目指すは、お客様満足度地域ナンバーワンの塗装会社。
優れた技術や知識はもちろん、お客様へは職人の誠実な人柄をしっかりお伝えし、安心して仕事を任せていただけるよう心がけています。
2020年9月10日
家の点検時期と手遅れのバルコニー |
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見積もり担当の岩淵です。 9月に入り大分暑さも落ち着いて参りましたが、いよいよ台風の季節。 みなさま、雨染み、クラック、剥がれなど…ご自宅で気になっている箇所はございませんか? 是非とも台風が本格化する前に、気になる箇所がある方は点検をおすすめ致します。
先日現調に行った帰りに、こちらのお宅の前を通りかかりました。 玄関の真上部分にあたる天井、軒天の一部分が落ちていて、バルコニー床下の内部が丸見えになっています。 よく見ると、中の木部はかなり腐っているので、補修をするにも大工を入れて、防水工事を入れて…とかなり大掛かりな工事になりそうです。 こちらのお宅はバルコニーの床施工がモルタルになっているのですが、現在ではほぼバルコニーの床には使わない材料です。 昭和60年代~平成の初めごろまでは、バルコニーの施工を安くあげるためにモルタルが使用されていたのですが、雨水が染みやすく防水効果がないため、現在はウレタンなどが主流となっています。(外壁用としては、防水処理を施し今でも使用されています) とはいえ、ここまで水がバルコニーの下に染み込み、木部を腐らせたということは、もしかするとモルタルに防水処理をしていなかったり、モルタルの下に防水シートを入れていなかったりなどの施工の不具合があったのかもしれませんし、または地震や台風などでモルタル部分にヒビが入り、そこから雨水が長い時間かけて入り込んでいたのかもしれません。 どちらにせよ、バルコニーの床内部(水が浸入してはいけない部分)に、水が入りこみ、出口をなくした水が中に溜まり、乾燥しなかったことで木部を腐らせ、さらには溜まり続けた水の重みでこうして軒天が抜けることとなってしまったのでしょう。 もしも軒天に雨漏りのサインである「染み」が出た時にチェックし、メンテナンスをしていたら、ここまでのことにはならなかったかもしれません。
家というのは、本当に点検時期の難しい財産です。 車であれば車検があるので、定期的に検査しますが、家は建てたら最後…検査はありません。 数千万円もだして買う、人生で最も大きな買い物なのに、点検をしない。 よく考えたら、不思議な話ですよね。
アンティーク家具というものがありますが、あれは昔のものを放置し年数がたったからといってアンティーク家具になるわけではありません。 家具をよく手入れし適切な補修をしているからこそ、家具が長持ちし磨き抜かれた艶や重厚感がでるのです。 いくら最高の木で作った家具だとしても、メンテナンスをしなければ古い家具はただのガラクタとなります。
家も同じです。 適切な時期にメンテナンスし、少しでも異常を感じたら点検をする。 そうすることで家を長持ちさせ、財産を守ることができます。
でも残念ながらほとんどの人は、メンテナンスへの優先順位が低いのです。 例えばここに20万円の現金があるとします。この20万円を自由に使っていい…と言われた時に、旅行などを思い浮かべる人はいても、家のメンテナンスを思い浮かべる人はほとんどいないでしょう。 これが現実なのです。
また、これはなかなかお客様ご自身で知ることは難しいのですが、昔使っていた建材でも今は不具合が起こるなどの理由から、ほとんど使用されてないという建材があります。 代表的なものとしては、「アスベスト」などが有名でしょう。 今や「アスベスト」は人間の体に害を及ぼす材料と知られていますが、昭和50年9月に吹き付けアスベストの使用が禁止されてからも、石綿などに混合させて使用されていました。 ただ、それも平成16年に石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止、平成18年には同基準が0.1%以上へと改定され、現在では建材としての製造は基本的には禁止されています。 でもほんの15年前までは、石綿の中に1%以内のアスベストが含まれたままだったのです。 つまり、現在でも古いビルであれば、こうしたアスベストを1%含んだ石綿が使われている建物があるということです。
