外壁塗装情報 |
栄区での住宅施工、シート巻き上げと一部足場解体 |
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今回は過去の事例から、栄区公田町での3月30日の現場風景を掲載します。
![]() ![]() この日は風がかなり強く吹いていたため、足場の周りを覆っていたメッシュシートをまとめる作業から開始。パラパラとですが雨も少し降っていました。ひどくなる前に作業を進めていきます。
シートは強風が吹いていたり、天気が荒れると予想されているときだけではなく、施工完了から足場解体まで日が空くときにも同様にして風の通り道を作っておきます。
メッシュシートがかけられたままですと、風に煽られて足場に当たってしまいます。その衝撃で足場が傾いたり倒れてしまい、外壁に傷がつく・壊してしまう恐れもあるのです。天気が荒れるとき、足場解体まで日が空くときはメッシュシートをまとめてもらうようにしましょう。
参考動画→ 強風で外壁を壊す足場の危険性!
写真で蛍光グリーンのヤッケを着てシートをまとめているのが、職人の山之内。自慢の一人息子をかわいがるよき父親でもあります。写真撮影をしているのが塗装指導員のベテラン職人・川口です。
![]() ![]() メッシュシートを足場のパイプに巻きつけるようにまとめた後は、足場の一部を解体しました。まだ、こちらの現場での作業は残っているので、もう使用しない上部の足場板を撤去しています。
上下の写真の違いがわかりますでしょうか。ベランダの真上、雨樋の辺りにあった足場板を外しました。足場解体は同日に行うことがほとんどですが、こちらのように先に撤去することもあります。
次回は各所タッチアップやシャッターボックスの上塗りをしていきます。
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栄区での住宅塗装、屋根縁切りで雨漏り対策 |
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今回は過去の事例から、3月29日に栄区公田町で行った工程の様子をお送りします。
職人は一級塗装技能士の川口です。
この日は仕上げた大屋根の縁切りを行いました。
縁切りとは屋根材同士の重なりに隙間を空けることを言います。塗装をすると、その屋根材同士の重なりが塗料によって埋まることがあるのです。ここが詰まった状態ですと、わずかに空いた隙間から入った雨水が吸い上げられたり、屋根材の突き合わせから侵入した水の逃げ場がなくなってしまい、雨漏りに繋がる恐れも。そのため、カッターやタスペーサーといわれる縁切り材を使用して、縁切りをします。
この縁切りですが、はじめての塗装の場合はほとんど必要ありません。すでに隙間は空いていますし、塗料をたっぷり塗布しても重なりが埋まることはないからです。
ただ、断熱や遮熱塗料のような、特に厚膜に仕上がるものの場合は必要になります。また、屋根の傾斜があまりない場合も検討しましょう。
2回目以降は塗膜の厚みが増すことになるので、縁切りは必要になってきます。
はじめての塗装でも、そうは言われてもやっぱり心配…というお客さまには縁切りを行っていますので、ご相談頂ければと思います。
![]() ここでの縁切りは、水抜きカッターと金ベラで隙間を空けていきます。カッターを差し込んでスライドさせながら、金ベラで上に持ち上げるように隙間を空けます。塗膜は乾燥すれば硬くなりますので、この縁切り作業はなかなかに大変な工程だったりします。通常のカッターを使用した場合、刃がすぐに折れてしまい、何度も刃の交換をすることも。一ケ所ずつ全面の縁切りを行ったあとは、下屋根の上塗りに移行します。
![]() 屋根塗装はほぼ完成していましたが、下屋根の一部の上塗りも行いました。ローラーの入らないと細かなころには刷毛で塗料を置くように塗布していきます。
![]() こちらは軒の再塗装をしたところです。一度仕上げたところを再び確認して、透けや掠れがあれば手直ししていきます。気になる点は妥協せず、何度も修正してより耐久性が高く、見た目もよい塗装に仕上げています。
次回は一部、足場解体が行われます。
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栄区でサイディングの色分け |
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本日は先月の施工事例から、栄区公田町で3月28日に行った作業風景をお届けします。前回は紺色の外壁の上塗りが完了したので、今回は養生剥がしと外壁の色分けをします。
![]() 塗替えしない箇所を覆っていたマスカーやマスキングテープを丁寧に剥がしていきます。塗料が完全に乾いてから取り除こうとすると、塗膜も一緒に剥がれてしまうこともあるので、生乾きくらいの状態で撤去していきます。
![]() こちらは窓の養生を剥がしているところです。白いサッシの塗り分け線がしっかり出ています。一部、塗料漏れが起きている箇所がありますね。養生を丁寧にしっかり行っていても、100%完璧に防ぐことは難しいため、最後に拭き取り掃除をしてきれいにします。
![]() ![]() 養生剥がしを終えたあとは、外壁の色分けへ移ります。
![]() ![]() まずは、白い外壁にマスキングテープを真っ直ぐにはって線出しのための養生をしました。溝があるので凹凸に沿わせて張り、できるだけ浮きを作らないように手で押さえていきます。
養生だけでは、塗料が流れこんで色がにじんでしまうことも考えられるため、上から流れ止めといわれる処理を施しました。これによって、白い外壁へ濃紺の塗料が付着することを予防します。流れ止めの白い材料は乾燥すると透明になります。
![]() 色分けの準備が整ったら、小さなスジカイ刷毛で外壁の端を塗っていきます。以前仕上げた部分と、継ぎ目が出てしまわないように気をつけながら塗布。マスキングテープがあるおかげで、テープ上へのはみ出しを気にせずに塗り進められます。作業効率もアップです。
![]() ![]() 塗装が完了した後は先ほどと同様にマスキングテープをていねいに剥がして完成です。塗り分けのラインを真っ直ぐきれいに出すことができました。
コントラストがはっきりある外壁なので、境界がきっちり引かれていると、とてもスッキリとシャープな印象になりますね。
こちらのお宅での施工も、残すところ後わずかとなりました。次回は屋根の縁切りに入ります。
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