2017年5月11日
ノンアスベストスレート屋根のミルフィーユ化現象 |
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スレート屋根。 コロニアルやカラーベストなど、屋根材メーカーでは色々呼び名がありますね。 今回はちょっと気の毒なお話です。 それに伴って、スレート屋根の強度も落ちそり返しがしやすいものだったり、すぐにひび割れてしまうものだったりたびたびトラブルを抱える屋根材が出てきてしまいました。 ハウスメーカーさんが標準使用で使っていた、ひび割れしやすいスレートもあります。
こういう場合、屋根の塗装では限界があるのでカバー工法や葺き替え工事をするときもあります。 塗ったはいいけど、ペロリと素地が一枚はがれてしまえばせっかく塗装したものが無駄になってしまうからです。 こちらがそのようす。
どれも高圧洗浄後のようす。 ひどいところは、一枚のスレートが断層のようなまるでミルフィーユのような状態になっていました。 経験から言って、コケやカビ、藻などが付着している時点ではわかりづらいですが、洗浄できれいになると良くない状態がよく分かるようになります。 ちなみにお隣さんが手が届く位置なので、メッシュシートの間からお隣の屋根を除いてみたら、一番先の軒先がやはり同じような問題個所が確認できました。 洗浄をすれば、同じようにいくつもの断層状態のスレートが表れてくるとのではと思います。 火災保険で屋根工事も最近増えていますが、やたらと使うというよりこのように本当に必要な屋根に使うべきなのかもしれません。 |
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