外壁塗装情報 |
横浜市保土ヶ谷区での外壁中塗り1回目と軒・破風上塗り |
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本日は横浜市保土ヶ谷区での現場から塗装風景をお届けします。職人は一級塗装技能士の川口が中心となって施工しています。
まずは下塗りが完了しているサイディング外壁に、中塗りの1回目を行いました。
![]() ![]() こちらのお宅で使用している塗料は、断熱と遮熱効果のあるキルコート。専用下塗り材で下地と塗料の密着性を強化させたあと、主材で中塗りを2回します。
外壁塗装では3回塗りが基本となりますが、このキルコートの場合は中塗りを2回行い、断熱性能を存分に発揮させる仕様となっています。
この中塗り主材には中空ビーズと呼ばれる材料がびっしりと含まれています。このビーズが熱の通過を抑える働きをしてくれるので、室内温度の上昇を抑制するのです。
サイディングの目地が深いため、ローラーを使用しつつも、溝内にしっかり塗料を付着させるため刷毛でたっぷり重ねて塗膜をつけていきました。面により塗膜の厚みがあったり、ムラができてしまうと断熱性能が均一に発揮されなくなってしまうので、可能な限り塗料を均等に重ねていきました。
今回は外壁と屋根の両方にキルコートを使用しています。家丸ごと断熱、そして遮熱性能が発揮されるので、より高い効果が望めると思います。
![]() ![]() 軒天や破風は上塗りをして、3度塗りの最終工程を迎えました。こちらは職人・山之内が担当。中塗りまでにつけた塗膜に、より厚みを付加して耐久性を向上させています。紫外線や風雨による傷みをこの塗膜でしっかり保護して、状態を長く保持させます。
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ALC塗装、店舗テント鉄部と塩ビ管 |
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今回は横浜市神奈川区で行った塗装風景をお送りします。担当した職人は、一級塗装技能士であり、塗装指導員でもある星野です。
この日は、外壁塗装のために外して再設置した、軒先テントの塗替えに入りました。
まずはテント鉄部のケレンから。
![]() マジックロンというナイロンたわしでサビ、汚れや弱った塗膜を擦り落していきます。このたわし、かなりゴワゴワしているため、素手で作業をすると手が痛くなってしまいます。使用するときは手袋が欠かせません。
![]() サビのあるところは、マジックロンだけでは落としにくいので、皮スキという金ベラで削り落しています。下地としっかり密着している活膜はそのままにしておきますが、剥がれかかっている塗膜やサビなどの付着物は可能な限り取除き、下地と塗料が密着するように下準備します。
また、全体に微細な擦り傷をつけることで、塗料の引っ掛かりができ、塗膜が剥がれにくくなります。
![]() ケレン後はサビ止めを塗布し、サビの再発を抑制させました。鉄部は傷みやすくもあるので、たっぷり塗布して耐久性を向上させています。
今回はチョコ色で上塗りするため、赤錆び色のサビ止めを使用しましたが、仕上げの色によって主にグレーや白、茶色などから選択します。
サビ止め塗布完了後は、ドレンパイプの上塗りを開始しました。
![]() ![]() 塗料の密着度を高めるプライマーで下塗りしてあるので、シリコン塗料をふんだんに重ねて塗膜をつけていきます。塗膜の厚みをつけつつ、光沢が輝くように。
塗装は基本は3回塗りですが、傷み具合などによって塗り回数が変化します。特に傷みが激しいところは4回重ねることもありますし、逆にあまり傷みのないところは2回で仕上げることも。全てを同じ回数にするより、全体の塗装の持ちがバランスよくなるという理由からです。
こちらのパイプも下塗りと上塗りの2回で仕上げとなります。
塗り上がったパイプは光りを反射して、とてもきれいなツヤが出ていますね。
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横浜市旭区での屋根塗装、下屋根縁切りで雨漏り防止 |
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今回は横浜市旭区 鶴ヶ峰本町の現場から、施工風景をお送りします。
職人は一級塗装技能士の川口が担当しました。
この日は下屋根の縁切りとタスペーサーの差し込みをしていきます。
![]() 屋根材の重なり部分、キルコートによる計5度塗りの厚い塗膜を、カッターと皮スキ(金ベラ)で分離させて隙間を作ります。
キルコートのような特に厚膜に仕上がる塗料を使用した場合、カッターなどで隙間を空けただけですと、再び塗膜同士が接触してしまうため、タスペーサーという部材を入れて隙間を確保しています。
カッターで縁切りするのは、なかなかに労力が必要となる作業。カッターを差し込んでも、簡単にスライドさせられるわけではなく、引っ掛かりがあるのです。皮スキは持ち上げるようにして、屋根材を分離させています。
![]() ![]() コツコツと空けた隙間に、一定の間隔でタスペーサーを差し込みます。大屋根同様、タスペーサー自体の色が見えてしまっているので、屋根と同じ塗料を重ね、目立たないように仕上げて完了となりました。
縁切りも終え、雨水の侵入を防げる下屋根になったと思います。
本日で施工自体の記事は最後となります。次回は完成したお宅の様子を載せていきます。
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