株式会社塗装職人の外壁塗装店の思い |
2012年7月7日
屋根塗装の縁切り |
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おはようございます。 梅雨時ですが、神奈川の方は本格的な雨模様の日は少ないですね。 天気予報も雨だったりするのですが、ほとんど降らなかったり、逆に降らないような予報でも降ったりするので、現場でも困惑してしまうことも少なくありません。
特に職人が朝事務所に来ても、雨がいきなり降ったりするため、とんぼ返りということもたまにですがあります。
さて工事の方は忙しくさせていただいています。 最近は現場の事例を多くホームページに載せるようにしていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そこでさっそく、先日の神奈川県内のお客様宅での事例です。
一般的な住宅に多いスレートぶきのコロニアル屋根です。 カラーベストともいいますが、このお宅はおよそ築10年になります。
屋根の状態を見てください。 屋根材どうしの隙間が十円玉の厚さ2枚分あり、十分な隙間があります。 実際には3枚ジャストの厚さでしたが、硬貨が二十円分しかありませんでした(笑)。
塗装をしたとき、板状の屋根材の重なり部分が塗料で詰まると、毛細管現象で雨水が上方向にいってしまったり、突き合わせ部の隙間から入った雨水の逃げ場がないため、雨水が溜まってしまいます。 それが内部にたまった湿気の逃げ道がなくなったり、雨漏りの原因になることもあります。
そのため、塗料の詰まりの部分をカッターなどで切り込みを入れて隙間を作ってあげます。 これを「縁切り」といいます。
現在はタスペーサーという縁起りの部材を重なり部分に差し込んで隙間を大きくしてから塗装するという方法が一般的です。
ただしタスペーサーを入れてその上を歩くと、ひび割れの危険性が高くなるため3度塗りの際に注意が必要になります。
でもこれほど隙間があれば塗料で埋まることはありません。 このお家の場合はもっと隙間のある部分もありました。
しかしそこまで隙間が広くなくても、はじめての屋根塗装の場合なら、たいていの屋根は、正直いって縁切りはほぼ不要だと思います。
ネット上でもよく取り上げられている縁切りは、絶対しなければだめという業者さんが多数派のようです。 ただこれは、必ずしも現場に即している情報ではないなって思います。 タスペーサーを差し込みその上を歩くと割れる可能性もありますので作業にも注意が必要です。
特にパミールというスレートというものがあり、法改正でアスベスト入りのスレートが作られなくなり、それから強度がおちたスレートというものがあります。 このスレートは縁切りはNGです。 それ以外のスレートでも割れるものもあるので縁切りはカッターやカワスキでやる職人もいます。 割れるのは下手だからという意見をネットで見たことがありますが、そうではありません。 もちろん割れない物も多いですがリスクがあるということです。 縁切りが必要なのは、塗料の厚みが増してくる2回目からの塗装からでしょうか。 それから屋根の傾斜が緩い場合や、断熱塗料で塗るときです。
断熱塗装は塗膜の厚さが命です。 ぼってりとした塗料で塗るので厚みがあり、縁切りも必要になります。 それ以外はほぼ必要ないと考えてよいのではないでしょうか。
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2012年7月5日
足場の達人 |
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横浜市泉区緑園・・ |
2012年6月21日
またマネされました・・ |
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雨ですね。 本当に予定が立てられなくて参ります。
雨予報でも晴れ間が出たと思って現場へ行っても、やっぱり降り出してきたりします。 今日も夕方以降は雨予報でしたが、早々と昼から降り出してきて、職人が戻ってきました。
私は現場がない日も、事務所でこうして仕事です。 PC作業が主な作業となります。
で、今日も何気なく見ていたインターネット。 またまた見ず知らずのリフォーム会社さんのホームページに、うちの画像が掲載されているのを発見しちゃいました・・・ もちろん許可はしていません。
これでもう何件目でしょうか。 そして再認識しました。
やっぱり塗装業者というものはどんなに見た目がよさそうな会社でも、相当注意を払わなければならないならない業種なんだ、ということを。
今回発見した会社も、社長の似顔絵からはじまり、お客さんの喜びの声、行政や国からの許可や資格などもそっくりコピーして掲載しています。
外装リフォーム会社で、地域の皆様に愛されて46年・・・というようなことも書いてあるもんですから、私がお客さんだったら見積もりを取ってみようかと、つい候補に上げてしまいそうです。
ところがどっこい、そのお客さんの工事評価のところに、以前うちが行った工事の写真が、工事前と工事後、そのまましっかり載っかっちゃってるんです。
お客さんの評判も、「娘さんから母親であるこのお客さまへ私たちをご紹介いただき・・・」と、なぜか写真のお客さんとは違う、うちの別のお客さんの声がそのまま掲載されています。
きっと写真とお客さんの声で、それぞれよいものを選んだのでしょう。
何といったらよいのか、よくここまで・・・と、もうすごいとしか言いようがありません(笑)。
よっぽど皆さんに、その業者の写真ページと、同じ写真が載ってるうちのページを比べて見てほしいところですが、ここはこらえておきます。
塗装工事だけでなく、ほかの建築系のリフォーム工事もみんなそうなのかなーと、思いますが、
「お客様の喜ぶ顔が見たくて」、 「お客様のために・・・」
といった文章をよく見ます。
この会社のホームページにも、そのようなことが書いてありました。 だから驚くというか、もうそういうのには私は慣れっこですが。
それに、確かにお客さんに喜ばれるような仕事ができれば、こちらもうれしくなるのは当たり前すぎるほどの話です。 ただあえてそういったことを前面に出す会社ほど、私はどこか疑問を感じてしまいます。
その前に必要なのが、自分に負けない根性というかプライドなんです。
人間は自分に甘い動物。
