2013年9月11日
よりきれいに仕上げるための養生作業 |
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今日は涼しい~
現場もラクですね。
今日は養生のはなし。
外壁塗装では、窓やアルミサッシなどは塗りません。
なので塗料が付いてしまって汚さないように、ビニールやガムテープによって覆います。
専門用語で「マスカー」と言いますが、窓などをきっちりふさぎます。
お客さんにとっては、施工期間中は、窓が塞がれ息苦しいかもしれません。
やり方によっては、少し空気を通すぐらいのやり方もなくはありませんが、作業の都合上はやはり窓の開閉ができなくなってしまいます。
これは横浜市泉区の現場での養生作業風景。
で、外壁塗装が完了すると、こうしてはがしていきます。
きれいな線が出ていますね。
![]() お客さんは素人ですから、この塗装の線がきれいに出ているかどうかで質を判断することも多いようです。
耐久性に関して言えば、そこではないんですが、専門知識がないので見た目で判断するしかないようです。
もちろん仕上がりも重要な部分なので、きっちり養生をします。
外壁塗装の場合は、薄いビニールの養生が多くを占めますが、歩行する場所などは破れにくい厚めの養生をします。
その養生材が緑色の「ノンスリップマスカー」というもの。
伸縮性もあって破れにくいので、下屋根の上や、玄関先などでも使用します。
ちなみに上の写真は、外壁の2階部分がモルタル、下がタイル調のサイディングです。
サイディングはクリヤー塗装仕上げのため、上のモルタル塗装の作業の際、塗料がサイディングに付着しないように外壁にもマスカーにて養生をしてます。
これを「逆養生」といいます。
ちなみにモルタルもサイディングもすべて同じ色なら、この逆養生は必要ありません。
要するに1階と2階の外壁は、それぞれまったく違う作業になるわけで、その分作業量も増えてしまいます。
はなしがそれましたが、ノンスリップマスカーはベランダの傘木の上にも使用したりします。
作業中に破れたりすると、キズをつけてしまいますからね。
ちなみにもし笠木にキズが付いてしまった場合は、このような対処方法もあります。
養生は結果的にゴミとして捨てられてしまうものです。
ただ簡易に済ませてしまうと、大事な植木や床などさまざまな場所を汚してしまいます。
特に植木などについてしまった場合、葉っぱを取切ったりすることにもなりかねません。
養生不足は、極力塗料を飛ばさないように作業するなど、塗装作業にしわ寄せがいきます。
満足できる塗装ができなくなってしまうんですね。
養生は隙間なくピッチリがいいのです。
では(^^)!
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