こちらのお宅の、バルコニーの床面に使われているモルタルも同じです。 モルタルは材料としては、人体に危険な影響がでるなどというわけではありませんが、雨がしみ込みやすい材料であるにもかかわらず、平成の初めごろまで安価であるという理由から、バルコニーの床を施工する際に使用されていました。今では、あまり考えられない施工です。 他にも一昔前は「固い・安い」という理由だけで鉄材がベランダや、外階段などに多く使われていました。でも、鉄はご存じのように水に濡れると錆びます。ですので、ベランダに使えば錆びが原因で底が抜けたり、柵が落ちたり、階段の場合も踏板が抜けたり……。この令和の時代にこんな危険な鉄製のベランダや階段を、新築工事の際に選ぶ人はほとんどいません。
こうした不具合を起こすであろう建材を使って建てられた家でも、点検をしていれば、それらを見つけだし補強や補修をしたり、施工しなおしたりすることができます。
さらにもう一つ点検が必要な理由として、家は人間の体と一緒で年を取るということです。 建てたばかりのころは何も症状がなくても、年数を重ねれば何かしらの不具合がでます。 だからこそ、ある程度年数を重ねた家には点検が必要といえるのです。
少しでも、家に異変を感じたら。お近くの工務店や、家を建ててもらった大工さんでも構いません。 一声かけて、点検してもらって下さい。
もちろん、弊社も無料で点検することもできます。 防水の施工などもしておりますので、防水を施さなければならない箇所の点検や雨漏り箇所の点検もお任せください。
家の傷みは、虫歯と同じです。 一度傷んでしまったら、自己治癒することなく傷みが進行し続けます。 せっかくの夢のマイホームを維持するためにも、傷みを最小限で食い止めるために、メンテナンスをしましょう。
バルコニー防水の参考動画です。 |
2020年8月20日
主導権は奥様 家の色変え |
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営業・見積もり担当の岩淵です。 先日、家の塗り替えのご依頼を頂きました。 よくあることなのですが、元の壁色を変えることが出来ないと思い込まれている方がいらっしゃいます。 今回のお客様もやはり壁色の色変えが出来ないと思われていて、私の方で色変えの提案をさせて頂きましたところ、大変驚かれていました。 何度か私のブログでも取り上げさせて頂いておりますが、壁色は元の色と全く違う色にすることが可能です。 新築時でないと、自由な色を選ぶのは難しいのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。 色変えが出来ることで、お客様にも塗り替えに興味を持っていただけ、途中からは旦那様が「色については奥様にまかせる」とおっしゃって、奥様を中心にお打合せをさせて頂きました。 色見本帳を奥様にご覧になって頂いたところ、奥様の目に留まったのが今回1階部分に塗らせて頂きました黄色でした。 「ちょっと派手かしら…」 と気にされていましたが、壁の塗り色をツートンカラーにすることで派手過ぎずおしゃれな印象にすることができる旨をお伝えさせて頂いたところ、今回はツートンカラーで塗ることに。 ツートンカラーの際は、屋根と1階と2階の間にある帯板をどのような色にするかによって、印象が変わりますので、今回は色を引き締めるためにも、こげ茶色をご提案させて頂きました。 実際仕上がると、こげ茶がアクセントとなったとても明るい外壁になりました。 お客様にも「色を変えたら家が明るくなって、とても可愛らしくなった。自分が思ったよりも綺麗になって驚いた」と非常に喜んで頂け、離れて暮らしてらっしゃる娘さんへも完成した外壁の写真を送ったところ、「すごくいい」とおっしゃって頂けたそうです。 家の外壁は、意外にご近所の方からも注目されています。 外壁のセンスがいいというだけで、住んでらっしゃる方へご近所の方が持つ印象が変わることもあるくらいです。 もちろん、外壁塗装を業者に依頼することですべての外壁がセンスよく仕上がるわけではありません。中にはセンスがイマイチな業者もいますし、在庫を抱えている塗料を早く消化したくて、無理やり決まった色をお勧めしてくる業者もいます。 でも、きちんとお客様に寄り添い、お客様の想いを具現化できる業者であれば、色変えで家の印象が変わることは間違いなしです。
