株式会社塗装職人の外壁塗装店の思い |
2016年8月31日
外壁塗装の下請け脱却。成功した私の事例。 |
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最近、塗装業者に外壁塗装の営業方法や契約をとるためのノウハウを教えるという、「外壁塗装コンサルタント」と言う職業の方が多くなってきました。
塗装の技術は何一つ教えることなくあくまでも売り上げを伸ばすことだけに特化したコンサルです。
塗装技術も教えられて、売り上げを伸ばすことができるという両方万能なコンサルはいないとは思いますが、まぁ売り上げアップのコンサルタントは増えてきている感がありますね。 そうした職業の方が増えると、外壁塗装を検討している消費者は混乱してきます。
消費者は良い工事を親身になってやってくれる業者さんを探すのに一苦労しているわけで、もし工事の質が伴わずに契約率を上げるためだけの業者がさらに多くなれば、間違った業者選びの選択の可能性も高まってきます。
まだ現場で汗水流して働いてきた職人さんが仕事をとるために契約率を上げるための努力は、技術はそもそも伴っているでしょうからそれは理にかなっていると思います。
でもこの業界はそういう業者さんだけではありません。
どちらかといえば、職人さんでもなく、現場をよく把握できていない業者さんのほうがネット上では断トツに数が多いので、結果そういう人が契約率を上げるためだけの手法を学んでしまうと、工事品質がスカスカになってしまう工事が増えてくる可能性が経験上非常に大です。
どの業界でもそうですが、コンサルタントを受けるには、セミナー代や教材代などのコンサル費用の出費が結構高額に掛かります。
それで売り上げにつながれば本望なのでしょうが、外壁塗装は残念ながら実績と技術が伴っていなければ、ノウハウだけですぐに契約率が上がるものではありません。
「実績や技術などを積むことが必要だ」ということ自体がノウハウだと言われれば言い返しはできませんが・・(笑)
3年ほど前、うちに大手リフォーム営業で優秀だった営業マンが、宣伝を兼ねて工事着工のご近所挨拶を手伝ったくれたこともありました。
もともと20数年前に努めていた会社の同僚だった営業一筋の人間で、売り上げを上げるためにも一生懸命手伝ってくれたのですが、外壁塗装の契約は一件も取れずやめていってしまいました。 うちには実績や技術もあるとは思ったのですが、残念ながらそれでもダメでした。。 やっぱり大手リフォーム会社で優秀だったというのは、その会社自体のバックボーンの影響が大きかったのかなと、それと会社がしっかりしていても外壁塗装の場合は、リフォームの中でも断トツに営業マンが多く、中には悪質の業者も存在するため、ご近所だからと言ってはいそうですかとすぐに耳を傾ける状態ではなかったのだと思います。
その同僚が今まさしく外壁塗装のコンサルタントとして、「下請け脱却」をテーマに本などもを出版し塗装業者さん相手に、独立して売り上げを上げるためのノウハウのセミナーをやってるようで驚きです。
下請け脱却といえば、私にもちょっとだけ長い間つらい下請け時代がありました。
だから下請けをやめて、直接お客さんから仕事をもらうことが一つの目標でした。
そして今があるわけですが、それもコツコツと現場で技術を学んで実績を積み、たくさんのお客さんから信頼してもらったおかけです。
現場や技術についてよくわからなければ、契約して売り上げアップにつなげるということだけに的を絞った話しか出来なくなります。
そうなってくると工事品質は度外視され、見た目が良くても長持ちしないという工事が今以上に多くなってくるような気もします。
間違った情報もさらに拡散すればややこしくなりますね・・
ネットを見ると机上の知識で学んだ情報が目につき、リアルの現場とは程遠いな~というのがホント多いからです。
見積調査の時でも多勢に無勢という感じで、本当のことを言っても中々信じてもらえず、ネット上の情報を信じ込んでしまうお客さんも中にはいるので、多勢に無勢に仕方なく従ったりしますが・・
私的にはヤフー知恵袋やユーチューブ、はたまた自社のWEBサイトなどで、出来るだけ正確な情報を伝えているつもりではありますが、さらに気合を入れなおさなければいけませんね。
すべて正確なのかと言われれば、私も職人としてはまだまだ未熟の域は否めませんのでそこまで偉そうには言えませんが・・
特にこの動画なんかは昔の私のものですが、足場は自分たちで組んでいるので雑で現場はがちゃがちゃで評価も低いのであまりお見せできるものではありませんが、お金がなくて極力経費をかけないようにしつつも品質だけは自分なりに厳しく徹底して頑張ってました。
ちょうどこの頃ぐらいから下請けをやめてガイドブックを書いたりして、徐々にお客さんから認めてもらって仕事をとることができるようになりました。 現場にパソコンを持ち込んで書き上げていたりもしましたね(笑) チラシも作りミニコミ誌などの地域情報誌にも「失敗しない外壁塗装ガイドブック!!」という触れ込みで広告を出していたりもしました。 もう15年も前の話です。 集客は誰にも頼ることなく、すべて自分一人で考えながらやってました。 これまでの人生の中で脳も体も十二分に使い果たしていた頃です。
でも集客だけ専念しても絶対お客さんは認めてくれないと思っていたので、懸命に練習をして一級塗装技能士も一発で取りましたし、どんな家の状態でも最適な仕事ができるように常に最新の塗料の勉強と自分の腕も磨きました。
本当の意味で、まじめに仕事に取り組んでいる職人さんが日の目を見るには、コンサルも時には必要かも知れませんが、その前に技術関係のことをしっかりするべきです。
