株式会社塗装職人の外壁塗装店の思い |
2014年10月11日
みんなが群がる儲かる外壁塗装? |
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「外壁塗装は儲けのビジネスチャンス!? 」
独立・開業などビジネス関連のメディアやサイトで以前から時々見かける言葉です。
異業種からの参入障壁が低い、というのが理由のひとつだそうです。
確かにさまざまな業者さんをネットで見ていると、参入の勢いをビシビシ感じます。
いろんな業者が入り混じって、お客さんはどこに頼んだらよいかわからなくなっています。 私たちも競争の激化に巻き込まれて、ちょっと怖いくらいです (笑) 。
では実際に外壁塗装はそんなに参入障壁が低いかというと、まったく違うんですけどね・・・
それは塗装の仕事について知らない人の発言なのだろうと、つくづく残念に思います。
おかげで外壁塗装は少しの知識があれば簡単にできるという誤った理解が広がり、経験というもっと大事な資産が軽視されているようで、職人としては不愉快に感じることがよくあります。
塗装の仕事をしてみればすぐわかることですが、結構大変なことが多く、簡単に始められる商売では絶対ありません。
もし簡単にビジネスにできるとすれば、お客さんをないがしろにするしか方法はないと思います。
外壁塗装で大事なのは、家それぞれの状況によって、現場で塗装方法や作業の進め方など対応を臨機応変に変えていくということです。
細かいところまで厳密に突き詰めると、同じ現場は二つとなく、対応は家ごとに千差万別といったところでしょうか。
そのためには、職人の高い技術だったり、営業のクレーム処理だったり、現場での対応力が非常に重要です。
そこまで追求していくと、「経験」が最も重要になるわけです。
技術もクレームの処理対応も経験がなければ成し遂げられません。
たぶん知識だけでは、すぐに行き詰まってしまうでしょう。
最近では、とくに経験や技術力が優れていなくても、「塗装技能士」や「塗装士」の名称が使われているようです。
厳しい試験に合格した「一級塗装技能士」という国家資格と、業者が任意で作った肩書きは大きく違います。 でも呼び名はたいして変わらないので、お客さんから見たら何だかややこしいですよね。
それだけ競争が激しいのかもしれません。
何が本当で、何がウソなのか、塗装業の世界はますます混乱してしまいそうです。
塗装業者としてお客さんからさらに信用されるために、私たちももっと頑張らなきゃイカンですね。 |
2014年10月6日
横浜市からの避難勧告でびっくり |
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今年は台風が多いですね。 今日も今年最強とかいう18号で影響が出ているようです。
と、さっき横浜市から避難勧告のメールが届きました。
今まで横浜市でずっと育ってきましたが、私の知る限りでは生まれて初めてかもしれません。
すこしびっくりしました。
天王町あたりで帷子川の溢水の危険ということらしいですが、どおりで事務所裏の西谷駅でずっと電車が止まっている訳がわかりました。
天王町はよく行くところですので、どうなっているか少し気になります。
帷子川は私が中学生のころ、横浜駅西口付近で川があふれ、ビプレ(当時はニチイ)の一階が浸水したことがあります。
1階で当時営業していたのが、これまた運が悪かったのか、靴屋さんで濡れてしまった多くの靴を外に出して並べていました。
同級生が鯉をすくってたのもとても印象的でした。
今は風もなく太陽が少し出てきて日が差していますので、台風は過ぎ去ったかと思いますが、地元の人も電車に乗っている人も急にあわててしまいますね。
今回うちには影響がないとはいえ、足場とか現場も台風が来るたび気がかりです。
ホント台風はやめてほしいですね。。
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2014年9月22日
塗装シーズン到来!? |
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今日は天気がいいですね。 外に出るとついどこかに出かけたくなる気分です。
でもこのぐらいでも現場作業は汗をかきながら施工していると思います。
でも今年はやたらと雨が多いですね。。
また台風も来てるみたいですし、今年はホントどうしたんだろうかと思います。
夏も暑かったですが、短かったようにも思えます。
例年はまだこの時期はとても暑いですよね。
今は夜も鈴虫の音が聞こえて、すっかり涼しくなりました。
あと一週間したら10月です。
塗装シーズン到来です。
10月になったら新たな社員が入ってくる予定もあります。
見積もり依頼が増えるのは喜ばしいことですが、十分な対応が行き届いていなかったので、それをさらに充実できればと思います。
現場のほうもおかげさまで、相変わらずと言っては何ですが、多方面で仕事させてもらっています。
