外壁塗装情報 |
川崎市宮前区での住宅施工、付帯部下塗りと下地処理 |
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本日は過去の施工事例から川崎市宮前区で行った、3月6日の工事風景を掲載します。
職人は一級塗装技能士であり、塗装指導員でもある竹内が、引き続き担当しています。
前回は屋根などの鉄部下地調整と下塗りを行い、今回は破風や軒、帯板といった付帯部の下塗りと下地処理を進めました。
![]() まずは破風に浸透シーラーをたっぷり塗布して下塗りです。このシーラーは、下地の表面を強化させつつ塗料の密着力をアップさせる性能があります。塗布面がしっとりと濡れて見えるくらいに、たっぷり塗布していきます。
シーラーは水っぽい材料なので、ローラーに含ませたらよく缶の中で切っておきます。そうしないと飛散したりダラダラと垂れてきてしまうので、適量に調整することが大事です。
![]() 破風板も同様に塗っていきます。前日に下塗りした屋根鉄部にシーラーを付着させないよう、先に境界部分を刷毛で塗ってから、全体に塗布しました。
![]() ![]() ![]() こちらは帯板の下地処理をしているところです。帯の上部が下地ごと欠けており、表面も凹凸ができてしまっているため、ゼロパテという材料を使用して補修しました。
このゼロパテは密着性に優れ、ひび割れしにくい弾性のもの。パテを欠けた部分に乗せてヘラで平らに均していきます。表面の凹みにもパテを重ね、周囲と馴染ませるように平滑に仕上げました。
塗替え前には、このような下地処理を徹底的に行います。塗装で厚膜はつけられますが、下地処理をしなければ凹凸模様が出てしまいます。また、傷んだ箇所を根本から修復して塗装をする方が長持ちしてくれます。
次回は付帯部塗装と外壁下塗りに入ります。
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川崎市宮前区での屋根鉄部下地調整と下塗りで雨漏り対策 |
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今回は過去の事例から、川崎市宮前区で3月4日に行った作業風景をお届けします。
自身も川崎市在住の一級塗装技能士、竹内が担当となって施工しました。
![]() ![]() 今回の現場となるお宅はサイディング外壁にコロニアル屋根の戸建て住宅。外壁は帯板を境界に、1階と2階でサイディングボードの模様が異なります。シーリングは目地から剥離しており、場所によってはやや大き目の隙間が空いてしまっていました。
高圧洗浄後は、まず、既存のシーリングを撤去して打ち替えをしていきます。このとき使用する材料は、たっぷり充てんできる2液型のシーリング材。撹拌が必要となりますが、カートリッジ式の1液型のものに比べ惜しみなく使用できるので、肉厚なシーリングに仕上げることができるのです。目地をボリュームのあるシールで塞ぐことにより、隙間風や雨水が内部に侵入することを防ぎました。
この日の工程は屋根など鉄部の下地調整と下塗りをメインに行います。
![]() まずは屋根鉄部の下地調整から開始。鉄部は表面がツルっとしていますよね。ここに直接塗料を乗せても、ひっかかりが何もないので塗膜がはがれやすくなってしまいます。なので、塗膜を下地にしっかり密着させるため、表面を研磨して細かい傷をつけていきます。今回はサンドペーパー(紙やすり)を使用して擦りましたが、他にもナイロンたわしや皮スキなどさまざまな研磨道具を用いることがあります。
![]() 築年数がかなり経過しているお家の屋根でよくあるのが、雨押さえを留めている釘の飛び出しです。家が地震などで動いたり、歪みによって釘が少しずつ緩んで出てきてしまう現象です。屋根塗装をする際はクギもしっかり打ち直してもらうとよいでしょう。
![]() 下地調整が終わったら、パーフェクトプライマーという材料で下塗りをしました。これは下地と塗料をより密着させるため、そして、鉄部なのでサビが発生することを防ぐために塗布しています。下塗り材の性能が発揮されるように、たっぷり、そしてムラのないように仕上げました。
![]() ![]() 屋根鉄部が完了後は、シャッターボックスも同様に下地調整と下塗りを行っています。
![]() 雨樋はミッチャクロンというプライマーで下塗り。その名が表す通り、この材料も下地と塗料の密着力強化に効果を発揮します。このプライマーは透明なので、顔を動かして光にかざしたりしながら、全体にまんべんなく塗れているか確認しながら仕上げていきました。
次回は付帯部の下塗り、下地処理をしていきます。
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川崎市多摩区での住宅塗装完成、おしゃれな外観 |
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2月下旬から開始した川崎市多摩区での外壁・屋根塗装工事も本日が最終日となりました。塗装箇所全体の点検をして、養生から漏れてしまった塗料の拭き取り掃除や、仕上がりの気になる点を再度塗装して仕上げていきました。
こちらはタッチアップとも言われており、気をつけて塗装していても掠れやスケが発生することはあります。また、塗料が完全に乾ききらないうちに、服などでこすってしまうこともあるので、細かな点までチェックしながら補修をして仕上げました。
![]() 足場の解体まで日が空く場合は、塗装完了後このように家の周囲を覆っていたメッシュシートを束にまとめておきます。これは、強風が吹くなど天気が荒れた際に風を受けたシートが帆のように膨らんだり、バタバタと煽られないようにするためにしています。煽られたシートが足場に当たって揺れたり、傾いたときに外壁にぶつかって破損させるといったことも充分に考えられるため、風が抜けるようにしておく必要があるのです。
最後に、敷地内、家の周囲の掃除をして塗装工事を終えました。施工をした際には毎回最後に掃き掃除をして帰宅していますが、本日は最終日なのでより念入りに塗膜片やゴミが散らばってはいないか確認しながら掃除を完了させました。
![]() ![]() 足場はまだありますが、アイボリーと黄色の外壁にレンガの組み合わせがとてもおしゃれな雰囲気ですね。1階と2階の外壁を分ける幕板もすっきりと塗り上げられて、いいアクセントになっているのではないでしょうか。
約一ヶ月弱にわたるこちらの現場での施工風景も終わりとなります。
お疲れさまでした。
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