外壁の塗り替えをご依頼されるお客様の中には、「家のメンテナンス」の一部として作業的にご依頼くださる方もいらっしゃいます。 でも、せっかく大金をかけて塗り替えをされるのですから、私としてはお客様が帰宅する時に嬉しくなるような家になれば…といつも思うのです。 美容院に行って、いつも同じ髪型にしていますと、「髪の毛を切る」ということがただの作業でしかなくなりますが、ちょっと冒険してみるだけで俄然おしゃれになりわくわくしますよね。 外壁塗装の色変えは、それと同じことだと思うのです。 外壁塗装も、お客様の家の立地や環境に合わせて是非楽しんで頂ければと思います。
と、ここまで色についてお話いたしましたが、実はこちらのお宅の屋根色は外壁のコーディネートとは全く関係ないものにしました。 屋根がいわゆる「陸屋根」と呼ばれるもので、通常の屋根ように斜面タイプの屋根ではなく、屋根の上部分がまっ平になっています。平らな屋根上にはソーラーパネルが並べてありました。 よくソーラーパネルがあると、屋根塗装ができないと思われている方がいらっしゃるのですが、ソーラーパネルがあっても屋根上の塗装をすることはできます。 塗料がつかないように養生をさせて頂くのですが、パネル全体を包み込むのではなく、金物周りや塗料と接触があるところだけ養生し、塗装工事中もソーラーパネルの稼働ができるようにするのです。
しかも今回のお宅は、屋根上が周囲からは全く見えないので、遮熱塗料で遮熱効果の高い薄い水色を塗らせて頂きました。 遮熱塗料は色が白に近いほど遮熱効果が発揮されるため、塗装のプロとしては薄い色をおすすめしたいのですが、色の配置としては屋根には濃い色を持ってくることが多いため、通常の屋根ではここまで遮熱効果のあるタイプの色を選ぶことは難しいのです。
でも今回は、いわゆる屋根色に当たるパラペット(陸屋根の周りをぐるりと囲む帯のような部分)には、こげ茶を塗装し、家の真上にあたる屋根上には遮熱塗料で仕上げさせて頂くことができました。 デザインも優先しつつ、機能も優先することができ、非常によい仕上がりとなったので私としても嬉しかったです。 今回ご紹介した中に、塗装をする際にガラリと色変えができることや、ソーラーパネルのある屋根でも塗装ができることなど、思い込みからお客様があきらめていらっしゃることを2点ほどご紹介させて頂いたのですが、他にもこうした思い込みからお客様があきらめていらっしゃることはいろいろあります。 例えば今では少なくなった木の玄関ドアなども、ドアの木を持たせるためには塗装すると良いのですが、玄関だけの塗装では業者に塗ってもらえないのではないかと思い、ご依頼を迷っていらっしゃるお客様も。 結果から申し上げますと、玄関ドアのみのご依頼をお受けできます。
どんな些細なことでも構いません。気軽にお問い合わせいただければ、塗れるもの塗れないものなどの質問だけでも、常にお答えします。 悩んで諦めてしまう前に、お気軽にご相談下さい。 今回の外壁塗装のように お客様がどういう風にしたいのかということを大切にしつつお客様自身が満足するのと同時に、ご近所から見ても評判のいい家になるよう、これからもお客様の理想に寄り添いたいと思います。
アパートですが塗装で色がガラッと変身した動画です。 |
2020年7月27日
色変えでガラッと雰囲気を変える アパートの外壁塗装 |
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営業・見積もり担当の岩淵です。 先日知り合いの不動産屋さんに、「塗装のことで悩んでいるアパートのオーナーさんがおられるので、相談に乗ってもらえませんか?」とお声がけ頂きました。 二つ返事でお引き受けして、オーナー様のところへ。 お話を伺ってみると前回の塗装から14年が経ち、色を変えたいと考えていらっしゃるとのことでした。 水色に塗装されたアパートは、築年数が20年超えていることもあり、よく見るといろいろ傷んでいる箇所が。階段に至っては、前回の塗装では何もしなかったそうなので、大分傷んでいます。 私が施主様に応対する時に、心がけていることがあります。
それは「考えの押しつけをしない」ということです。 あくまでも、施主様の思っているところをくみ取りながら、相談に乗りご提案をします。