が、さらなる忙しさに備えて気合を入れなければなりません。
というのも、今はある国家資格の試験に向けて猛勉強しているので、あまり時間がないのです。
あまり自分のお尻をひっぱたきたくありませんが、時間がないので仕方ないですね(笑)
明日は秋分の日。
私は娘の習い事の発表会。
午前中は勉強して、午後出かけてきます。
良い休日になるといいですね。
ではまた~(^^)
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2014年9月2日
ニスがバリバリにはがれた玄関扉の再生塗装 |
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紫外線を浴び続けて劣化してしまった木製の玄関ドア。
特にクリヤーなどのニスが塗られている場合、きれいに仕上げるのは困難ですが、川口が見事に再生させました。
玄関下のほうは、余計に太陽に当たっている時間が長いためと、雨の跳ね返りがあるため余計に傷みます。
見た目だけでニスがはがれているのがわかります。
ペーパーやケレン道具では、この劣化したニスを完全には取りきれません。
たとえ取りきれたとしても非常に時間がかかるでしょう。
![]() 昔は扉を外して建具屋さんに、表面を一皮むいてもらうなんて言うこともあったようですが、ものすごく費用が掛かり現実的ではなかったようです。
そこでNEWハクリールという剥離剤の出番です。
ただし塗膜の密着度や吸い込みなんかも関係してくるので、一枚皮をむくまでいきませんが、手作業でケレンを行うよりは早くキレイに仕上げられます。
塗装表面を剥離後です。
次に漂泊セラックニスというものを塗ります。
仕上げのクリヤーをじかに塗ると吸い込みの具合によってとてもムラが生じるので、それを防ぐためあらかじめ割合とサラっとしたこのラックという塗料で塗ります。
結構早く乾くのでペーパーでならします。
で、これが仕上げに使う、木部用クリヤー塗料のファインウレタンU100。
呼吸形弾性といって、木部は湿気を吐いたり吸ったりして呼吸しているので塗膜がそれを妨げないということなんだと思います。
塗料カタログに書いてあるだけで、これは私たちでは検証しようがないです(笑)
弾性は木部はその湿気の呼吸で収縮するため、その収縮に対応できないとはがれるのが早くなるため、塗膜が収縮に対応するということです。
今は現場に出ていない私も15年前はちょくちょく使ってたな~
川口が一級塗装技能士の技を見せてくれます。
玄関扉のクリヤー仕上げ完成です。
このように割かしキレイに仕上げられましたが、傷んでバリバリになった玄関扉をキレイに仕上げるのは本当に難しく業者泣かせの塗装のひとつです。
ですので、必ずしも満足いく仕上げになるかは、見積もり時に聞いてみてくださいね。
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2014年7月11日
完了直後と見間違え!?修繕工事5年目のマンション |
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2009年に修繕工事をさせていただいたマンションにお伺いした時の、5年経過のようすを動画にまとめました。
外壁は鉄筋コンクリートの打ちっぱなしなので艶消しに塗装。
一級塗装技能士が数人、屋上防水は塩ビシート防水でこれも一級防水施工技能士で施工させていただきました。
他にはモルタルの爆裂や浮きがあったのでエポキシ樹脂注入によるピンニング工法にてガッチリ固定。
とくに浮きは激しかったですね。
打診棒による打音検査は屋上と階段の笠木はどこもカラカラ音。
ベランダは年配の方が歩行する時があるということで、ウレタン防水の上に長尺シートを敷かせていただきました。
今回は外壁のみの動画ですが、当時はオーナーさまと建物を建てた一級建築士さんも同席して、塗料選びに非常に悩みました。
というのは、打ちっぱなしは撥水剤を塗布していることもあるのでその上からの塗装ができないのです。
なので作業とともにとても苦労しましたね。
で、現在はクラックと浮きによる国家資格を取得したので、処置に関しては以前より少しは偉そう対処について自慢ができそうです。
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2014年7月10日
台風への対策 |
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台風8号が関東に接近しているようです。 今日の夜中から朝方まで非常に強い風と雨になるようですね。
屋根瓦やトタンを補強する
風で屋根瓦が飛べば、けがでは済まされない事故になることもあり得ます。また、雨漏りの心配がないか、外壁のひび割れはないかなども確認しておきましょう。さらに、テレビのアンテナや倒れる可能性のある塀、自転車や鉢植えのように飛ばされる恐れのあるものは、ロープで固定したり屋内にしまったりといった対策をとりましょう。
