株式会社塗装職人の外壁塗装店の思い |
2012年8月6日
外壁塗装の15年保証。そんなバカな・・ |
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「外壁塗装は15年保証します」 こんな現実離れした保証の話を久しぶりに聞きました。 以前はよくありましたが、まだそんな話が存在していたんだ、そんなんだから、塗装工事のトラブルは絶えないんだと、しばらく気持ちの収まりがつきませんでした。
私が見た住宅街のなかでも、この場所ほど大きい住宅街は知りません。 どの家もデザインに凝っていて、この地域に住んでいるというだけで、ある意味ステータスが感じられる場所です。
街並みもピシッと整理されていて、昼間はとても閑静な住宅街です。 工事の挨拶まわりでご近所に伺うときには、あまりにも静かな雰囲気が漂っているため、自分自身、なんか悪徳セールスマンなどの不審者と誤解されないかと、少し不安になります(笑)。
そしてこの住宅街も築10年を経過した家ばかりなわけですが、それに伴って多くの塗装業者が出入りしています。 たまに行くと必ずどこかで足場を組んで工事しており、多くの塗装業者がせめぎ合っている場所でもあります。
実はうちでもつい先日、塗装工事を終えたばかりでした。 そのお隣から見積もりのご依頼をいただいた時、他の業者さんからも同じく見積もりをとられているということ。 今は珍しくない話です。
その業者さんは工事保証は15年つけると話したそうです。 外壁塗装の場合、この保証は「塗膜のはがれ」に適用される場合が多くなります。 それも外壁のみという場合が少なくありません。
言い換えれば、木部や鉄部の塗膜のはがれは保証の対象外です。
実際のところ、外壁から塗膜のはがれが起きることはほぼありません。 数年後にトラブルがあるとしたら、ほぼ木部や鉄部で起こります。 これはご近所の家を見渡してもわかることだと思います。
5年後に鉄部の塗装がはがれたので、保証期間中だから無償で直してもらえると思ったら、保証は外壁だけだった、ということが起きる可能性があります。 ですから保証の範囲をよく確認してみてください。
でもそこまでの細かい情報をお客さんは知りません。
保証といえば、その期間内に、塗装に関することで何か不都合や支障が起きれば、何でも無償で修理してくれると思ってしまいます。
塗装は、数年が経過しなければ工事の本当の質が確認できません。 工事直後は見た目に質的な差がわからないので、ある業者が15年の保証とうたえば、契約をとるために、もう一方の業者は20年と言わざるを得ない状況になってしまいます。
そんな言ったもん勝ちみたいなことがまだ繰り返しされていたんだと思うと、ほんとにやり切れない気持ちになります。 |
2012年7月20日
3年前の塗装工事。外壁のひびから藻の発生。 |
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梅雨明けしましたね。 サイディングと一口で言っても結構奥深いんです。 |
2012年7月5日
足場の達人 |
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横浜市泉区緑園・・ |
2012年6月21日
またマネされました・・ |
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雨ですね。 本当に予定が立てられなくて参ります。
雨予報でも晴れ間が出たと思って現場へ行っても、やっぱり降り出してきたりします。 今日も夕方以降は雨予報でしたが、早々と昼から降り出してきて、職人が戻ってきました。
私は現場がない日も、事務所でこうして仕事です。 PC作業が主な作業となります。
で、今日も何気なく見ていたインターネット。 またまた見ず知らずのリフォーム会社さんのホームページに、うちの画像が掲載されているのを発見しちゃいました・・・ もちろん許可はしていません。
これでもう何件目でしょうか。 そして再認識しました。
やっぱり塗装業者というものはどんなに見た目がよさそうな会社でも、相当注意を払わなければならないならない業種なんだ、ということを。
今回発見した会社も、社長の似顔絵からはじまり、お客さんの喜びの声、行政や国からの許可や資格などもそっくりコピーして掲載しています。
外装リフォーム会社で、地域の皆様に愛されて46年・・・というようなことも書いてあるもんですから、私がお客さんだったら見積もりを取ってみようかと、つい候補に上げてしまいそうです。
ところがどっこい、そのお客さんの工事評価のところに、以前うちが行った工事の写真が、工事前と工事後、そのまましっかり載っかっちゃってるんです。
お客さんの評判も、「娘さんから母親であるこのお客さまへ私たちをご紹介いただき・・・」と、なぜか写真のお客さんとは違う、うちの別のお客さんの声がそのまま掲載されています。
きっと写真とお客さんの声で、それぞれよいものを選んだのでしょう。
何といったらよいのか、よくここまで・・・と、もうすごいとしか言いようがありません(笑)。
よっぽど皆さんに、その業者の写真ページと、同じ写真が載ってるうちのページを比べて見てほしいところですが、ここはこらえておきます。
塗装工事だけでなく、ほかの建築系のリフォーム工事もみんなそうなのかなーと、思いますが、
「お客様の喜ぶ顔が見たくて」、 「お客様のために・・・」
といった文章をよく見ます。