コンサルタントの言うがままにして、順番を間違わないようにしたいですね。 |
2016年8月1日
第8回親子の夏休みペイント教室開催しました。 |
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これまで横浜市技能文化会館で開催していました「塗装体験教室」あらため、場所も今回はみなとみらいのランドマークタワー地下にて開催いたしました。 毎年羽子板での開催をしていましたが、今回は初の夏の開催です。 お子さんがうちわと親御さんがネームプレートで挑戦。
ステンシルシートも初でしたが、これが中々難しかったので、次回の課題です。
お父さんを見上げるこの顔、めちゃめちゃほっこりしますね~。。
ほかの様子はまた別の機会にアップします!! |
2016年7月19日
夏休み自由研究の題材にぜひ。 |
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2016年7月13日
屋根工事と屋根塗装、結果的にどっちがお得になる?? |
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今年は早いうちから猛烈な暑さに見舞われましたね。
毎年夏になると工事数も落ち着いてくるのですが、今年は例年以上のペースで見積り依頼やご相談があります。
その中で最近ちょっと気になっているのが「屋根工事」についての相談です。
屋根塗装にしたらいいのか、それとも屋根の葺き替えや、上から重ね葺きするカバー工法が適しているのか、いったいどの工事がベストなのか、といった内容です。
よくよく伺ってみると多いのは、ある一般社団法人が行っている外壁塗装のセミナーに参加したら、後日その団体と提携している大手の塗装業者がやってきて、塗装ではなく屋根工事を勧められたというケースです。
そこで本当にこんなにも高額な屋根工事が必要なのかと、うちにご相談にいらしているのです。
もし雨漏りがあれば、塗装だけで直すのは難しいので、屋根工事を行うのはやむを得ないかもしれません。 しかし私たちが実際に屋根に上って調べてみると、雨漏りも見受けられず、どう見ても屋根工事は不必要だ、という診断結果になることもあります。 これではわざと高額な工事を推し進めているようにも受け取られなくもありません。
都内と神奈川県内で頻繁にセミナーが行われているため、このようなお問い合わせが増えているようです。
この団体では、大手関連業者と連携してセミナー参加者に屋根工事を勧めるというしくみで、利益を確保しているようです。それ自体は別に悪いことではないかもしれません。 しかしそこまで必要がないのに高額な工事を勧めるのは、やっていいことではありませんね。
そもそも一般社団法人は一般の会社と異なります。 そのため消費者は一般社団法人なら営利目的ではないと思い込み、信用してセミナーに参加してしまったのではないのでしょうか。
このような屋根塗装のセミナーに出かけた時は塗装の知識だけを持ちかえり、会場で家の修繕について相談しても、住所など個人情報は教えないほうが無難です。
ちなみにここの関連会社から、ずっと前加盟のお誘いもありましたが、丁重にお断りさせて頂きました。
ただ実際に個別のケースでは、「屋根塗装がよいか」「屋根工事がよいか」は、とても悩ましい問題です。
塗装だけで十分持つ場合でも、お客さんによっては屋根工事を希望されることもあります。 何度も塗装をするよりも、屋根工事をしてしまえばそれ以降は塗装のメンテナンスが必要なくなるからです。
そのように考えていらっしゃる方は、屋根工事は築年数が相当経過してから行うより、築後早い時期のほうがよいでしょう。
例えば築10年目に屋根塗装をして、さらに築20年目に屋根工事をするなら、はじめから屋根工事にすればよいのです。
しかし家によっては、そのメリットはわかっていても、予算の都合で塗装を選択することもあります。
ですから塗装だけで済むような屋根に対して、屋根工事をしなければならないような説明は、消費者をとても困惑させてしまいます。
また屋根工事をするのであれば、どのような種類の工事にするか、が問題です。
現在の家屋はコロニアル系のスレートが主流です。
屋根工事を行うなら、同じく新たなスレートに葺き替えることもできますし、ガルバリウムの鋼板(金属)屋根に葺き替えることも可能です。
和瓦の屋根は、鋼板屋根に葺き替えれば屋根自体の重さが軽くなるので、地震による倒壊対策にもなります。
ただし鋼板屋根にした場合、雨音などが前よりも響いたり、直射日光の影響を受けて室内温度が上がりやすいというデメリットがあります。
下地に断熱材を使用したり、遮熱塗装を施すと、そのようなマイナスの影響を少なくすることもできます。 ただ最近はそれよりも、今ある屋根をはがさずに上から重ね葺きする「カバー工法」が流行っています。
ひと昔のアスベストが含まれているスレート屋根であれば、はがす際にアスベストをまき散らしてしまいます。 しかしカバー工法ならそのリスクもありません。
防水性については、屋根の場合も平面よりも接合部などから雨漏りする可能性が高くなります。 ですから、例えばトタンの釘抜けで棟がバカバカになっていたり、シーリングが劣化して切れていたりするのを見ると心配になります。
そのような劣化に対しては、カバー工法は上から被せるので、一定のクオリティを保っていつも同じ工事ができるというメリットもあります。
ただ下地がすでに湿気ている場合、そのままふたをするカバー工法で工事を行うと、下地の腐食が進んでしまう危険性もないわけではありません。
