外壁塗装情報 |
ALCヘーベルの外壁塗装施工事例 |
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一般住宅のALCパネルを使った今は誰もが知るヘーベルハウス。
平成元年ごろ、旭化成のヘーベルさんに塗装してもらった基礎はもう寿命がきたためか、塗装がバリバリに剥がれ。
一見増し打ちでも良さそうな目地シーリングは、概算見積もりでは単価900円とお伝えし約300メートル。
実寸では364メートルありました。
ALC(気泡コンクリート)はサイディングと同様に目地シーリングが多いのです。
ただサイディングと違って、ALCはパネル同士の隙間が元々ありませんので、サイディングの目地のように、シーリングが劣化しても隙間があくことはありません。
そこがサイディングとALCの大きな違いですね。
なので、このお家も見た目は目地のクラックが少し気にはなりましたが、増し打ちでも大丈夫かなと思った次第ということです。
でも結局は打ち替えをさせていただきましたのでした。
塗料は外壁はパーフェクトフィラーにて下塗り後、シリコン塗料にて中塗りと上塗り。
雨戸、破風(パラペット)、雨樋はパーフェクトプライマーで下塗り後、やはり溶剤シリコン仕上げです。
日本ペイントのパーフェクトシリーズは、戸建塗装の塗料の中では最新に位置する塗料です。
特に付帯部については塗装の剥がれがトラブルとして懸念するところではありますが、密着度抜群の塗料です。
まぁ高圧洗浄と下地調整のケレンをしっかりとした前提ですが・・
施工は一級塗装技能士を超える「塗装指導員」が作業。
超えるとか、偉そうですが、まぁ自慢の職人たちが塗装させていただきました。
シーリングは、専門のシーリング職人が、たっぷりと2液成分形のコーキングで肉厚に注入いたしました。
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川崎市川崎区でのマンション大規模修繕工事、ブランコ編 |
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川崎市川崎区のマンション大規模修繕の現場へ。
現場は築30年、ALC外壁の6階建てマンションです。
![]() 今回が初めての塗装工事ということで、施工前はだいぶあちこちに傷みが目立っていたようです。見学に行った2月20日の時点では、施工もだいぶ進んでおり、外壁の塗装も大方は完了している状態。
ところでこの現場、少し通常の工事風景とは異なるとは思いませんか?
足場が地上から数メートルの地点までしかありません。すでに解体したわけではなく、実は、ブランコという工法で塗装をしているんです。
![]() ![]() ![]() ここでは、屋上に固定された器具にロープとお尻を支える板を固定して、徐々に下りながら施工をしていきました。名前の由来は、公園にある遊具のブランコに似ているからだと思われます。
![]() 上の写真は違う現場での様子ですが、ロープを巧みに操って塗装しながら下っていきます。
マンションのように面積の大きな建物になると、足場の費用もかなりの額になってきます。また、場所によっては、足場を組むスペースがないということもありますので、このような工法も承っています。
![]() 外壁はだいたい、ALCパネル3枚分が1人の1回辺りの作業範囲。塗り替え前には目地シーリングの打ち替えも肉厚にしました。触ってみると弾力も感じられます。
![]() 階段は長尺シートを貼って、防水と防滑仕様にしています。また、このシートには遮音性能もあるので、歩行音の低減効果も。
![]() 屋上には今回使用している塗料缶の山が。使いかけのものは乾燥しないようにビニールをかけて保存。
![]() 屋上の塔屋や鉄部もしっかり塗装が完了しています。
![]() 屋根はアスファルトシングル。黒い部分が塗装の完了したところで、茶色い面は施工前の状態。ここもブランコ工法で塗替えです。こうやって下を見ると、なかなか怖い景色ですね 笑 ロープのみで下りていくことを想像すると体が硬直してしまいそうです。
![]() ![]() 再び1階に戻り、タイル塗装の様子。高圧洗浄だけでは目地の汚れが落としきれなかったので、薬品とブラシを使ってきれいにした後、Sクリートガードという撥水剤を塗布しています。
塗布して乾燥している面に水をかけると、玉のようになってはじかれていますね。これを塗ることで、下地内部に水が浸入することを予防したり、汚れ付着防止といった効果があります。
![]() ベランダ側の外壁や軒などはまだ塗装していなので、これから作業を進めていきます。
今まで研修として何度か施工現場にお邪魔したことはありますが、ブランコ工法の現場は初だったので、いつにも増してドキドキとした研修になった気がします 笑
ロープのみで塗装を行うのは本当にすごい…とあらためて思いました。
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横浜市神奈川区での外壁塗装、家の高圧洗浄でキレイに |
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本日は横浜市神奈川区のお宅で行った施工の様子を掲載します。
担当の職人は一級塗装技能士の川口、星野、曽根カズの3人です。
今回の現場は築16年ほどの、4階建てALC外壁住宅。
![]() 足場は屋根より高めに組んでもらい、メッシュシートで覆って周囲への洗浄水や塗料の飛散を予防します。塗装工事では、ご近所への配慮も大切な仕事のひとつです。
まずは家全体を水洗いして、コケや土汚れなどを落としていきます。特に屋根は付着物が残った状態で塗装してしまうと、塗料が密着不良になってしまう恐れがあるため、念入りに洗浄していく必要があります。
![]() 黄土色のコケが全体的に付着している屋根。
![]() 最高150キロ圧で水が噴射される高圧洗浄機を使用して、蓄積された汚れを落とします。洗浄した水や生えているコケで滑らないように、屋根の下から徐々に上に進めます。
洗浄機の威力はかなりのものですが、こびりついたように付着している汚れは簡単には取り除けません。何度も洗浄ノズルを往復させながら、きれいにしていきました。
![]() こちらはバルコニーです。今回はウレタン防水もするので、やはり入念に洗浄してウレタンの密着性を良くします。全体的に土汚れが溜まっていたようで、ジェット水流を当てると、元々の床の色が見えてきました。目地内にも丁寧に噴射します。
![]() 最後に汚れを流している様子なのですが、明るい床の色が現れて先ほどの写真とは大きく印象が変わりましたね。
![]() こちらは外壁を洗浄する職人・星野。両腕で洗浄ガンを支えながら、上下に何往復もさせてしっかり汚れを落としています。
この面の外壁は平滑ですが、目地が縦横に入ったデザインパネルもあるので、凹部分もきっちり洗浄。
他にも軒やドレンパイプなど付帯部も含め、お宅全体の水洗いをしてこの日の施工は完了しました。
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