この会社のホームページにも、そのようなことが書いてありました。 だから驚くというか、もうそういうのには私は慣れっこですが。
それに、確かにお客さんに喜ばれるような仕事ができれば、こちらもうれしくなるのは当たり前すぎるほどの話です。 ただあえてそういったことを前面に出す会社ほど、私はどこか疑問を感じてしまいます。
その前に必要なのが、自分に負けない根性というかプライドなんです。
人間は自分に甘い動物。
こんなことは誰もがわかっているようで、認めない人も多いかもしれません。 しかし現場では、想定外の臨機応変に対応しなければならない状況がよく起きます。 それがキツイ仕事になったとき、自分に負けそうになったり、自分に負けて甘い仕事をしてしまいそうなこともあります。
そこを自分に負けない根性で乗り越えないと、お客さんの喜ぶ顔が見たいと思っても見ることはできません。
今は現場に出ることがほぼない私ですが、以前はこのように自分と戦っていた毎日でした。
だから職人の仕事で、自分に甘くなって手を緩めたことがわかる仕事を目の当たりにすると、正直イラッとしてしまいます。
たぶん私が思うに、「お客さんのために・・・」と連呼するような会社というか人間は、本当は現場仕事の過酷さがわかっていない人ではないか・・・
と、前から思っていたことですけどね。。。
今回はこんなきっかけがあったのでお伝えしました。。。
それでは、また次回! |
2012年6月16日
お叱りとクレーム |
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梅雨に突入したものの、相変わらず現場ラッシュです。 |
2012年5月25日
大田区で断熱塗装のキルコート |
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おはようございます。 だんだん暑くなってくるのを感じますね。
現場は相変わらずです。 最近は、神奈川県内だけでなく、東京のお客さんからのお問い合わせも多くなりました。 今も町田市の成瀬と大田区の蒲田の2件を工事しています。 町田は前からあったのですが、23区はぼちぼちとご依頼いただくようになりました。 それぞれまったく反対方向ですけどね。
今、断熱塗装が結構、話題になっていますが、蒲田の現場ではまさに断熱塗装を施工中です。
川口いわく、 「もうこの時期のコロニアル屋根は裸足でなんて歩けないけど、断熱塗装をするとまったく平気だね」 と、遮熱・断熱性能を持つ塗料「キルコート」で外壁と屋根も施工しています。 もう一人、菊池もその効果には驚いているようでした。
確かにこの時期に裸足で屋根の上を歩くなんてあり得ません。 実際に屋根に上る職人にしかわからないと思いますが、真夏になると一瞬でも素手や素足で触ることはできません。
決してオーバーな表現ではなく、本当にやけどします。
まぁ屋根だけでしたら、屋根用の遮熱塗料「サーモアイ」で十分だと思いますが、今回は壁と屋根両方なので、キルコートが最適だと思います。
ちなみにキルコートは3件連続で施工しています。
断熱塗装といえば一般にはガイナという塗料がよく知られていますね。
遮熱・断熱塗料でもそれぞれ特色があり、現場によって使い分けます。
塗料のメーカーも各塗料で異なりますが、大手だから、中堅だからという違いはありません。
ただ塗装工事は半製品です。 塗料の種類だけで良し悪しが決まるわけではありません。
特に断熱塗装は、塗膜の厚みが命ですから、現場でどんな作業を行うかが大事ですね。 |
2012年5月21日
石材調の模様の塗装 |
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最近の見積もりで、もっとデザインを重視したいというお見積りを頂きました。 |
2012年5月8日
大田区蒲田での断熱塗装 |
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久しぶりの更新です。 |
2012年4月19日
塗装技能検定受験 |
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塗装技能士の検定の申し込みが18日で終了しました。 |
2012年4月5日
強風 |
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おはようございます。 今日はすばらしくよい天気ですね。 家の中でもストーブをつける日が少なくなってきて、だいぶ春っぽくなったなと感じます。
一昨日の強風は台風のようですごかったですね。 自宅はマンション住まいですが、一年を通してめったに外の風が気になることありません。しかし一昨日はゴーッという音がずっと響いていました。
少し前、風で足場が倒れて小さい子が下敷きになるという、とても他人事とは思えない痛ましい事故をニュースで聞きました。 うちの場合も過去に危うく、ということもあったので、今は強風の際は特に気にしています。
台風並みの風が吹く日は、足場のメッシュシートを巻くなどして対策をしておかなければなりません。 特にメッシュシートの場合、当然メッシュですから風が通るようにはなっています。 ところが雨で濡れてしまうと風を一切通さなくなります。 そのため、倒壊などの危険性が高くなるんです。 |
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