こんなことは誰もがわかっているようで、認めない人も多いかもしれません。 しかし現場では、想定外の臨機応変に対応しなければならない状況がよく起きます。 それがキツイ仕事になったとき、自分に負けそうになったり、自分に負けて甘い仕事をしてしまいそうなこともあります。
そこを自分に負けない根性で乗り越えないと、お客さんの喜ぶ顔が見たいと思っても見ることはできません。
今は現場に出ることがほぼない私ですが、以前はこのように自分と戦っていた毎日でした。
だから職人の仕事で、自分に甘くなって手を緩めたことがわかる仕事を目の当たりにすると、正直イラッとしてしまいます。
たぶん私が思うに、「お客さんのために・・・」と連呼するような会社というか人間は、本当は現場仕事の過酷さがわかっていない人ではないか・・・
と、前から思っていたことですけどね。。。
今回はこんなきっかけがあったのでお伝えしました。。。
それでは、また次回! |
2012年6月16日
お叱りとクレーム |
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梅雨に突入したものの、相変わらず現場ラッシュです。 |
2012年5月25日
大田区で断熱塗装のキルコート |
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おはようございます。 だんだん暑くなってくるのを感じますね。
現場は相変わらずです。 最近は、神奈川県内だけでなく、東京のお客さんからのお問い合わせも多くなりました。 今も町田市の成瀬と大田区の蒲田の2件を工事しています。 町田は前からあったのですが、23区はぼちぼちとご依頼いただくようになりました。 それぞれまったく反対方向ですけどね。
今、断熱塗装が結構、話題になっていますが、蒲田の現場ではまさに断熱塗装を施工中です。
川口いわく、 「もうこの時期のコロニアル屋根は裸足でなんて歩けないけど、断熱塗装をするとまったく平気だね」 と、遮熱・断熱性能を持つ塗料「キルコート」で外壁と屋根も施工しています。 もう一人、菊池もその効果には驚いているようでした。
確かにこの時期に裸足で屋根の上を歩くなんてあり得ません。 実際に屋根に上る職人にしかわからないと思いますが、真夏になると一瞬でも素手や素足で触ることはできません。
決してオーバーな表現ではなく、本当にやけどします。
まぁ屋根だけでしたら、屋根用の遮熱塗料「サーモアイ」で十分だと思いますが、今回は壁と屋根両方なので、キルコートが最適だと思います。
ちなみにキルコートは3件連続で施工しています。
断熱塗装といえば一般にはガイナという塗料がよく知られていますね。
遮熱・断熱塗料でもそれぞれ特色があり、現場によって使い分けます。
塗料のメーカーも各塗料で異なりますが、大手だから、中堅だからという違いはありません。
ただ塗装工事は半製品です。 塗料の種類だけで良し悪しが決まるわけではありません。
特に断熱塗装は、塗膜の厚みが命ですから、現場でどんな作業を行うかが大事ですね。 |
2012年5月21日
石材調の模様の塗装 |
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最近の見積もりで、もっとデザインを重視したいというお見積りを頂きました。 |
2012年5月8日
大田区蒲田での断熱塗装 |
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久しぶりの更新です。 |
2012年4月19日
塗装技能検定受験 |
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塗装技能士の検定の申し込みが18日で終了しました。 |
2012年4月5日
強風 |
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おはようございます。 今日はすばらしくよい天気ですね。 家の中でもストーブをつける日が少なくなってきて、だいぶ春っぽくなったなと感じます。
一昨日の強風は台風のようですごかったですね。 自宅はマンション住まいですが、一年を通してめったに外の風が気になることありません。しかし一昨日はゴーッという音がずっと響いていました。
少し前、風で足場が倒れて小さい子が下敷きになるという、とても他人事とは思えない痛ましい事故をニュースで聞きました。 うちの場合も過去に危うく、ということもあったので、今は強風の際は特に気にしています。
台風並みの風が吹く日は、足場のメッシュシートを巻くなどして対策をしておかなければなりません。 特にメッシュシートの場合、当然メッシュですから風が通るようにはなっています。 ところが雨で濡れてしまうと風を一切通さなくなります。 そのため、倒壊などの危険性が高くなるんです。 |
2012年3月28日
部屋の塗装 |
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だんだん暖かくなってきたなと実感する今日この頃です。 昼間、今までの恰好で歩いていると汗かきますね(^_^;)
事務所の裏では、窓を開けると鳥が鳴いて春を思わせます。
季節の移り変わりにともなって仕事も多忙です。
現場はもちろんですが、事務仕事の一つとして行っているこのホームページ関係の仕事も、忙しさを増してきています。
現在、リニューアル中です。
部屋の模様替えは、普通壁紙クロスを思い浮かべますが、最近は部屋の中を明るくする塗料が開発されています。 クロスでは得られないような効果を持った塗料です。
その名前も「アカルクス」。 面白い名前ですよね(^^)
その室内次世代塗料といわれるアカルクスを使った塗装も、実はすでに行っています。 塗った後は本当に明るいです。
特にたばこなどのヤニで染み付いてしまって黄色く変色したお部屋や、日光があたらず、昼間でも照明をつけなければならない影になるような部屋に塗ると威力を発揮します。
外壁も塗装で新築同様になるように、お部屋の中も塗り替えで新築気分に浸れます。
下の写真を見てもらえればわかりますが、テーブルの色が変わるぐらい明るくなっています。
クロスと違い、汚れたらそこだけ自分で塗ることも可能です。
興味があれば、ご相談ください。 |
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