
(曽根)カズ kazu
- ■資格・免許
- 国家資格 一級塗装技能士
神奈川県 塗装指導員
- ■プロフィール
- 「笑顔のさわやかな青年」と書いてほしいと本人いわく。
代表・曽根の甥。
川口と竹内以外の下でしか、ほとんど塗装をしたことがないため、手抜きの塗装というものが具体的にイメージできず、業界知識として代表からよく手ほどきを受ける。
なので仕様通りの仕事しかほぼ知らない。
お客さんからは評価以上に可愛がられる一面も。
塗装だけでなく、防水やシーリングもこなす手先の器用な職人。
養生をする際、細部にまで気を遣うことができます。
2014年秋、一級塗装技能士の資格を取得。
そして2015年2月、塗装訓練指導員の資格も取得しました。元々の実力は十分でしたが、これでしっかりとお客様にも安心して、頭として現場を任すことも出来ます。
- ■趣味
- バスケ、DVD観賞、釣り(茨城辺りまで釣りに行くことも)
未だガラケーのかずです。
ちなみに今週の日曜は釣りに行く予定です(笑)
軒裏塗装です。
普通、塗装というものは上から下に塗りますね。
例えば、仕上がった外壁の高さより高いところで塗装すると、外壁が汚れてしまいますよね。
だから、養生は当然するのですが、今回は現場の都合で軒より先に外壁を一回下塗りをしてから軒を塗るような順番にしたのですが、これにはちょっと驚きました。
というのは、普通は軒の塗料が外壁についたら掃除しなければなりません。
だいたい手っ取り早いので、塗料用シンナーとかで拭いて掃除します。
でも今回の外壁の塗料は高意匠サイディングボード用フッ素系外壁保護クリヤーです。
正式名はピュアライド UVプロテクト4Fクリヤー
これまでに、星野職人や竹山職人なども使っていましたが、ご紹介はいていませんでした。
忙しすぎたからです・・(笑)
何を言いたいのかと申しますと、このクリヤーフッ素を塗った後に軒の塗料が付着したとしても、サッと拭けば取れてしまうのです。
通常はカワスキなどで削ったり、シンナー拭きしたり、上からダメ拾いというタッチアップするのですが、この塗料はそれがないのです。
いわゆるフライパンの宣伝のように焦げ付かないアレと同じようなものと思ってしまいました。
ただ最終的には重ね塗りをしますので、一番さ最後は外壁で仕上げるという形になりますけどね。
本日は下塗りどまり。
中々更新できませんが、またお願いします(^-^
これが施工前の状態です。
ちなみにこの画像は昨年の2016年10月23日に撮影したものです。
もう10月の時点で年内の工事はすべて埋まってしまったため、2017年に年をまたいでの塗装になりました。
そして今日ご紹介する画像は見積り担当の菊池が撮影したものもあります、念のため。
お家は柄模様のサイディングです。
ベランダの開口部のところに雨だれが見られます。
これは玄関上の下屋根の部分です。
シールは築11年の割には痛みが少ないように感じました。
ただ今後10年、15年という先のことを考えるとやはり打ち替えがベストなので、そのような見積りを出させていただくことになります。
このような日が当たらない部分はシーリングも軽いひび割れ程度で済んでいるのですが、やはり日が当たっているところはひび割れが進んだでいるところもありました。
ベランダ内の腰壁です。カビが発生しています。
このような太陽が当たらないところはシーリングの傷みが少ないのですが、逆にカビが発生しやすくなります。
ベランダの笠木の上のシールは切れ目が入ってしまっています。
ここは特に構造上雨漏りにつながりやすい場所になる可能性が高いところです。
きっちり古いシーリングを撤去して、肉厚のシール材で処理する必要があります。
こういった柄模様のサイディングは塗装の方法が3つあります。
ひとつはすべて模様がなくなってしまうような一つの色で統一した塗りつぶしの仕上げ方法。
そしてもう一つはクリヤー塗装です。透明な塗料で塗る方法です。
もちろん透明なので柄模様はそのまま活きてきます。
ピカピカと光沢があってきれいな塗装の仕上がりになります。
今回は施主様のご希望もありこの模様を生かしたクリヤー塗装になる予定です。
軒裏と破風の部分ですが非常に傷んでいます。
セメントを圧縮したようなボード系の素材になりますが、これがベニヤなどの木部でしたらもっと痛みが進んでいると思われます。
この部分は大工を入れて交換します。
このお家がどのように変わるか見事蘇らせていきたいと思います。