。
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屋上防水、肉厚なウレタンで耐久性アップ |
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だんだんと春のあたたかな陽気から、少し暑いかな?と感じるくらいの気温になることが増えてきましたね。4月も中旬に入り、初夏が近づいてきたからでしょうか。
今回の最新工事事例では、昨日14日に神奈川区で行った屋上防水施工の様子をお届けします。
前回は改修用ドレンを新たに設置しましたので、本日は立上りと側溝、平場の通気緩衝シートの上にウレタンを流し込んで防水層の1層目を形成していきます。
![]() ![]() まずは立上りと側溝からウレタンを塗布していきます。ここに使用するのは立上り専用のウレタン。平場用と違い、垂直面に塗布してもダラダラと垂れにくくなっているので、適切な厚みをつけて仕上げることができます。
また、立上りと側溝には補強布のクロスを貼りつけてあり、下地の歪みや動きが防水層に響いてひび割れが発生することを抑制。クロスによってウレタン塗膜の厚みも確保できます。刷毛、ローラーでウレタンをムラなく塗布して、防水性能が均一に発揮されるように仕上げていきました。
こちらの場所が完了したら、次は平場にウレタンを流し込んでいきます。ここからは曽根カズが流し込みを担当し、島田が材料を計測・撹拌などの準備をすることになりました。
![]() こちらの建物、3階部のベランダをウレタンなどの材料を撹拌する場所(ネタ場)にさせていただき、準備のできた材料を屋上まですぐに持ち運べるようにしています。
この日は最高気温が21度にもなったそうで、ウレタンの乾きもいつもより早くなっています。すぐに塗り広げないと、防水層がムラになったり道具の跡が残ってしまうので、いつも以上にスピードアップしながら作業しています。
![]() ![]() ![]() 撹拌した材料を一区画に流し込み、レベラーという先端に丸い突起がついた大きなヘラを動かして、材料を行き渡らしていきます。このとき、均一にウレタンを配らないと厚みがまばらになってしまうので気をつけます。
レベラーで塗り広げた状態は、筋状の跡が残っているため、ローラーを転がして塗布した表面を整えていきました。場合によってはレベラーを使わずに、コテのみで作業することもあります。
屋上には足場の間に渡してある単管があるので、材料を流し込む際には何度かここを潜り抜けたりと動作が大きくなり大変です。塗布するときは、このように支えになることも。
ひとりでこれだけの面積の施工をしていたというのもあるのですが、なにより気温が高ったため、曽根の額からは汗が次から次へと流れて垂れ落ちそうになります。塗布面に落ちないように何度も拭いながら、素早く全体に塗り広げていきました。
![]() 1層目を流し込む部分も、あと少しを残すのみとなりました。最後は立上りの笠木部分から、足の踏み場に残していた面の塗り上げて今回の工程を終えます。
こちらの屋上はおおよそ58㎡あり、使用したウレタンは約3缶半。次に行う防水層の2層目でも同量のウレタンを塗布し、所定の厚みに仕上げていきます。
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