と、家の対策としてヤフーの記事が出てています。
現場の足場もすべてメッシュシートの巻き上げを行いました。
会社前ののぼりもしまいこみました。
さすがに地中に埋まっている看板まではどうにもできませんけど。
雨漏りとして怖いのはやっぱり屋根ですね。
強風で巻きあがるように傾斜をさかのぼって吹きますから、その可能性も出てきます。
今どんどん風が強くなっているのを実感できます。
ホントはこういうどんな強風や雨でも、家族団らんが過ごせるような家がいいですよね。
それが私たちの仕事でもあるのですが・・
自宅近くの川が以前氾濫したことがあるので、その都度車を駐車場からちょっと高い道路に移動させることもあるのですが、今年はどうでしょう・・
帰ったら念のため移動しておこうかな。
くれぐれも注意してくださいね。。
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2014年7月7日
マレーシアの新聞記事に載せていただきました。 |
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横浜市南区のお客さまがマレーシアの新聞に塗装職人の記事を書いてくれました。 うちもついにグローバル化ですか~!? なんちゃって(^_^;) とてもありがたいことです。。 |
2014年7月1日
この手抜き足場を組む塗装業者はどう思いますか? |
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足場で塗装の質が変わる可能性があることは、一般的には知られていない事実です。 最悪なのが、丸太足場。
木ですからね。節でデコボコなので水平ではありません。
塗れると滑りまくります。
私が初めて丸太足場に携わっていたのは、19歳のとき。
かれこれ27年前の話です。
当時は一時アルミサイディングを貼る職人をやっていました。
ぱっとサイデリアというサイディングが大々的に流行る前のことだったと思います。
それも雇われ期間はほぼ研修のみで、若いながらも独立してやってましたのでよくやっていたなという思いです。
丸太足場をトラックに積み、番線という針金の太いものをシノという道具できつく縛りあげて組んでいました。
当時は丸太が異常に重かったな~
今より全然力がなかったので、余計そう思ったのでしょう。
で、今はほとんど丸太足場で組んでいる業者は見かけなくなりましたので、この辺の話はしなくても問題ないでしょう。
その次に問題になるのが、単管足場でパイプ2本やを使った足場です。
塗料缶や職人が落ちて大けがをする可能性のある足場です。
上の動画がまさにそうです。
実はすべて私自身が作業していた時のもの。
平成15年と16年のときのビデオを引っ張り出してきたものです。
手抜きのつもりは全くないつもりですが、丸投げでコテンパンにやられている職人の場合は、この単管足場の塗装工事は注意ですね。
足場自体落下の危険性はどれも当然ながらありますが、単管足場はワンランク違います。
ワンランクという表現は別として、やっぱり危ない足場なのです。
私がピークで塗装の職人をしていたのが約15、6年前。
そのあたりの10年間で3人落下しました。
いずれも単管足場でした。
そしてその中の一人が私。
一段目からの落下でしたので大した怪我にはなりませんでしたが、太ももにいつまでも残る筋のようなものができました。
これがすねあたりだったら折れていたほどの衝撃でした。
私の落下したのはこの一度でしたが、本当に落下寸前だったことはもっとたくさんあります。
後は大工が2段目から落ちして血だらけになって骨折したり、手元で使っていた職人は見事3段目の足場から落ちてしまいました。
入院は何とかしなくて済みましたが、1か月現場には出れませんでした。
塗料缶を落として庭などをペンキだらけにしてしまったのもいくつかあります。
めちゃめちゃ掃除が大変です。
バシャーと足場の上からペンキがなみなみと入ったバケツをひっくり返すのといっしょですから、完全にきれいに取りきれるわけでもなく、少なくとも迷惑をかけた形で完了してしまうことにもなります。
一番厄介だと思うのは塗装作業のしづらさです。
道具や材料がまともに置けないので両手手放しで作業ができません。
かならず片手は体制のバランスを保つためめにどこかしらつかまって作業する状態です。
クサビ足場に慣れてしまっている職人では、落下に対する注意しまくりでたぶん作業が進まないでしょう。
とにかく丁寧な作業が困難な状態となります。
しかも単管足場で今は組む足場屋さんもあまりいないと思います。
だいたい塗装業者さん自身が組む場合が多いと思います。
なので簡単に組み上げてしまうので、足場にのぼっても届かない場所がでてくるため背伸びした状態で作業したり、使う単管パイプの本数もより少なくするため揺れに揺れたりするのです。
