住宅の外壁には、大きく、サイディング・モルタル・ALC・トタン・板張りと種類があります。その中でも住宅に多く使われ、塗装の現場でも多く目にする外壁の種類を紹介。合わせて施工方法や、費用について簡単に説明しています。
外壁塗装といっても、その種類はさまざまです。一般の家では、おもにモルタル、サイディングの2つが大くを占め、次いでALC、トタン、板張りという具合です。
■特徴
セメントと砂を混ぜ合わせた外壁。
一般的な家の外壁塗装と言えばこの外壁です。
このモルタルの中からもさまざまな壁の種類があります。
築年数によっては、塗装する必要がないアルミサッシの窓などではなく、木部や鉄部が多く使われてるのでその分塗装が必要になってきます。
■作業と価格
木部と鉄部が多くなる場合、その分の専用塗料と塗る手間が増えるので費用も掛かります。
モルタルの中でも、凹凸のはげしい外壁模様の種類の場合は、塗料と手間が掛かるため値段も高くなりがちですが、逆に凹凸が少なくツルツルした手触りの外壁の場合は、低めに抑えられます。
■特徴
おもに横にボードが張ってある外壁。
最近ではモルタルと同じくらいに多い外壁です。
目地やアルミサッシの窓周りには、「シーリング」というゴム状のものでふさがれていますが、紫外線などの影響でひび割れてきて、築10年ほど経った家の場合では、ほぼすべての家にこのシーリングの劣化が見受けられます。
■作業と価格
シーリング(コーキング)を交換すると、その分の費用が掛かってきます。サイディングが出始めた当時はメンテナンスが必要がないと言う触れ込みだったらしいのですが、実際にはモルタル外壁にはない、シーリングの交換が発生するので、その分余計な費用が掛かってしまいます。
塗料的にはモルタルより多く消費しない場合が多いです。
■特徴
主原料は、セメント、生石灰、発泡剤のアルミ粉末です。60cmのパネル幅に、10~15cmの厚みのある外壁パネルで、防音・保温に優れており、三階建てや四階建て、マンションの外壁によく使用されますが、最近は一般住宅でもへーベルハウスを主流にALCパネルの外壁が増えてきました。サイディング外壁と同じようにボードが貼ってありますが、こちらは縦型が多いです。パネル自体の破損はあまりおこらないので、目地シーリングを交換、ボルトの爆裂の修復がメインになってきます。塗料は、防水効果よりも汚れやカビに強い塗料の方がよいでしょう。
■作業と価格
基本的にフラットな面が多いので、ローラーでの塗装がしやすく、使用する塗料も比較的安価に済む場合もあります。
施工は、塗装とシーリング交換のほかに、爆裂補修、パネルにタイルが貼り付けてあるなら、打音検査も必要です。化粧意匠パネルなら、凹凸のある面での色変え塗装なども出来ますので、一味違う外観塗装が行えます。
目地シーリングは打ち替えた方が良いと思います。築年数が多いと、痩せた目地の隙間からパネルに水が入り込み、ALC板の中の金網が錆び、パネルが破損する可能性があるからです。
傷みの特徴
■特徴
鉄筋コンクリート造の建物の外壁は概ね3種類です。コンクリートの風合いをそのまま生かした「打ちっぱなし」やモルタルを塗布した上での外壁塗装、タイルが貼ってあるものまで様々です。
■劣化状況や作業
外部サイトに詳しい情報を載せていますのでそちらもご覧ください。
■特徴
トタンなので外壁にはサビが発生します。
釘が浮いていることもあります。
劣化が激しい場合、サビが進行して穴が開いていたり、下地の木部が腐食している場合もあります。
■作業と価格
板張りと同じく、ローラーで塗装ができない外壁も少なくありませんが、その場合はけ塗りがメインとした塗装となって、やはり手間が掛かるものになります。
モルタルやサイディングなどのような外壁の種類にに比べて、塗料的に量を必要としませんので、材料代は安価ですみます。
板張りの詳細へ
傷みの特徴
■特徴
「羽目板」や「下見板」といった木製の板張りの外壁です。
モルタルとサイディングに比べて、塗装がはがれやすいので、木部専用塗料を使用しての塗装となりますが、あわせて研磨等の外壁下地調整が全面的に必要になります。
■作業と価格
水洗いの代わりにおこなう研磨などの下地調整の手間が掛かります。ローラーで塗装ができない外壁も少なくありませんが、その場合はけ塗りがメインとした塗装となって、やはり手間が掛かるものになります。
モルタルやサイディングに比べて、塗料的に量を必要としませんので、材料代は安価ですみます。