このようなケースでは、下地の野地板から交換するなど、葺き替えの方が適していることもあるので、業者に調査診断をしっかり行ってもらうとよいでしょう。
何事にも損をしないために、知識や情報を得ようとするのは消費者として当たり前の行動です。 ところが折角の努力にもかかわらず、高額な工事を勧められてしまうのは、何だか報われない気がしますね(^^; |
2016年7月1日
塗装職人さんを選んだのはただの偶然でした・・ |
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「塗装職人さんを選んだのはただの偶然でした・・」 「菊池さんの情にほだされただけ・・」
先日これまでお世話になったお客様をご招待しての食事会・・ お客様からはさまざまなご感想を頂戴しました(笑)
塗った直後の感想ではなく、6年ほど経過したお客様の感想もあるので、今後塗装を計画している方にすれば、ちょっとはご参考にしていただけるはずです。 皆さん揃ってのせっかくのご感想ですのシリーズ化してお届けできたらと思っています。 その名も「90秒で分かる塗装職人を選んだ理由」です。 また完成しましたらご報告します~(^.^) |
2016年6月29日
微妙な色の違い。 |
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色選びは慎重にしないといけません。 契約の際にどんなに慎重に事を運んでも、お客さんのイメージと異なる場合もあります。 もちろん家だけでなく、このようによくある駐車場などのU型バリカーなども同様です。 ちょっとした色の微妙な違い、難しいですね(笑) 色は心理効果もあるので、毎日眺める家の色選びはもっと重要です。
色見本帳も写真のように小さいものもあれば大きい板のように塗料を塗ったものまで様々です。
天気が良くない日も続くので、せめて塗り替えた家を見て気分を変えてくれるようにして、楽しみを広げていければいいですね。
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2016年6月28日
謝恩の集い、無事終了。 |
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26日に行った食事会。 最近雨も多く現場が進まない状況の中、天気に恵まれているのか恵まれていないのかよくわかりませんが、この日はとてもとても天気が良かったです(笑) そのせいもあって来られない職人もいましたが、ささやかでしたが楽しく開催することができました。
何せはじめての開催でしたので、私自身もすこし緊張しました。 来ていただいたお客さんもそれぞれお互いにはじめましてなので、ぎこちなさもありましたが、すぐにそれも解けたようで安心しました。
当時の工事を振り返り、職人のことや現在の状況に至るまでの感想もいただきましたが、本当にうれしい限りです。 まぁどちらかといえば安心のほうが強かったですね(笑) 塗装はその時はきっちり完全な工事をしたと思っても、その後もずっといい状態が必ず保っていられるかと断言できるとも言えないですから。 ほんとは「出来る!!」と言えればいいんですけどね。。
ゲームも楽しんでいただいたようで、次回はもっと盛り上げてさらに楽しんでもらえるように工夫します! 以上報告でした~!!(^.^) |
2016年6月24日
26日の謝恩の集い |
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26日に中華街で行う25周年の謝恩の集い。 2010年~2016年の間に施工した12名のお客さまに来ていただくことになりました。 ささやかなんですが、これはちょっとしたゲームを考えていてその景品。 職人も交えて少しでも楽しんでもらって盛り上がればなと~ |
2016年6月20日
塗装職人のリアル目線 |
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我が一級塗装技能士の近藤による、作業目線の動画です。 「塗装職人の目線」 臨場感出てますね。 目線シリーズで、追加していきたいと思います。 では! |
2016年5月19日
青空の下、現場も活気です! |
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いや~、最近朝から天気がいいですね~! カラッとしてますし空を見上げれば青空!
気分も上がってきます!
事務所に入るまでは・・
思考系の仕事がたんまりたまっているので、ちょいちょい気が重いのです(笑)
仕方ない、仕事がんばりますかー!!
一方では現場もわんさか状態です。
私はいつも事務所にこもりっきりで、ずいぶんと現場には出ていませんが、昨日とか今日とかの天気に屋根なんか上って作業したら最高ですね。
まぁこの気温でも昼間は暑くなりそれなりに大変ですが、塗装にはいい季節なのは間違いないですね。
こういう日は現場に出て職人をしたくなる時もあります。
事務所にずっと座りっぱなしでいると健康にもよくないですし。
今思えば足場の上り降りの外壁塗装の仕事は、健康にいいと思います。
それなりの体力を使うのでダイエットにも良いです。
“とそじょ”のりおちゃんも、一級塗装技能士のカズと共に一生懸命頑張っています!!
今日も頑張って参りましょう~!!
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