これが施工前の状態です。
ちなみにこの画像は昨年の2016年10月23日に撮影したものです。
もう10月の時点で年内の工事はすべて埋まってしまったため、2017年に年をまたいでの塗装になりました。
そして今日ご紹介する画像は見積り担当の菊池が撮影したものもあります、念のため。
お家は柄模様のサイディングです。
ベランダの開口部のところに雨だれが見られます。
これは玄関上の下屋根の部分です。
シールは築11年の割には痛みが少ないように感じました。
ただ今後10年、15年という先のことを考えるとやはり打ち替えがベストなので、そのような見積りを出させていただくことになります。
このような日が当たらない部分はシーリングも軽いひび割れ程度で済んでいるのですが、やはり日が当たっているところはひび割れが進んだでいるところもありました。
ベランダ内の腰壁です。カビが発生しています。
このような太陽が当たらないところはシーリングの傷みが少ないのですが、逆にカビが発生しやすくなります。
ベランダの笠木の上のシールは切れ目が入ってしまっています。
ここは特に構造上雨漏りにつながりやすい場所になる可能性が高いところです。
きっちり古いシーリングを撤去して、肉厚のシール材で処理する必要があります。
こういった柄模様のサイディングは塗装の方法が3つあります。
ひとつはすべて模様がなくなってしまうような一つの色で統一した塗りつぶしの仕上げ方法。
そしてもう一つはクリヤー塗装です。透明な塗料で塗る方法です。
もちろん透明なので柄模様はそのまま活きてきます。
ピカピカと光沢があってきれいな塗装の仕上がりになります。
今回は施主様のご希望もありこの模様を生かしたクリヤー塗装になる予定です。
軒裏と破風の部分ですが非常に傷んでいます。
セメントを圧縮したようなボード系の素材になりますが、これがベニヤなどの木部でしたらもっと痛みが進んでいると思われます。
この部分は大工を入れて交換します。
このお家がどのように変わるか見事蘇らせていきたいと思います。
こんにちは。職人の近藤です。
今日は先日のブログに書いた横浜市神奈川区のマンションに来ています。
12月に入り、一層冷え込むようになりましたね。
自分は冬が弱く、寒いのが苦手なんです。
さらに、腰痛、関節痛持ちなので、冬場はロキソニンのお世話になることも・・・
12月の現場では結構、頭の痛い事があります。頭痛持ちではありません。
頭の痛い事はまず当たり前ですが、寒いこと。
それから、結露や霜で塗装面が湿めってしまうと、乾燥するまで塗装が出来ない。
また、夜露が降りるので15時~16時位までしか塗装が出来ない。
そして、塗料が乾きにくいこと。
雪が降ることもあります。
季節的なことなので仕方ありませんが、それぞれ対処しなければなりません。
この現場での塗装は今日で終わりです。
しかし、今日の仕事はこれで終わりではありません。
このあと事務所に戻って、次の現場の準備をします。
年の瀬が押し迫ってきましたが、
年内に終わらせなければならない仕事がたくさんあるんです。
焦らず頑張ります。
日々精進です。ではまた。