The 塗装職人:一級塗装技能士達の職人ブログ

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職人 近藤

近藤 kondo

■資格・免許
国家資格 一級塗装技能士
国家資格 有機溶剤作業主任者
国家資格 二級施工管理技士
神奈川県 塗装指導員
■プロフィール
塗装だけではなく、防水も行える貴重な存在。
とにかく仕事が早くて、仕上がりもきれい。
探究心旺盛で、いい仕事をするための研究を欠かしません。
他の職人も見習うべき要素を秘める職人。

お客様はもとより、家族や友人に褒められるような仕事を目標に、日々、一生懸命頑張ります。
■趣味
柔道(元県大会3位)、カート。
休日はサーキットまで行ってカートに乗車

塗装職人の近藤です。
今日は午前中晴れていたと思ったら、午後は急な激しい雷雨に見舞われ、雹が降ったところもあったとか。
ついにゲリラ豪雨の季節が…なんて思いました。

外仕事はどうしても天気に左右されがちです。雨で作業を中断せざるを得ないこともしばしば…。
実は、雨が降っていなくても作業ができないという状況があるのをご存知ですか。


「見えない敵」…それは、「湿度」なんです。

塗料の乾燥には水分が密接に関係しています。メーカーから塗料それぞれに塗装を避けるべき湿度が定められているくらいです。
なので自分はいつも湿度計を持ち歩いて、「見えない敵」と戦っています。
ちなみに、塗装を避けるべき温度も塗料ごとに決められているのですが、温度計機能もついているので心強い味方です。

なんだか仕事の話っぽくなっちゃいましたね。
日々精進。ではまた。

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塗装職人の近藤です。
ここのところ4月だというのに、夏日が続いてビックリですね。
作業中、少し動いただけでも汗だくになり、水分補給が欠かせません。

さて、先週末は2月に続いて、自分の現場で一日塗装体験が開催されました。
現場は横浜市戸塚区にある新興住宅地です。今回の参加は施主のM様ご夫婦と10歳の甥っ子くんです。


ご主人は子供時代に父親と自宅屋根の塗装の経験をしたことがあるということですが、本格的な塗装は始めて。奥さまと甥っ子くんは初めての体験です。
みなさんには玄関横のサイディングの外壁の下塗りをしてもらいました。
最初に使用する下塗り用の「サーモアイウォール」という塗料の説明をしてから、実際に壁を塗ってお手本を示しました。
そして、実践です。一番最初に甥っ子くんを指名すると、いきなり逃げ腰。ご主人が笑いながら「なんで逃げるんだ?一番に経験させたいんだ」と言っても、「なんで?なんで?」と笑いながら逃げてしまうので、ご主人が最初に体験。ローラーを軽やかに動かして楽しそうに塗っていただきました。

それに触発されてか、甥っ子くんが続きました。ローラーに塗料を付けたあと、塗る範囲と塗り方を教えました。甥っ子くんはちょっと緊張気味で腕に力が入っていましたが、未知の体験を楽しんでくれた感じです。

3番手の奥さまは「力の加減が難しい」と言いながらも、ローラーの動きをいろいろと試していただき、塗装の面白さを発見していただいた様子。
そして、「10年後まで(次の体験が)無いからと」ともう一度、甥っ子くんが挑戦。今度は落ち着いて、きれいに塗れました。


作業後に報奨を贈呈したあとに、みなさまのご感想をお聞きしました。
ご主人は「楽しく塗装出来ました。機会があれば、またやりたいです。」、奥さまは「貴重な体験が出来て良かったです。ありがとうございました。」、甥っ子くんは「難しくて、楽しかったです。」でした。

最後に全員で記念写真を撮影して、塗装体験は終了。
今回は下塗り用の塗料で塗るのが難しかったと思いますが、みなさん上手に出来て良かったです。自分も勉強になりました。お疲れさまでした。

今回の塗装体験はYoutubeでご覧になれます。

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