今回施主である、オーナー様のご希望は二点。 ・目立つ色にしたい ・他の建物に埋没しないようにしたい 「目立つ色」というワードを聞くと「=どぎつい色」と思われる方が多いのですが、実は「目立つ色」と「どぎつい色」はイコールではありません。 どぎつい色の外壁用塗料は、使い方によっては建物に安っぽい印象を与えますし、例え薄い色だとしても、あまり使われていない色や配色であれば十分「目立つ色」となるのです。 そこで、様々な塗料の色を見本帳でご覧になって頂き、オーナー様の目に留まったのが今回塗装した薄い紫色でした。 「紫だとダメかな~」とおっしゃったので「帯や鉄部、雨樋などに白で差し色をすれば素敵な外壁になると思いますよ」とお伝えし、さらに私から1点ご提案を。 前回の塗装業者は、軒下も外壁と同じ水色に塗っていらしたのですが、今回は軒下を差し色の白で塗らせて頂きたい旨をご提案させて頂きました。 実は軒下の色というは、塗り色次第で建物の表情を大きく変えます。 例えるならば、お化粧を想定して頂くと分かりやすいかもしれません。お化粧の場合、アイライン1本で顔の見え方がガラッと変わったりしますよね。塗装もそれと同じで、ちょっとした差し色の入れ方で家の見栄えが大きく変わるのです。 軒下の塗り分けは、養生などを余分にしなければならないので、正直手間が増える作業ですが、この軒下を白にすることで濃い色の重さが無くなり、外壁の印象が変わります。 今回の紫は、チャレンジするには勇気がいる色ですが、帯や鉄部、そして軒下に白色でコントラストをつけることで、色としては目立ちながらも重くならない外壁にすることが可能です。 また、前回の塗装では手を入れなかった階段に、私のブログでもご紹介しました「長尺シート」もご提案させて頂き、張りこむことに。 階段部分も綺麗になり、完工後はオーナー様にも非常に喜んで頂けました。 (写真は工事前と工事後の鉄階段) こうしたアパートの外壁塗装の場合、いつも以上に気を遣うのは、入居者様への工事のお知らせです。 近隣の方へは、戸建ての外壁塗装と同じく工事前にはご挨拶をさせて頂くのですが、アパートの場合は、住人の方へも一戸一戸ご挨拶をさせて頂きます。 近隣の方とは違い、外壁塗装する建物に工事中も住んでいらっしゃるので、工事のお知らせが届かなければ大変なことになってしまいます。 ですので、一戸ごとにご挨拶に伺い、さらにはポストへもお知らせを配布させて頂き、入口の目立つところへ工事の日程表などを掲示させて頂きました。 塗装工事中は、ベランダに洗濯ものなどが干せません。ベランダに物が置いてある場合は、移動をお願いすることもあります。 また2週間は足場が組まれ、シートで建物が覆われた状態となりますので、工事をする際はきちんと住民の皆様に工事の内容を周知することが、何よりも必要と言えます。 オーナー様も、一番避けたいのは住民の方とのトラブルです。
アパートの塗装は、通常の戸建てよりも職人の人数を増やして行うのですが、その最も大きな理由としては、足場などを組まれた状態で生活するのは2週間が限度というのがあります。 今回は職人の竹山を中心に、3人の職人で外壁と屋根の塗装をさせて頂くことに。 アパートの周りにある自転車などは移動させて頂いたり、カバーをかけさせて頂いたり、塗料がつかないように職人としても気を付けましたが、何よりも住んでいらっしゃる住人の方々に快くご協力を頂けたので、スムーズに作業を進めることができました。 できるだけ、住んでいらっしゃる方にご不便をかけないように、朝は人の出入りが収まった9時、10時くらいから工事を始め、夕方には終了。
階段の長尺シートはプライマー(接着剤)を塗っている時だけは通行ができないことはありましたが、長尺シートは張り込みさえ済めばすぐにでも上を歩くことができるので、大きなご不便をお掛けすることなく工事が出来ました。 このような施工の早さも、長尺シートの大きな利点と言えるでしょう。 (写真は工事前と工事後のアパート廊下) 作業開始から2週間で完工し、住人の方からも「こんなにきれいになるとは思わなかった」と声をかけて頂き、本当にオーナー様だけでなく、みなさまに喜んで頂ける外壁塗装をすることができたのだと思います。 しかも、しばらく空室だったお部屋が塗り替え後すぐに入居者の方が決まったとのご報告も。不動産屋さんからもお褒めの言葉を頂き、ご期待に応えることができホッとしました。 これからも、「塗ればいい外壁塗装」ではなく「塗って良かった外壁塗装」を目指して様々なお客様にお会いできればと思います。
別のアパートですが、塗装の動画です。ご参考までに。 |