塗料の質や塗り回数だけがクローズアップされていますが、まさにいい工事をしてもらうためには足場は基本中の基本ですから、この辺も注目しておきたい部分ですね。
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2014年6月27日
国道16号線沿い |
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地元の西谷駅は国道16号線沿いにあります。
もちろん、うちの事務所も同じです。
外壁塗装にご相談ある方は、どうぞ覗いてみてくださいね。
ただ職人がいるときといないときがあるので、その前に0120-382-361にお電話いただければありがたいです。
でないと、くわしい説明をすることができませんので(^_^;)
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2014年6月22日
追加工事と耐久性のはなし。 |
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消費税が上がって梅雨に入り、見積もりの電話もすこし落ち着いてきたのかなという今日この頃です。
まぁ消費税率アップ前の駆け込みが異常だったので、例年どおりに戻った感覚でしょうか。
そして今日は3件ほど見積もりの相談があった中から、すこし気になった話をひとつだけご紹介します。
今は見積もりを数社からとられる方が多くなってきました。
その方もそうでした。
相談内容のメインは価格のこと。
誰もが気になることですね。
「弾性シリコンでやった場合1平米おいくらですか?」
「高圧洗浄は1平米おいくらですか?」
「養生はおいくらですか?」
と、まぁこんな具合でした。
ほかの業者さんの見積書を手元に置いて、その項目と比較しながら私と話しているというのが、すぐに直感でわかりました。
基本、うちの場合は電話で価格をお伝えすることはありません。
なぜなのか? いやまったく異なるのが普通と思っていただいたおいたほうがよいでしょう。
たとえば、ツルツルした外壁とザラザラした外壁を比べてみましょう。
それぞれ塗料の使用量は極端な場合、3倍も違うことがあります。
うかがったところ、この方のお家の外壁はどうやらザラザラのようです。
これが一度塗りかえをして塗装をしている状態ならば、ザラザラの上に塗装膜が張っているので、その分塗料の吸い込みが押さえられて、使う塗料は少なくなります。
でも今回は、築10年ではじめての外壁塗装とのこと。
相当量の塗料を使うケースです。
さらに上空から見て、家の形が真四角と角が多い凸凹の家では、作業効率も全く変わります。
養生だって、少なく済むお家もあれば、異常なほど手間がかかるお家もあります。
私は決して電話で回答したくないのではありません。 お客さんの知識がないところに価格を伝えてしまうと、結果的にお客さんが価格のみにこだわってしまい、かえって塗装工事の失敗につながる可能性があるからです。
そもそも見積もりというのは、お客さんにどのような工事を行うか、その基準を数値で示しているものです。
これが大量生産できるような車とか、すべて同じ素材で形のものでしたら、見積もりの比較は十分にやっていただいたほうがよいでしょう。
しかし塗装工事では、実際の現場で見積もり通りに済む工事なんていうのは、そうそうあるものではありません。
いざ工事に取り掛かってみると、見積もり段階ではわからなかった状況がたくさん出てきます。
外壁塗装というものは、誰がなんて言おうとそういうものなのです。
壁の違いによる塗料の数量だけではありません。たとえば、
・傷み具合が想像以上で塗り回数が増えたり、
・下地調整の手間が想像をはるかに越えてメチャメチャ大変だったり、
・色の塗り分けがやたらと多かったり、
・細かく刷毛でぬる場所が多かったり、
と、平米当たりの単価では単純に測れないものがあるのです。
で、想定と違う状況が明らかになった場合、すべて適切に対応してくれる業者ならよいのですが、そうでなかったら塗装工事の中身が心配です。
後から追加工事で費用がかさんでしまうのは嫌だと思います。
しかし無理やり見積書通りの金額内で済まそうと、傷み具合を無視されてしまうのはもっと怖いことではないでしょうか。
結果として耐久性に問題が生じる可能性もあります。
追加工事はなし、傷みに最適な処置をしてくれる・・・
そういう業者さんを望んでいる消費者が多いのは、無理ないと思います。
しかも今は安売りがはやっていますから、低価格に惹かれてしまいがちです。
でも平米単価だけで業者同士を比較するということは、検討対象が価格のみになっているということです。
数字しか見ないのは、実はお客さんにとって「絶対やばいこと」です。
ですから後で悔やむことがないように、くれぐれも慎重に計画してくださいね。
さて、早く梅雨が明けてほしいですね。
では~(^v^) |
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